野口内科 BLOG

  野口内科は鹿児島市武岡に開業して46年を迎えました。
  当ブログでは、当院からのお知らせ、医療・健康に関する情報の他に、近隣の話題、音楽・本のこと等を綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:00 (金曜は〜18:30)
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
    院長   野口 仁

         ▶▶▶ アクセスMAP
         ▶▶▶ バス路線図

ちゅうしゃ例年10月からインフルエンザワクチンの接種を始めています。
今日の鹿児島市の最高気温の予想は30℃になっているなど、今年は季節外れの暑さが続いているせいか、皆さんの出足が遅いようです。
しかし、既にインフルエンザの発生の報告がちらほらと聞こえ始めています。

さて、昨年からワクチンがこれまでの3価から4価になり、ワクチンの納入価も上がっています。
当院では、ワクチン接種を希望される方々のご負担を極力増やさないように様々な工夫を凝らし、昨年と同じ料金に据え置いています。

一昨年との比較になりますが・・
 ● 小児の2回目の接種での割引幅を増やし、2回分で500円の負担増に抑えました。
 
● 受験生割引は従来通り行ないます。
 
● 成人向けの割引を新設しました。対象年齢や価格など詳しくはお問い合わせ下さい。

極力ご予約を入れていただくようにお願いしますね。

 ● 薬の説明書のイラスト 245 ●


私が小さい頃、ペットとして売られている小鳥といえば、セキセキインコかジュウシマツか文鳥くらい。
ちょっと大きめだと九官鳥でしたか。
手乗り文鳥や人まねをする九官鳥には少しあこがれを感じていましたが、飼うことになったのはセキセイインコ。
なぜか家のベランダに留まっていたのです。
どこかの家で飼われていたものが抜け出したのでしょうが、逃げることなくあっさり捕まえることができたので、そのままわが家の一員になったのでした。

10月24日は「手に幸せ」の語呂合わせで文鳥の日なんだそうです。
当院の薬の説明書、17日からの
イラストは文鳥です。


ブンチョー

スパーク【診察室のBGM 126】


全米ビルボードジャズチャート、初登場1位となった 上原ひろみ の最新アルバム「SPARK」
素晴らしい出来栄えですね。
複雑なリズムやメロディなのに、トリオを組む
アンソニー・ジャクソンサイモン・フィリップスと縦がぴったり。
尽きることのないパワーにも圧倒されてしまいます。
12月には鹿児島でもライブがあるようですが、アンソニー・ジャクソンにドクターストップがかかっていて来られないのはとても残念です。

このアルバムからは
「Wake Up And Dream」をというピアノソロを診察室のBGMに使っています。
静謐でいて煌めいていて、ついうっとりとするピアノの音色。
他の作品とは全く異なる趣のこの曲にも彼女の魅力が満載です。

八幡黎明館で行なわれている「八幡神の遺宝」に出掛けました。
とても地味な企画展なのですが、神戸在住時代は多井畑厄除八幡宮の近くに住んでいたこともあり、私は興味津々で展示物を見て回りました。
南九州の八幡信仰を知るいい機会でした。

展示物の中で特に興味を引いたのが「牛玉宝印 ( ごおうほういん) 」というもの。
牛黄 ( ごおう )  というのは牛の胆石のことで、日本医薬方にも収載されている生薬。
牛黄のことは知っていましたが、これとは別に牛玉 ( ごおう ) という牛の胃石も薬として重宝されていたようですね。
この牛黄を朱印の印色としたことに由来するというのが牛玉宝印なんだそうで、本来は戸口に貼ったり病人の枕元に貼ったり柳の枝に挟んで苗代の水口に立てたりと、降魔・除災のお守りとしたそうです。

江戸末期に麻疹が流行した時にも、
鍾馗 ( しょうき ) という神を描いた「はしか絵」を貼っておくと麻疹が軽くなるとされていました。
医学が発達して神頼みをしなくてもいい時代になりましたが、昔の人がいかに病と対峙していたかを知ることも大切ですね。

 ★ 診察室のデスクトップ 58 ★


花を被写体にする機会が多く、中でもコスモスはたくさん撮っています。
特別好きだというわけではなく、いつも満足した写真が撮れないからなのです。
デジカメを持ち始めた頃は適当に撮って悦に入っていたのに、以前と似たような構図にならないようにと試行錯誤が始まり、やがてどういう風に切り取っていいのかわからなくなり‥。
ちょっとした風にもゆらゆらと揺れるし、それが収まるのを待っているうちに私の気持ちにゆらゆらと迷いが生じてくることも。
結局、納得したものが撮れず、挑戦を繰り返しているのです。

一番よく使っているカメラはフジのミラーレスなのですが、その描写力のすばらしさのゆえなのか、モノクロで撮る機会が増えました。
今回の診察室のデスクトップ画像に選んだコスモスの写真は、まさにそのモノクロ。
色を排することで花びらの筋や重なりでできる影が強調されて新鮮に感じます。
花の裏にいる小さな虫の脚の一つ一つもきれいに写っています。
決して合点がいく仕上がりではないのですが、たまにはモノクロもいいかなと思い選んでみました。
それにEIZOの液晶モニターはモノクロ画像に最適ですね。

ちなみにコスモスは「診察室のデスクトップ 15」でも使った素材です。


白黒コスモス



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