野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡にある野口内科です。
  医療に関することはもちろん、近隣の話題や音楽・本のことなどについて綴ってまいります。
    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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インフルエンザの予防接種は10月より開始する予定ですが、既に流行の兆しが見えます。十分に気をつけてください。

dib_uw6t.gif本日、当診療所で経鼻内視鏡を正式に購入いたしました。
今後は内視鏡検査を受けていただく際、
経鼻か経口かを選んでいただくことが可能です。

経口内視鏡の検査で苦しい思いをされた経験のある方、
そういう話を聞いて内視鏡検査をためらわれていた方などにお勧めします。

鼻出血が稀にあること、鼻の奥が狭くて内視鏡が通らない場合もあることはご了承下さい。

経鼻内視鏡は
月・木・金の午前中で受けていただけます。
第 3土曜日、そしてご希望があれば土曜日の午後も検査可能です。


          □ 過去の関連記事  自分で内視鏡をやってみました


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vn67qdjl.gif年明け早々に大学の同級生が鹿大の教授に赴任することが決まり、今からとても楽しみにしています。
実は、今年に入ってから同級生がたて続けに各地の大学の教授に就任しています。

最初にG大の教授となった先生が研究しているのが、脊髄小脳変性症の遺伝子治療。
この病気は遺伝性で、歩行時のふらつきに始まり最終的に寝たきりとなるのをただ手をこまねいて見守るしかないのが現状です。

しかし、90年代に原因となる遺伝子がわかった結果、治療の道筋が見えてきました。
遺伝子の塩基配列の一部に「CAGCAGCAGCAG・・・」と「CAG」の異常に長い繰り返しが見つかったのです。この繰り返し数が長いほど症状が重くなることも知られています。

他にもいくつかの遺伝性神経疾患でこの繰り返しが見つかっており、まとめて「CAGリピート病」とも呼ばれるようになってきました。
この中の病気の一つには何と前立腺がんの治療薬が有効であることがわかり、現在臨床治験中です。この疾患に苦しむ患者さんを救える日も近いでしょう。
同級生の研究が脊髄小脳変性症の患者さんの福音となることを期待します。

「CAG」の繰り返しからはポリグルタミンという物質が合成されます。
似たような名前でポリグルタミン酸という物質があります。酸がつくかつかないかで全くの別物ですが、このポリグルタミン酸は納豆のネバネバのもとです。
納豆といえばビタミンKですね。
少し強引な話題の持っていき方ですが、次の折、このビタミンKの意外な効果について書いてみます。

                                        続きはこちら


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b59t0qno.gif【診察室のBGM 3】


ベット・ミドラーの主演した映画のタイトルでもあり、かつ映画中で唄われる「The Rose」。数多くのアーティストにカバーされた名曲で、ご存知の方も多いと思います。

溝口肇 のアルバム「Angel」では、その冒頭を飾っています。
この曲は歌詞がとても秀逸なのですが、チェロのソロで情感たっぷりに奏で上げ、
本来この曲の持つ意味以上の魅力が引き出されているのではないでしょうか。
「The Rose」、ここに極まれり、と言っても過言ではありません。
ちなみに、日産のCMにも使用されていました。

溝口肇は 20年来聴いているお気に入りのアーティストで、診察室用には25曲ほど選んであります。

最近、子供に付き合ってディズニーチャンネルを見ていたら、ベット・ミドラーが魔女役で出ていました。
とてもはまり役。時代の流れを感じます。





  → 「Angel」
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b5ro1i_c.gif ◆ 診療所ライブラリー 4 ◆


介護の有無に関わらず、親と一緒に生活していらっしゃるご家庭、多いと思います。
そんな中、どうも上手な親子関係が築き上げられていないと感じておられている方に、ヒントになることがこの本の中に見つけられたら幸いです。

親が頑固になったと感じるのは、親に対する偏見や無理解が原因とか、
「もう年だから」と考えるのもそもそも偏見で、それが対立の原因になるとか、
ふむふむと思いながら読み進めていけば、
それぞれのご家庭での親子間の最適な距離のとり方が見えてくるかも知れません。

当診療所の書籍貸出しを遠慮なくご活用下さい。


( 新しい本の購入のために..ご協力をお願いします )  → 老人の「複雑な思い」をわかってあげる本

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vt2b48_v.gif漢方薬、防風通聖散を服用し続けているスタッフ 2名の経過です。

順調に体重が落ちてきている一人は最初からおよそ 6kg 減ったようです。
薬を飲む以外、日常生活で特に変わったことはしていないとのことで、
薬がよく効いた1例かと思います。

もう一人はそもそも便秘の解消が目的でしたし、
最近、まじめに薬は飲まず、食欲の秋を満喫している様子です。

2週間ごとに減量日記を書いてきましたが、
開始より 3ヶ月が経ち、ある程度成果が見えてきましたので、
今後は不定期にレポートさせていただこうと思います。


         □ 関連記事  スタッフの減量日記 その5その7


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2_k1tmx9.gif今回のテーマは「人工イクラと胃薬」、「アルギン酸塩の話の続き」、「傷は消毒しない」の続きとして読んでください。

唾液の中には上皮成長因子 (EGF) が含まれています。名前からも推測される通り、
体の表面を覆う細胞である上皮の細胞の増殖を促す働きがあります。
皆さんの経験上、口の中の傷は皮膚の傷に比べると早く治る気がしませんか。
実はこの EGF の働きによるところが大きいのです。

ここから先は私見です。
動物の餌のとり方を考えてみましょう。
人間が口にする食べ物と違い、地面に落ちていて砂の着いたものを食べたり、舌をからめて草をむしり取ったり、
木の幹を噛み砕いたり骨を砕いたり・・・。
口の中あるいは食道などが常に傷つきやすい状況にあります。
そして野生に生きる動物には、いつでも次の食べ物にありつける保証はありません。
そんな中、せっかくの食べ物を目の前にした時に口の中の傷がなかなか治らずに痛くて食べられないとあれば、
生命の維持に大きく影響します。
唾液に EGF が含まれ、口の中の傷が早く治ることはとても理にかなったことだと私は思います。

そしてもう一つ。
動物が傷を舐めている光景を見たことがあると思います。
これまでの医学の常識なら、口の中の雑菌を傷にこすりつけていいことはない、となるでしょう。
しかし傷を舐めることでまず第一に、傷口に付いた汚れを落としている。
第二に唾液中の EGF で細胞の増殖を促している。
こう考えると全くばかげた行動ではなく、自然に備わった傷を癒す手段だと考えます。
ちなみに、唾液中には免疫グロプリンも含まれますし、
口腔内雑菌に傷を化膿させるほどの強いものが含まれていることも希でしょう。
「傷は消毒しない」の項で述べたことが一番の方法と考えますが、
応急処置のままならない状況下であればとりあえず、傷を舐めること、間違いではありません。

幼い頃、転んで傷を作った時、両親や祖父母につばを付けてもらった経験のある方、
愛情たっぷりの行為に感謝しなくてはいけません。


         □ 関連記事  EGFに関するこんな商品が出回っているようですが・・・


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 ● 薬の説明書のイラスト 6 ●


薬の説明書のイラスト、1日早いのですが、明日から11月のものに変更します。
選んだのはもちろん七五三です。
今年も300日以上が過ぎ去っていきましたが、日中の暖かさで七五三の時期であることを実感出来ませんね。

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fjcgolho.gif【診察室のBGM 2】


1987年まで活動していた Carioca が、1984年に発表した「Pale Moon」のオープニングを飾る曲です。
佐藤正美のアコースティックギターと今は亡き乾裕樹のピアノが何とも心地よく響きます。

当時はまだLPの時代で、水墨画のようなレコードジャケットには見飽きることがありませんでした。これは加納典明の手によるもので、彼の映像とのコラボでレーザーディスクも売られていました。
アルバム全体が美しい癒しのサウンドばかりです。
最近、iTunes storeでも扱われるようになり、購入して懐かしく何度も聴いています。

佐藤正美はその後ソロで、乾裕樹はおかあさんといっしょやアニメの音楽などで活躍。
(「パンダうさぎコアラ」などご存知ではないでしょうか)
手持ちのCariocaの作品からはこの曲も含めて8曲を選んで診察室で流しています。





  → 「PALE MOON」
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