野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡にある野口内科です。
  医療に関することはもちろん、近隣の話題や音楽・本のことなどについて綴ってまいります。
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         午後 14:30〜18:30
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    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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11月30日より再開していたインフルエンザ予防接種の予約を、12月1日より再び中断しました。

過去のお勧め記事 → ほらね、やっぱり

2_k1tmx9.gif今回のテーマは「人工イクラと胃薬」、「アルギン酸塩の話の続き」、「傷は消毒しない」の続きとして読んでください。

唾液の中には上皮成長因子 (EGF) が含まれています。名前からも推測される通り、
体の表面を覆う細胞である上皮の細胞の増殖を促す働きがあります。
皆さんの経験上、口の中の傷は皮膚の傷に比べると早く治る気がしませんか。
実はこの EGF の働きによるところが大きいのです。

ここから先は私見です。
動物の餌のとり方を考えてみましょう。
人間が口にする食べ物と違い、地面に落ちていて砂の着いたものを食べたり、舌をからめて草をむしり取ったり、
木の幹を噛み砕いたり骨を砕いたり・・・。
口の中あるいは食道などが常に傷つきやすい状況にあります。
そして野生に生きる動物には、いつでも次の食べ物にありつける保証はありません。
そんな中、せっかくの食べ物を目の前にした時に口の中の傷がなかなか治らずに痛くて食べられないとあれば、
生命の維持に大きく影響します。
唾液に EGF が含まれ、口の中の傷が早く治ることはとても理にかなったことだと私は思います。

そしてもう一つ。
動物が傷を舐めている光景を見たことがあると思います。
これまでの医学の常識なら、口の中の雑菌を傷にこすりつけていいことはない、となるでしょう。
しかし傷を舐めることでまず第一に、傷口に付いた汚れを落としている。
第二に唾液中の EGF で細胞の増殖を促している。
こう考えると全くばかげた行動ではなく、自然に備わった傷を癒す手段だと考えます。
ちなみに、唾液中には免疫グロプリンも含まれますし、
口腔内雑菌に傷を化膿させるほどの強いものが含まれていることも希でしょう。
「傷は消毒しない」の項で述べたことが一番の方法と考えますが、
応急処置のままならない状況下であればとりあえず、傷を舐めること、間違いではありません。

幼い頃、転んで傷を作った時、両親や祖父母につばを付けてもらった経験のある方、
愛情たっぷりの行為に感謝しなくてはいけません。


         □ 関連記事  EGFに関するこんな商品が出回っているようですが・・・


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 ● 薬の説明書のイラスト 6 ●


薬の説明書のイラスト、1日早いのですが、明日から11月のものに変更します。
選んだのはもちろん七五三です。
今年も300日以上が過ぎ去っていきましたが、日中の暖かさで七五三の時期であることを実感出来ませんね。

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fjcgolho.gif【診察室のBGM 2】


1987年まで活動していた Carioca が、1984年に発表した「Pale Moon」のオープニングを飾る曲です。
佐藤正美のアコースティックギターと今は亡き乾裕樹のピアノが何とも心地よく響きます。

当時はまだLPの時代で、水墨画のようなレコードジャケットには見飽きることがありませんでした。これは加納典明の手によるもので、彼の映像とのコラボでレーザーディスクも売られていました。
アルバム全体が美しい癒しのサウンドばかりです。
最近、iTunes storeでも扱われるようになり、購入して懐かしく何度も聴いています。

佐藤正美はその後ソロで、乾裕樹はおかあさんといっしょやアニメの音楽などで活躍。
(「パンダうさぎコアラ」などご存知ではないでしょうか)
手持ちのCariocaの作品からはこの曲も含めて8曲を選んで診察室で流しています。





  → 「PALE MOON」
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sa4x2pmb.gif ◆ 診療所ライブラリー 3 ◆


つい手に取って開きたくなるタイトル。
貸出し可能な書籍の紹介、第三弾です。

実は当診療所でも、この本に書かれていることをいくつか応用させてもらっていて大変重宝している本です。
ハーブや松の葉、木酢など自然の物を利用した消臭法、臭い自体を発生させない工夫など、
ちょっとした身近な工夫で出来ることが紹介されています。
実際にご自宅で介護をなさっている方々には大いに参考になることと思います。

27日からは読書週間当院の書籍貸出しを是非御利用下さい。>



( 新しい本の購入のために..ご協力をお願いします )  → イラスト版 介護・臭いで困っていませんか (健康ライブラリー)

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vyhqnrxm.gif【診察室のBGM 1】


今回から、診察室のBGMに選んだ曲を紹介していきます。
手始めに紹介するのは Jane Monheit の1曲です。

透明感のある優しい伸びやかな声。癒しにはぴったりだと思います。
アルバム「Taking a Chance on Love」は、数々のミュージカル作品をその魅力ある歌声で聴かせてくれます。彼女の声を遺憾なく引き出すアレンジも見事。
「Over the Rainbow」は控えめなオーケストラが彼女の魅力を際立たせています。
このアルバムからは他に5曲をチョイスしました。

また「Over the Rainbow」は村治佳織の作品も選んであります。柔らかでいてなおかつ表現豊かな彼女のギターにうっとりさせられます。
最近では、UA X 菊地成孔の「Over the Rainbow」も強烈な印象を残してくれました。








  → 「Taking a Chance on Love」
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gpkt8u6l.gif以前から診察室でBGMは流せないかとあれこれ思案していましたが、その環境がようやく整いました。23日より開始します。

音楽自体は1年ほど前から準備していましたが、診察室にスピーカーをどうやって設置するかで頭を悩ませていました。
iPod用の壁掛け可能なスピーカーが発売されたので早速購入し、昨日取り付けました。

病院では場所柄、クラシックやリラクゼーション用にアレンジした音楽を流している所が多いと思いますが、私の個人的な好みで半分以上はジャズです。

どのような曲を選んであるかは、貸出し書籍同様、このブログで紹介していきたいと思います。


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iwcudeu9.gif ◆ 診療所ライブラリー 2 ◆


診療所の貸出し可能な書籍の紹介第二回目です。

大腸がんの予防にはやっぱり食物繊維がいいんですよね」と患者さんに聞かれて、
「そうですよ」と何も疑わずに答えていましたが、どうやらそれは間違いだったようです。
食物繊維をいくら摂っても大腸がんの発症率に変化はないんだそうです。

科学的なデータを基にしてこれまでの常識に根拠がないものがあることを示し、
逆に信頼のおけるデータから健康に関する新しい常識を紹介してあります。
例えば -- コーヒーをたくさん飲む人は糖尿病になりにくい --
えーっと思ったけど、ちゃんとしたデータがそこには提示してあります。

いい加減な宣伝文句に惑わされずに、冷静に健康に関わる情報を見分ける目を持つことがとても大切なのだと改めて思います。




( 新しい本の購入のために..ご協力をお願いします )  → 生活習慣病、その「常識」で防げますか?―意外に知らない健康情報のウソとホント

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kmk5wqr6.gif朝はひんやり、昼は汗ばむくらい・・・。
起立性低血圧や喘息の方々には少しつらい大陸的な気候がずっと続いています。

桜が咲くなど変な現象も目撃しましたが、今日は何と蝉の声を耳にしました。
春と夏と秋が同居ですね。

武岡では今日の夕方、知らぬ間に久しぶりの雨が降ったようで、
帰り道が濡れていました。

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