野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡にある野口内科です。
  医療に関することはもちろん、近隣の話題や音楽・本のことなどについて綴ってまいります。
    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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インフルエンザの予防接種を10月より開始しております。要予約。金額についてはお問い合わせください。

過去のお勧め記事 → ほらね、やっぱり

たいふ先週、台風21号が来て各地に大きな被害が出ましたが、今度は台風22号。
進路予想が難しいようで、この週末は一体どうなるのか読めませんね。
9月17日は休日当番の担当でしたが、この時は台風18号の影響で開始時間を1時間遅らせました。
明日は気象条件によっては、外来を早めに切り上げる可能性もありますのでご了承ください。

さて、インフルエンザワクチンの予防接種を現在実施中です。
今シーズンはワクチンの絶対量の不足と流行が早まる懸念がありましたが、今のところ滞りなく接種ができています。
昨年と同じワクチン接種料金を維持できるよう、予約を入れていただくようにお願いしています。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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野良最近、当院周辺に野良猫が出没することが多く、皆様にご迷惑をお掛けしております。
どうやら、夜間を中心に当院近くの武岡中央公園で複数の方が餌を与えていることで、猫が我が物顔でうろつく機会が増えているようです。
猫の排泄物の臭いなどで不快な思いをされておられる方もいらっしゃることを念頭に置いて、野良猫に対して適切に接していただくことをお願い申し上げます。
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 ◆ 診療所ライブラリー 139 ◆


手洗い10月15日は「世界手洗いの日」であることは先日もブログに書きました。( → 手洗い )

手洗いという簡便な方法が、感染予防に一定の効果を持っていることは皆さんもよくご存知のことと思います。
でも、それが当たり前でない時代があったのです。
病理解剖をしたその手で、引き続き妊婦の診察をして産褥熱で次々に死に追いやっていた。
当時の医学の最先端を行っていたウイーン大学病院ですらそんな時代があったのです。
まだ細菌が病気を引き起こすことが解明されていなかった19世紀の半ばに、手洗いの重要性を説きながらも、それが当時の医学界に受け入れられず、非業の死を遂げたゼンメルワイス。

今回紹介するのは、彼の生涯を描きながら、手洗いを中心とした感染対策や疫学の重要性を非常にわかりやすく伝えてくれる、中身の濃いなかなかの名著です。
医学関係の本は横文字や図版が多く入るので横書きがいいと私は常に言っていますが、この本は文章が中心なのに横書きなのも評価が高い点です。

今では「感染防護の父」と崇められ、ハンガリーの首都ブダペストの医科大学は彼の名前を冠しています。( ハンガリーの現地読みでは「センメルワイス」のようです )
時代が追いついていなかった面があるとはいえ、成した仕事が生きている間には全く評価されないなんて悲しいですし、まだまだ彼の名前を知らない人が多いのも残念でなりません。
このすばらいし本に目を通していただき、イグナーツ・ゼンメルワイスの名前を是非覚えていただきたいと思います。 
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 ● 薬の説明書のイラスト 269 ●


10月30日は「たまごかけごはんの日」ということで10月後半のイラストは卵かけご飯にしてみました。

調味料としては一般に醤油が使われます。
しかし私が最近ハマっているのは地元の黒酢メーカーが開発した「卵かけ黒酢」。
枕崎産のかつお節のだしが入っており、黒酢独特の風味と酸味が相まって、新鮮な感覚で卵かけご飯を味わえますよ。



かけ
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骨折先日、大腿骨近位部骨折の地域差の調査結果がニュースになっていました。
それによると西高東低の傾向がくっきり。( 右の表はクリックで拡大 )
ビタミンKを含む納豆の消費量など、食生活の関連を推測していました。

骨、というとカルシウムやビタミンDを思い浮かべる人も多いと思いますが、ビタミンKも大事なんです。( 詳しいメカニズムは省略します )
今回の報告での地域差と納豆の消費量を色分けした地図を並べてみましたが、確かに逆の相関がありそうですね。( 右が都道府県別の納豆の消費額。どちらもクリックで拡大 ) 
地図納豆













私は、男性5位・女性1位の兵庫県と、男性40位・女性39位と西日本で男女とも最も低い鹿児島県での診療経験をしています。
言われてみると、確かに大腿骨近位部の骨折は鹿児島に帰ってきてからあまり診なくなったように思います。
消化器を中心に診療している私が最も感じている地域差は、S状結腸の憩室症。
兵庫県で仕事をしていた時の方が明らかに多かったです。
大腸憩室症も食事との関連が言われていますが、食事や疾患の地域差を調べるとその病気の予防法も見えてくるでしょうね。
でも、周辺地域に比べてどうして鹿児島県で大腿骨近位部骨折が少ないのか、謎です。

なお、骨粗鬆症を予防しようと、カルシウムのサプリメントを摂取するのはご法度です。
カルシウムをサプリで補っても骨折予防効果はないばかりか、心筋梗塞や脳卒中、認知症リスクが増加することが次々に報告されています。
サプリではなく、カルシウムやビタミンD・Kを多く含む食材を摂りましょう。
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選択健康食品を手にする方は多いと思いますが、先日、消費者庁が健康食品に関するパンフレットを公開しました。
健康食品 Q&A」と「健康食品 5つの問題」です。

医薬品と違って、食品と名付けられているせいか健康食品には抵抗感を持たずに摂取している人が多いようです。
しかし、有効成分に科学的根拠がないことがほとんどですし、粗悪品があったり、表示されている通りに成分が含まれているか疑わしかったり、推奨されている摂取量に根拠がなかったり。
正直、とんでもない物ばかりです。
そして健康被害が案外多いのです。
医薬品は市場に出る前に、徹底的に調べられ、用量が定まり、副作用の種類や頻度も事前に情報としてわかっています。
薬が原因と思われる副作用がみられた場合には直ちに中止することができます。
しかし、健康を損ねている原因が健康食品にあるとたどり着くのには時間と労力がかかってしまいます。

消費者庁が発表したパンフレットを参考に、必ず自分で成分の有効性を調べ、利用する場合はパンフレットにある健康手帳を参考に記録をつけるように心がけましょう。
それにしても、なぜ厚労省じゃなくて消費者庁の仕事なんでしょうね。
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なじゃ【診察室のBGM 138】


ジャズギタリスト
小沼ようすけとorange pekoeのギタリスト 藤本一馬 の二人が結成した Inspired Guitar Duo がこの夏に「Naja」というアルバムをリリースしました。
自然をテーマに掲げていて、森・雨・大地・海・月などといった名前の入った曲が並んでいます。
テクニックをひけらかすことなく、自然の持つ優しさや不思議な力を、息の合ったギター2本で見事に描写。
まるで山水画のような世界がとても心地いいです。
こんな素晴らしいアルバムに出会えるたびに幸せを感じます。

基本的にアコースティクギターだけなのですが、光合成を意味する
「Photosythesis」では、アコギとエレキの組み合わせ。
恐らくエレキは小沼ようすけが弾いているのではないかと思いますが、異なる音が光合成のごとき化学反応をして、新しい音となって耳に届きます。

アルバムからはこの曲以外にもいくつか選んで診察室のBGMに活用しています。
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わく例年通り、10月からインフルエンザワクチンの接種を始めています。

今シーズンは9月ごろよりインフルエンザの患者さんがチラホラと見受けられており、流行が早くなるかも知れません。
一方で、今シーズンのワクチン生産量が少なく、出荷もやや遅れ気味になっています。
ワクチンの株を途中で変更したことや、他のワクチンの生産を増やさなければならない事情が影響しているようです。
このため、他の地域では小児科の基幹病院なのに10月に20バイアルしか手に入らないとか、予約が全くできない病院もあるようです。
しかし、鹿児島市地域では、薬の卸メーカーが例年の実績を元に適切に医療機関への配分を計画しているようで、当院ではほぼ昨年に近いワクチン量が確保できる見込みです。

価格は昨年と同じです。
小児の 2回目や受験生の割引などは従来通りです。
ご予約の際にご確認いただきたいと思います。

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