野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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インフルエンザ世間は新型コロナウイルスの話題で持ち切りです。
マスクや携帯できる消毒剤などの品切れが続出しているようです。

一方で、インフルエンザ。
あまりに身近な感染症なのであまり怖さを抱かないかも知れません。
でも、日本では年間に1000万人単位で罹患し、1万人程度がインフルエンザが原因で亡くなっていると言われています。
ちなみに2017/18年のシーズンでは2249万人がインフルエンザで医療機関を受診したと推計されています。

そのインフルエンザですが、昨年10月初めに流行り出して今年はどうなることかと思いました。
しかし、今シーズンは暖冬傾向にあるせいでしょうか、あまり流行していません。
鹿児島県のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数の推移を12月後半からみてみると

 2019年第51週 ( 12/16~12/22 )  23.64
 2019年第52週 ( 12/23~12/29 )  25.95
 2020年第01週 ( 12/30~01/05 )  18.15
 2020年第02週 ( 01/06~01/12 )  23.72
 2020年第03週 ( 01/13~01/19 )  22.13
 2020年第04週 ( 01/20~01/26 )  23.68

と、概ね横ばい傾向にあります。

また、全国的には既にピークアウトしたのではないかという観測も出ています。
( ピークは感じてませんが。)
ただし、B型の割合が増えてきており安心はできません。( グラフは日経メディカルオンラインから )

インフルエンザ動向

少なくとも新型コロナウイルスによる死亡例は日本ではまだなく、九州では発症例もありません。
しかし、インフルエンザなど身近な感染症を防ぐ意味でも、手洗いやうがいなどの感染予防の基本を徹底して下さいね。


 ● 薬の説明書のイラスト 322 ●


1月27日は最大瞬間風速20mを超える猛烈な風が全国各地で観測されました。
その上、鹿児島市では気温が20度を超えて、コート要らずで過ごすことができた日でした。

立春から春分の日までの間に南の方から強い風が吹くと、条件によっては春一番と認定されます。
キャンディーズのヒット曲に同名のタイトルがあり、我々世代にとっては春の芽生えをイメージする言葉です。
しかし、元をたどると、江戸末期に春の突風によって漁船が転覆して多くの犠牲者が出た海難事故があり、漁師たちの間でこの風を春一番と呼ぶようになったのが語源の一つとされています。
悲しい歴史があったのですね。

2月前半の薬の説明書のイラストは春一番です。


春一番

〖 今月のつぶやきから 97 〗


ダンゴムシ常に集めている医療情報の中で、一般の方の健康に役立ったり興味を持っていただけそうなものをツイッターにてお届けしています。
その中から更に興味深いものを、月末にピックアップしてブログにまとめている「今月のつぶやきから」。

今月は、以下の9題をお届けします。

最初は、高校生の科学研究に関する話題を3つ。
着眼点も研究内容もお見事です。

① 小学校一年生の時からダンゴムシ一筋で、飼育ケースにカビが発生したことがないことが今回の発表に繋がったようです。

② 鹿児島の特産品である黒酢に歯のホワイトニング効果があるという発見で、洗口剤の開発までこぎつけるといいですね。

③ 自宅の庭でわずかばかり育てていたコメをカメムシにやられたことがありますが、ミントが活用できるのならリスクがないでしょうね。


お次は、意外なものが認知症に効きそうだという報告を2つ。

④ アミノグリコシド系の抗菌薬は腎機能悪化の懸念があってほとんど使われませんが、新たな活用法に繋がるかも知れませんね。

⑤ コンニャクはカロリーゼロだし、食べる価値があるのか疑問に思っていましたが、研究の余地はありますね。


次は、日々の健康管理に役立ちそうなグッズについて2つ。

⑥ 心拍数が測れるスポーツウォッチは既にありますけど、更に病気の早期発見に結びつきそうな時計が出てくるようですね。

⑦ 朝夕の運転で悩まされるまぶしい日光を上手に遮ってくれそうです。


最後にミネラルに関する2つの話題です。

⑧ マグネシウムは納豆を含む豆類や豆腐、海藻などに多く含まれます。

⑨ 亜鉛不足は味覚障害や皮膚障害を起こすことが知られていましたが、炎症性腸疾患の病状にも絡んでいるようですね。

 ◆ 診療所ライブラリー 165 ◆


ボクは甲状腺甲状腺疾患を抱える人は、30人に1人とも20人に1人とも言われています。
決して珍しくない甲状腺の病気について、絵本という形式をとってわかりやすく解説しているのが今回紹介する本です。

医学関連の本はたくさん出ていますが、いい本にはなかなか出会えません。
でもこの本は一押しです。

① 文章が平易であり、見開きで一項目が完結していること
② 横書きであること
③ 図版が多いこと

私が日頃からこの手の本に求めている条件が全てそろっているのです。
イラストは愛らしく、ページ毎に工夫を凝らした配色もなかなか見事です。

いつも下手くそな絵を描きながら甲状腺の検査データや各疾患の説明をしているのですが、この本のイラストを利用する方が患者さんによく理解してもらえそうに思います。

甲状腺疾患をお持ちの方々もお手元に置いておいて損のないオススメの一冊です。

 ● 薬の説明書のイラスト 321 ●


この冬の鹿児島は、冬日が全く観測されておらず、初雪もまだみられません。
個人的には寒さがとても苦手なので、今シーズンの暖かさはとても助かりますが‥。

寒い時期に寒い場所にわざわざ出向くことは、滅多にしません。
せいぜい、えびの高原の屋外スケート場に行くくらいです。
昔は、火口湖に氷が張ってスケートができたらしいのですが、温暖化が進んだ今、それはとても望めそうにありません。

氷の張った湖で、一度体験したいのがワカサギ釣り。
泳ぎは苦手だけど水の上に立てるし、船酔いしなくていいし、南国では決して味わうことのできない異空間にちょっぴり憧れます。

1月後半の説明書のイラストにチョイスしたのはワカサギ釣りでございます。


ワカサギ釣り

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