野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡にある野口内科です。
  医療に関することはもちろん、近隣の話題や音楽・本のことなどについて綴ってまいります。
    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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インフルエンザの予防接種を10月より開始しております。要予約。金額についてはお問い合わせください。

過去のお勧め記事 → ほらね、やっぱり

 ★ 診察室のデスクトップ 66 ★


2年ほど前に、志布志を訪ねた時に驚いたこと。
大慈寺でお坊さんが法話をしていたことと、宝満寺で紫の法衣をまとったお坊さんがいたこと。
徹底した排仏毀釈で仏教文化が廃れてしまった鹿児島で、初めて目にする光景だったのです。
春にお釈迦祭りもある志布志には仏教が生活に根付いているように感じました。

皇室との関係が深い京都の御寺泉涌寺 ( みてらせんにゅうじ ) の末寺で、薩摩三名刹の一つでもあった宝満寺跡の庭園の片隅で見つけた
キノコ
名前はちっともわかりませんが、今回の診察室のデスクトップ画像に選んでみました。



きのこ





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 ● 薬の説明書のイラスト 268 ●


10がつ15日は世界手洗いの日。
2008年にユニセフが国際衛生年に合わせて制定したものです。

感染症は我々にとっては常に脅威の存在であり、抗菌薬という手段を得た今でも完全に我々を守ってくれるものではありません。
おろそかにしがちですが、手洗いは感染予防にはとても有益で簡便な方法です。
こちらのHPを参考に今一度手洗いを見直してみましょう。 ( → 世界手洗いの日

ということで10月前半のイラストは手洗いです。



てあ
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きび〖 今月のつぶやきから 69 〗


いつもなら残暑で30℃超えも珍しくない鹿児島の9月末ですが、今年はずいぶん凌ぎやすいですね。
月末恒例となっているツイッター上でお届けした医療に関する情報のまとめです。
今回は、先月同様睡眠に関する話題と、毎度おなじみの腸内細菌に関するものをそれぞれ5つづつ。

睡眠に関しては幅広く情報が集まりました。





次に、腸内細菌の話題です。
食事と腸内細菌の関わりが様々な角度で研究されています。
最後のゾウムシについては必ずしも腸内細菌というわけではないですが、非常に示唆に富んでいます。





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 ◆ 診療所ライブラリー 138 ◆


原因は怪しげな健康情報を載せた本ならともかく、ちゃんとした医学的情報に基づいた本でここまで断定的なタイトルをつけたものは珍しいのではないでしょうか。
一般向けとしてはかなりボリュームがある情報量で、我々も教科書として使えるくらいの内容ながら、図版も駆使してピロリ菌除菌の重要性をわかりやすく説いています。

私が研究室にいる頃、消化器の分野ではピロリ菌に関する研究が花盛りでした。
ピロリ菌が胃粘膜を傷めるメカニズム、除菌にはどのような薬剤の組み合せと期間が良いか、除菌によって胃がんの発症は防げるか・・・。
様々なことがわかってきて、今は中学生や高校生の頃に早めに除菌しましょうという流れが出来つつあります。
鹿児島県でも本年度から高校1年生を対象としたピロリ菌検診が始まりました。( → ピロリ菌検診、そして除菌を妨げる因子 )
こういった取り組みが全国的に広がると、日本から胃がんという疾患がほとんど駆逐されると思います。

それにしても未だによくわからないのが、ピロリ菌にどうやって感染するのかということ。
井戸水が、なんて話もありますが、人間の体外でピロリ菌はどうやって過ごしているのか、さっぱりわからないのですから。
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音今日、ツイッター上で話題になっていたのが、咳止めの副作用。
服用すると音が半音低く聞こえるというものです。( 参考 → 咳止め薬で「音が半音下がって聞こえる」副作用? )

これはベンプロペリン ( 商品名 フラベリック ) という咳止めによって起きる副作用ですが、絶対音感がないとなかなか気づきにくいものですよね。
この薬に限らず、てんかんや三叉神経痛などに使うカルバマゼピン ( 商品名 テグレトール ) や感冒薬のPL顆粒などに含まれる塩酸プロメタジンという成分によっても引き起こされることが報告されています。

私は音楽やってる人の咳止めとして半夏厚朴湯をお勧めすることがあります。
聴覚への影響はありませんし、何といっても声が出しやすくなるというメリットがありますので。


咳止めといえば、この6月にコデインという成分について、厚生労働省が12歳未満への使用を段階的に制限することを決めました。
2018年度末までは注意喚起を促し、2019年度から全面的に禁忌とするようです。
重篤な呼吸抑制を起こし死亡する例が相次いだ欧米では2013年頃より規制が少しずつ始まっていましたが、今年の4月に米国で12歳未満への使用を禁忌としたことを受けての日本での措置です。
米国では肥満や重度の睡眠時無呼吸症候群を有する12~18 歳への使用についても警告が付いています。

専門的になりますが、CYP2D6 の ultrarapid metabolizer ( UM ) においてはコデインの代謝産物の血中濃度が急速に上昇し、中毒を起こすのです。
このCYP2D6のUMの方は日本では0.8%程度と少ないのですが、白人で10%、エチオピア人に至っては29%も存在すると言われています。
なので日本では欧米ほどの発症頻度ではないと思いますが、0.8%と言えども無視できる数字ではありません。

長期に服用しても副作用のそれほど起きない高血圧やコレステロールの薬を服用するのには抵抗感を示すのに、副作用のやたらと多い風邪薬には安易に手を出す傾向の強い日本人。
風邪薬に含まれる成分って本当に恐いものが多いので、気をつけて下さいね。

なお、CYP2D6については、以前当ブログで解説していますので参考にして下さい。( → CYP2D6からPL顆粒を考える その2 )
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9月17日は鹿児島市の内科休日当番でした。

タイフー台風18号が接近する中での当番は、特に診療開始に当たってとてもやきもきしました。
前日から台風情報をこまめに収集していましたが、いざ当日の朝を迎えてみると、6時くらいは風も雨も大したことなく、秋の虫の声すら聞こえていました。
しかし、8時前くらいから徐々に台風らしい天気に。
一番の問題は、スタッフが無事に出勤できるかどうかでしたが、何とか集まってくれて、1時間遅れの午前10時から当番の業務にこぎ着けました。
南九州市に台風が上陸した昼前後を中心に、雨も風もほとんどおとなしくなった時間帯を中心に患者さんが診察に来られました。
午後に入って吹き返しの強い時間帯があったものの、夕方には晴れ間もちらほら。
台風の北側の地域では大きな被害もあったようですが、無事に責任を果たすことが出来ました。
事前に鹿児島市医師会から、台風の状況をみて個々の医療機関で判断していいという連絡を受けていたものの、刻々と変わる天候に的確な判断が出来たかどうか。
今回の経験は、今後に活かしていきたいと思います。

A型インフルエンザの患者さんが複数いらっしゃったのが気になります。
ワクチン接種は10月から開始する予定ですが、その前に流行しなければいいのですが。




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 ● 薬の説明書のイラスト 267 ●


9月後半のイラストはモノレールです。
東京五輪直前の1964年の9月17日に東京モノレールが開業したのを記念して、モノレールの日が制定されているからなのですが、つい先日、立ち往生して全線運転を見合わせていましたね。

この東京モノレール以外に乗ったことがあるのは、東京ディズニーランドにあるものと、沖縄のゆいレールだけです。
私が神戸に住み始めた頃、廃止して放置されていた姫路のモノレールの送電線が落下する事故があり、それをきっかけに路線の撤去が始まったと記憶しています。
調べてみるとまだ一部の路線は残っているのですね。
モノレールにまつわるエピソードでした。



もの

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qcxn8zp3.gif今月 9月17日 ( 日 ) 、当院は鹿児島市の内科休日当番です。

午前 9時から午後 6時まで が診療の担当時間となっています。
下の「当院周辺MAP」をクリックしていただくと地図が表示されますので、ご活用下さい。

今のところ、台風18号が接近する予報が出ています。
遠方からで慣れない道を使ってのご来院にあたっては十分気をつけて下さい。

( 追記 ) 台風18号が17日午前9時ごろに鹿児島に最接近する予想ですので、診療開始時間を遅らせる可能性があります。
ブログ上段のメッセージボードやツイッターなどで最新の情報をお届けする予定にしておりますので、必ずご確認ください。


◇◇ 当院周辺 MAP ◇◇ 
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