野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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hmssk76r.gif本日の新聞に、ピロリ菌の感染者はそうでない人より5倍も胃癌になりやすいという記事が載っていました。
詳細は記事に委ねますが、消化器医の間では既に知られていたことが具体的な数字として表れました。

さて、ピロリ菌の属するヘリコバクター属には他にも何種類かの菌がいて、
そちらの研究も徐々に進んでいます。
ヘイルマニ、ビリス、ヘパティクスなどが知られており、これらが胃のリンパ腫や胆道の癌、肝癌などに絡んでいる可能性も考えられています。

将来これらの病気も「除菌」という形で防ぐことが出来るようになるかも知れません。


shgcvwp7.gif人工イクラと胃薬」の回で、新しい傷の治療法においてもアルギン酸塩が活躍していることをちょっと述べましたが、今日はそのお話です。

湿潤療法では傷口を消毒しません。まず、生理食塩水などで徹底的に洗います。そして出血がひどい場合、このアルギン酸塩の含まれる被覆材で傷を覆います。
止血効果が抜群であること、それからどういう訳か痛みが緩和されてしまうこと、これにはびっくりです。
後はハイドロコロイドという物質の含まれる被覆材にバトンタッチ。こうすることで早くきれいに傷が治ります。
(イラストのような目立つ傷跡は残しません)

人工イクラや「アルロイドG」を傷に塗り付けたら同様の効果が得られるのか、興味のあるところではあります。

当診療所は内科なので、傷の治療とは無縁だろうと思っていたのですが、普段通院されている方や入院患者さんなどで、意外と傷の手当てをする機会があり、今ではこの湿潤療法を積極的に活用しています。
ただし大きな傷には対応しきれませんので外科にまわってもらってます。

私は以前、細胞の成長因子について研究していましたので、傷の治し方についてはその方面からもさらに突っ込んだ話をしたいと思います。

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 ● 薬の説明書のイラスト 2 ●


まだまだ暑い日々が続くものの、明日より9月ですね。
9月前半の薬の説明書のイラストは赤トンボです。
昨日は診療所内にトンボが迷い込んでいましたが、知らないうち無事に脱出してくれたようです。

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qwcty5uf.gif武岡に住み始めた中学生の頃、
一度自然を破壊された丘陵の住宅地には昆虫の姿などあまり見かけませんでした。
約20年ぶりにこの地に戻ってきてみると、
いろいろな昆虫を数多く見かけるのでびっくりしています。
公園や各家々の緑が時を経て随分と生長してきたことや、生き物の持つ順応性が、
生命の躍動する新しい環境を形成してきたのでしょう。

わが家の庭に今、ハンミョウがいます。
夏の日差しに輝くその豊かな色彩と独特の行動には、興味をひかれます。
しかし、ハンミョウまで武岡の住宅地で暮らしているとは本当に驚きです。
近づくとピョンピョンすばしっこく逃げるので、小さな体をカメラに収めるのは至難の業。
残念ながらわが家のハンミョウを写真で紹介できません。
今日の画像は資料を基に作成しました。


dfjp6j1l.gif当診療所のスタッフの一人から薬で減量できないかと相談を受けたため、
漢方薬の防風通聖散を試してみることに。
折角ですからこのブログで定期的に減量経過を報告してみたいと思います。

今日でちょうど 2週間、約 2kg 体重が落ちたとのことです。
最初の 3日程で 1kg 落ちたんだそうです。
本人はあごの辺りがすっきりしてきたので、ブログに写真を掲載してもいいなどとはしゃいでいますが、もう少し違いがはっきりしてからにしたいと思います。
(画像は本人とは一切関係ありません。あくまで次の話題のためのものです。)

お断りしておきますが、誰でもこの薬で痩せられる訳ではありません。
また、薬以外の要因も影響しているでしょう。
ただ、この防風通聖散、今話題のメタボリック症候群などに応用できるのではないかとあれこれ調べてみたところ、
既に1980年代に生活習慣病に効果あり、と唱えている先生がいらっしゃるようですね。
さらに勉強してから、いろいろな症例に応用していきたいと思います。


         □ 関連記事  スタッフの減量日記 その2


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