Rachelle【診察室のBGM 69】


一番魅力的なヴォーカリストは ? と聞かれたら、私は躊躇することなく Rachelle Ferrell の名前を挙げます。
時にワイルドに時にささやくように甘く、七変化する 7オクターブ近い音域を自在に操って聴衆を刺激し虜にします。
残念ながらその実力とは裏腹に日の当たる道を歩んできたとは言えません。
アルバムも1990年にデビューして以降ライブ盤まで含めてもたった 4枚しかリリースしていません。

アルバム「Individuality」は2000年の作品。
全曲彼女のオリジナル作品で構成されるこのアルバムは決して商業的には成功していませんが、魅力満載です。
その中の一曲「Reflections of My Heart」は弟とデュエットしているスローバラード。
彼女の声の魅力の一つである透明感を味わうことができます。

昨年末には レイラ・ハサウェイの新譜の中で美しいハーモニーを聴かせてくれていますが、彼女の新作をずっと待っているのは私だけではありますまい。

YouTubeの映像に同じアルバムの「Run to Me」というこれまた魅力的な曲をライブ映像がありましたので紹介しておきますね。
歌っている時の彼女の顔には面食らうと思いますが、3回も見れば慣れてしまいますよ。