◆ 診療所ライブラリー 162 ◆


病院は東京から今朝の地元紙にこんな記事が載っていました。

看護職 最大27万人不足

医療の世界では2025年問題というものが以前から指摘されています。
団塊の世代が、後期高齢者となり社会保障費の急増が懸念されているのです。
今日の記事では、その2025年に看護職が都市部を中心に最大27万人も不足してしまうという推計が載っていました。
実は、既に不足は明らかで、看護師が比較的多いとされる鹿児島でも、多くの病院が定員を満たすのに苦労しています。

一方、医師不足も深刻なのですが、国は定員を減らそうとしています。
医学部の定員を1万2000人まで増やすと決め、ここ数年で医学部を2つも新設しておきながら、現在の定員は9400人程度に留まっています。
一般勤労者の倍を超える、医師の献身的な残業で医療現場は成り立っています。
働き方改革が叫ばれる中、地方の勤務医に関しては残業上限を年間2000時間にしましょう、なんてことを当の厚労省が案を出してくるなんて、ちゃんちゃらおかしいことです。

興味のある方は、今回紹介する本を是非読んでみて下さい。
関東エリアで始まっている病院崩壊の実態、それが地方に及んでくるのもそう遠くないと思います。