◆ 診療所ライブラリー 80 ◆


子どもを小学校の運動会を見に行った時のこと。
児童数は徐々に減ってきているのに、肥満の子は逆に増えている現状に驚きと落胆を覚えました。
一体、親は何をしているのでしょう。
以前から当院に揃えてある書籍を紹介する中で「食」に関する物をたくさん取り上げてきましたが、食材に恵まれた鹿児島にまで食の劣化が蔓延しつつあるのは嘆かわしいことです。

メタボな子どもの増加を危惧して食生活の改善を訴えるこの本、「小・中学生の5人に1人が脂質異常症 !」「悪魔の食卓 天使の食材」とサブタイトルを打ってあります。
医学的根拠に乏しい内容も含まれていますが、基本的なことは概ねカバーしています。
日本の子どもに起きていることを理解して食生活の改善の一助にしていただきたいと思います。

恐らく長生きできないであろう子どもたちを量産しているのは、親の食に対する意識です。
こういう本を読んで食事のあり方を見直していただきたいものですが、読んでほしい親に限って手にすることすらしないのが現状。
日本の未来がかかっていることなので、何とかしたい分野なんですけどね。

 →  子どもを生活習慣病にしない食卓