給食のチヂミが原因の食物アレルギーによる死亡例がありましたね。
この報道でも出てきましたが、アナフィラキシーショックという言葉を聞いた事があると思います。
「ショック」は誤解されやすい医学用語のうちの一つ。
日本語訳は急性循環不全で、びっくりするといったような意味ではありません。
定義として「生命に対する侵襲あるいは侵襲に対する生体反応の結果、重要な臓器の血流が維持できなくなり、細胞の代謝障害や臓器障害が起こり、生命の危機に至る急性の症候群」。
ちょっと難しいですね。
アナフィラキシーは、短時間のうちに全身性にアレルギー症状が出る反応のこと。
ですから、アナフィラキシーショックとはアレルギーが急激に起こって血圧が著しく低下すること、とおおよそ理解していただければよろしいのではないでしょうか。
さて、関心が高まってきているのがエピペンという自己注射薬です。
このエピペンは症状の進行を一時的に緩和し「ショック」を防ぐ成分を太ももに注射するキット。
簡単な操作で確実に注射できるような仕組みになっています。
特に素晴らしいのは注射針を見ることなく注射ができてしまう点で、恐怖心を抱くことがほとんどないでしょう。
ただし元々軍事用に開発され、服の上からも打てるように針はやや太めという話ですけれども。
当院でも処方できますので、食物アレルギーのお子さんのいらっしゃるご家庭の方や、森林作業が多くハチに刺された経験のある方などご相談下さい。
ただ、保険が適用されますが1本が1万円を超えるという価格設定がなされています。
いくら何でも高過ぎではないでしょうか。
( 参考 → アナフィラキシーってなあに )
この報道でも出てきましたが、アナフィラキシーショックという言葉を聞いた事があると思います。
「ショック」は誤解されやすい医学用語のうちの一つ。
日本語訳は急性循環不全で、びっくりするといったような意味ではありません。
定義として「生命に対する侵襲あるいは侵襲に対する生体反応の結果、重要な臓器の血流が維持できなくなり、細胞の代謝障害や臓器障害が起こり、生命の危機に至る急性の症候群」。
ちょっと難しいですね。
アナフィラキシーは、短時間のうちに全身性にアレルギー症状が出る反応のこと。
ですから、アナフィラキシーショックとはアレルギーが急激に起こって血圧が著しく低下すること、とおおよそ理解していただければよろしいのではないでしょうか。
さて、関心が高まってきているのがエピペンという自己注射薬です。
このエピペンは症状の進行を一時的に緩和し「ショック」を防ぐ成分を太ももに注射するキット。
簡単な操作で確実に注射できるような仕組みになっています。
特に素晴らしいのは注射針を見ることなく注射ができてしまう点で、恐怖心を抱くことがほとんどないでしょう。
ただし元々軍事用に開発され、服の上からも打てるように針はやや太めという話ですけれども。
当院でも処方できますので、食物アレルギーのお子さんのいらっしゃるご家庭の方や、森林作業が多くハチに刺された経験のある方などご相談下さい。
ただ、保険が適用されますが1本が1万円を超えるという価格設定がなされています。
いくら何でも高過ぎではないでしょうか。
( 参考 → アナフィラキシーってなあに )