ab85t8i4.gif7月31日に亡くなった作家の吉村昭氏の作品には、
医学分野を扱ったものがいくつかあります。

今や世界中の医療現場に欠かせないものとなった消化管内視鏡は、
日本人の手によって作られた事を皆さんご存知だったでしょうか。
「光る壁画」は、その胃カメラの開発過程を描いた小説です。

吉村氏は驚くほど綿密な取材を基にして、
決してくどくなく、ノンフィクションでもない、確かな表現手法で優れた小説をたくさん作り上げています。
人類の貴重な財産となった内視鏡がどのようにして作られたか、希代の小説家の文章を通して楽しんでみてはいかがでしょうか。

医学分野を扱ったものには「ふぉん・しいほるとの娘」「日本医家伝」、心臓移植を扱った「神々の沈黙」、解体新書の成立過程を描いた「冬の鷹」などがあります。

どれも面白いですよ。