mof16czo.gif当院での正式採用は昨年の 11月からなのですが、私が経鼻内視鏡を扱うようになってちょうど 1年が経過しました。

この経鼻内視鏡の欠点として、まず全ての人の鼻を通るとは限らないことがあります。
通過ができなかった方には、楽であるというメリットを享受していただけなくて本当に残念に思います。

もう一つの欠点としては、経口内視鏡よりも画質が若干劣るという点が挙げられます。
それを嫌う専門家もいるのですが、病変を見逃してしまうほどのものではありません。

地デジ、ハイビジョンを推進するテレビがその一方で、ニュースなどでは画質の劣る携帯のテレビ電話を使ったお手軽中継も増えています。これは機動性を重視したものと思われます。全く画像がないよりも、画質に関わらず臨場感を伝えるニュースには説得力があります。
これと同様に、高画質でも苦しいのは嫌だ、と検査を拒まれる方に楽に受けていただいて、画像情報が得られることには大変意味があります。

こういう例もあります。
毎年、健診で内視鏡を受けられる方がいます。鎮静剤を使用しても嘔吐反射が強くて、数人がかりで体を押さえ込んで検査をしていました。今年経鼻内視鏡を使用したところ、全く何事もなかったように検査を遂行できたのです。
これまで反射が強くて十分な観察ができていなかったのでしょう。胃の襞の間にあるポリープを今年初めて指摘されたのでした。


当院ではまず経鼻内視鏡をお勧めしております。そして、検査を受けながらでも見やすい位置にモニターを設置し、ご自身の胃の中を一緒に見ていただくようにしております。

   ■ 経鼻内視鏡は  月・木・金・第 3 土  の午前中  で受けていただけます。