2009052912411210156.gif〖 医療情報 Pick Up おさらい 17 〗


今月は、新型インフルエンザの情報収集に振り回され、お届けした「医療情報 Pick Up」 の情報は 2点にとどまりました。


・中年女性で/内臓脂肪とうつ病に/強い相関関係/皮下脂肪とは相関なし ( Psychosom Med. 2009 May;71(4):410-6. Epub 2009 Apr 27 )

・高齢者で/痩せや急な体重減少は/認知症のリスクが高い/日系アメリカ人で ( Neurology. 2009 May 19;72(20):1741-6 )


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いずれも体形に関わるものですが、とり上げなかった情報の中には次のようなものもありました。

「肥満の人は心疾患の経過が良好?」
肥満の人は心疾患リスクが高いが、ひとたび高血圧や冠動脈疾患になると痩せた人よりも経過が良好であるという検討結果。
理由として、
・肥満者は疲労感や呼吸困難などで早期に受診し、疾患を早期に治療することができると思われる
・体重のある人ほど疾患と闘うエネルギーの蓄えが大きいことも考えられる
・肥満者は肥満でなければ心疾患を発症しなかったはずだが、痩せた人が心疾患に罹患するのは別の理由があり重症になる可能性が高い

としています。( J Am Coll Cardiol. 2009 May 26;53(21):1925-32 )

こういうのを読むと太っているのがいいのやら痩せているのがいいのやら混乱してくることもありますが、肥満はさまざまな生活習慣病の巣窟であることには違いありません。
たった一つの情報に惑わされず、幅広く知識を蓄えていくことが健康維持のために大切です。



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