200910242202387306.gif ◆ 診療所ライブラリー 43 ◆


左利きの人が日常生活の中でいかに不便を強いられているか、そういう内容の本はいくつかあると思います。
この本でちょっとびっくりしたのは鹿児島のそうめん流しについての記載もあること。
鹿児島以外の人にはピンとこないかも知れませんが、テーブルの上の水槽の中でそうめんがぐるぐる回っているのです。
反時計回りに流れているので左利きの人がそうめんをすくうのは大変なことです。
唐船峡にはそれに配慮して内側に逆回転する水槽を併用しているテープルも最近できたようですね。
( http://video.aol.co.uk/video-detail/augm-2009-/1840639269 )

サッシのロックやガスコンロのつまみ、瓶のふたなどは逆に左利きの人には便利にできているというのは、この本を読むまで気づきませんでしたが、我々が使う内視鏡も左利きの人が有利ではないかと思うことがあります。
内視鏡の出し入れや鉗子の操作は右なのですが、頻繁に細かく動いているのは左手の方。
内視鏡先端の上下左右のアングル操作、吸引操作、送気・送水操作、画面のフリーズやシャッター操作、こういったものを全て左手が担当しているのです。
左利きの私にはうってつけの道具と言えましょう。

先のそうめん流しですが、テーブルをドーナツ状にしてその中心に左利きの人が入ればみんなと同じ水槽でそうめんを楽しむことができます。
このアイデア、どなたか具現化してみませんか ?

当院のライブラリにはちょっと息抜きのできる本も置いてあります。


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