当院が新型インフルエンザワクチンの受託医療機関であることが11月2日に公式に発表されましたが、由々しき事態と言わざるを得ません。
というのも、当院への国産ワクチンの配分量が以下のように決まったからです。

・基礎疾患患者用         11月下旬から1月下旬にかけて 113回分 ( 2回接種として56.5人分 )
・乳幼児    ( 1歳 ~ 6歳未満 )  12月上旬から1月下旬にかけて 32 回分 ( 2回接種として 16人分 )
・小学校低学年          12月下旬から2月上旬にかけて 16 回分 ( 2回接種として 8人分 )
・小学校高学年          1 月下旬から3月上旬にかけて  16 回分 ( 2回接種として 8人分 )
・中学生             1 月下旬から3月上旬にかけて  56 回分 ( 2回接種として28人分 )

全部でたったの116.5人分。( なぜか端数が出る不思議な配分数 )
基礎疾患を有する方に関しては、当院がお願いしていた四分の一にも満たない量しか回ってこないのです。

200911031637146748.gifこれまで当院ではインフルエンザワクチンを多くの方に受けていただくように様々な形で啓発活動を行ない、診療所の規模からするとかなりの数の方に接種を行なってきたという自負があります。
例年、他の医療機関から問屋へ返品される分も回してもらって使っていた程なのです。
そのため当院での接種を希望される方が多数いるであろうことは想像に難くありません。
また、当院通院中の方だけでなく一般の方にも受けていただくよう意気込んでおり、そのように申請していましたが、これだけの数しか配分されないのであれば通院中の方にも満足に接種できない状況で、とても一般の接種希望者に回せる数ではありません。
また、中学生以下に割当てられた数は微々たるもの。
近隣の診療所を併せてどれだけ割当てられているのか分かりませんが、武岡の乳幼児、児童・生徒の大部分が地元の診療所では接種することができないのではないでしょうか。
1月になりましたらこれとは別に輸入ワクチンによる接種も始まりますが、国産の配分量からして多くは見込めないでしょう。

今回の新型インフルエンザワクチンは行政の計画に基づいて各医療機関への配分が決定されたわけですが、従来の皆様方のワクチン接種行動とは大きく乖離しており、例年当院で接種をされている方でも他の医療機関で受けていただかなければならないケースが多数出るであろうことは大変申し訳なく思います。
また、他の医療機関に一体どれだけ配分がなされているか我々が把握することは全く不可能ですので、当院で受けることができない場合にはご自身で探していただくことになるでしょう。
以上、ご了承いただきたいと思います。

当院通院中で最優先となる方のワクチン接種予約に関しては、準備中ですので今しばらくお待ち下さい。