20110312001252986.png11日に発生した「東北・太平洋沿岸地震」で日本は大混乱しています。
鹿児島は揺れることはありませんでしたが、津波警報が出て沿岸で1m規模の津波が観測されています。

被災地の医療関係者の皆さんも大変なことだろうと思います。
阪神大震災を経験したものとして・・・

最初の2-3日は外科系の医師の出番。
しかし時間が経過すると内科系の出番が来ます。
家からてんかんの薬やインスリン等を持ち出せないまま着の身着のままに避難した方への対処や、クラッシュ症候群による緊急の人工透析などをしなければならない状況も出てきます。
3月とはいえ雪の舞う寒い地域もあるようですから、避難所で体調を崩し肺炎などを起こす高齢者なども出てくることでしょう。
阪神大震災の時もそうでしたが、被災の全体像を把握するのには相当な時間がかかります。
当座は日常生活を営むこともままなりません。
しばらく続くであろう余震には気持ちが萎えてしまうことがあります。
自身も被災者でありながら不眠不休で医療にあたるのも大変なことですが、支援の手も間もなく駆けつけることでしょう。
皆様のご活躍をお祈りいたします。
必ず復興する日が来ます。