2006年の6月に初めて経鼻内視鏡による検査を始めました。
早いもので丸7年が経過しました。

経鼻経口に比べ楽な検査であるという認知度は高くなってきており、本年2月からヘリコバクターピロリ感染胃炎に対する除菌の際には内視鏡検査が必須となり、経鼻内視鏡の出番がますます増えてきています。
ところが「経鼻内視鏡は画質が悪いそうだから勧めない」とか「除菌療法は副作用が多いそうだからやめておけ」 といった驚くような言葉で患者さんを惑わしている専門外の医者がいると聞いてびっくりしています。
餅は餅屋です。
疑問に思うことがあればお答えいたしますのでご遠慮なく。

さて、これまで検査の前処置は最も丁寧とされるスティック2回法を採用してきました。
しかし、リドカインビスカスによるむせ込みが多いことが課題でした。
一方、リドカインスプレーを噴霧する方法では鼻の奥の麻酔が不確実で内視鏡挿入時に痛みを訴える方がスティック法より多い印象です。
そこで今年に入ってから、スティック法の利点を損なわずリドカインビスカスを用いない前処置を工夫して実施しています。
皆様に行なう前に自分の鼻で試して、むせは少なくなっていることを実感しております。
今まで以上に楽に検査を受けていただけると思いますので、是非経鼻内視鏡で胃の健康具合をチェックしてみてください。