RED【診察室のBGM 93】


Diana Panton が昨年にリリースしたアルバム「Red」
赤いドレスを纏った彼女のジャケ写のアルバムを開封すると、これまた赤一色のCDレーベル面。
そこへ更に深紅の文字で「RED」と刻まれたディスクをプレーヤーに入れて聴いてみると、そこは成熟した愛の世界。
セレクトされた曲にはあまり聴き慣れないものもありますが、彼女の清楚で透明感のある癒しのヴォーカルとストリングスを交えたエレガントなアレンジに最後まで引き込まれてしまう素晴らしい一枚です。

紹介する曲は「Isn't That the Thing To Do」
正直、今回初めて出会った曲ですが、ブロッサム・ディアリーが1975年に発表したアルバムの中の作品です。
Diana 自身、愛らしい容姿と歌声のブロッサムに擬されることがあるようなんですが、ピアノとかすかに響くベース、途中に絡むヴィブラフォンをバックにした甘く囁く Diana にただうっとりするばかりです。
この曲、あまりメジャーではないようで、インターネットで歌詞を見つけることはできなかったのですが、聴き取れた範囲では親密な間柄の男性と愛を確かめ合う女性の気持ちを唄っているようです。

以前に Emilie-Claire Barlow を当連載で紹介しましたが、カナダの女性ジャズヴォーカリストには素晴らしい人が多いですね。