発熱先月末、30日に鹿児島市内の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖が報道されていました。

沖縄県では2005年以降、冬季ほどではないものの夏季にインフルエンザが流行する傾向が続いていますが、これは通年で流行する東南アジアからの旅行者の増加があるのではないかと言われています。
鹿児島でも2012年に夏季に小流行が認められています。
季節を問わず、インフルエンザに注意しなければならない時代になってきたようですね。

また世界に目を向けると中東呼吸器症候群 ( MERS ) が中東以外で報告されるようになったり、西アフリカを中心にエボラ出血熱が猛威を振るっていたりします。
いずれも治療法は確立されていません。
間もなく始まるサッカーW杯でブラジルへ渡航する人には黄熱、A型肝炎、B型肝炎などに対するワクチン接種が勧められています。
狂犬病や髄膜炎、腸チフス、パラチフス、デング熱等にも注意が促されていますね。

清潔な環境で過ごせる日本で過ごしていると甘くみがちですが、我々と感染症との戦いは終わっているわけではありません。