18日に消費者庁が、乳幼児のボタン電池の誤飲に関しての注意喚起を行ないました。

子供はタバコやおもちゃ、クリップ、石鹸など家庭にある日用品を何でも口にしてしまいますが、ボタン電池は大きさによってはコインと並んで食道に引っかかりやすいものの一つ。
しかも、同じ場所に留まってしまうと化学反応で粘膜の腐食を起こしてしまうこともあります。
胃まで落ちてしまえば基本的には自然に排泄されるのを待つだけでいいのですが、日本では様々な議論があって除去を試みるケースも多いようです。

嚥下成人になると義歯や魚骨、薬の包装紙 ( PTP 包装紙 ) などが多くなります。
近年は改良もあって PTP包装の誤飲は随分減ってきたように思います。
案外多いのが医薬品。
骨粗鬆症に使うビスフォスフォネート系の薬剤は、食道に引っかからないように180ccの水で服用し30分は横になるな、と指導がなされます。
最近ではダビガトランという薬剤も食道潰瘍の報告が目立ちますね。

また、しっかり噛まずに食べ物を飲み込んでしまったときにも食道に潰瘍ができる場合があります。
先日も数日持続する胸痛を訴える比較的若い方の内視鏡をしたところ、食道に潰瘍がありました。
話を聞くと、胸痛が起こる前の食事で思い当たるフシががある、と答えていました。
かくいう私も、談笑しながら食べていたサイコロステーキをうっかり丸のみしてしまい、しばらく噴門部あたりに強い痛みを覚えた過去があります。

乳幼児はしっかり見守ること、そして自身は嚥下時に十分注意、ですね。