10月から水痘と高齢者の肺炎球菌ワクチンが定期接種化されます。
先日、スタッフ全員で勉強しましたが、肺炎球菌ワクチンについては対象となる人がちょっぴり複雑なので整理しておきましょう。

肺炎球菌基本的には65歳の人が対象になります。
しかし、それでは高齢者をすべてカバーできないので今後5年間かけて、
65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳の方に接種します。
今年度に限っては101歳以上の方全員も対象となります。

なお、肺炎球菌ワクチンは、すべての肺炎を予防するものでないことはこのブログでも繰り返しお伝えしておりますのでご参考に。→ こちら
90歳代男性の死因の第1位は肺炎ですし、高齢者が肺炎球菌による肺炎に罹るとの1/3の方が亡くなるとされています。
肺炎は簡単に治る病気という認識の方が多いようですが、この機会を逃さずに予防接種を受けてくださいね。