今月も最新の医療情報を twitter の方でいち早くお届けしましたが、振り返ってみると多岐にわたる面白い情報が多くて何をピックアップするかかなり悩んでしまいました。
まずは、最近研究の進みつつある腸内細菌叢に絡む話題を 3つ。
マウスでの研究だが、腸内細菌叢の乱れが体重に長期的な影響を及ぼす可能性。抗生物質の使用には慎重でありたい。‥乳児期の抗生物質が成人期の肥満の原因かも http://t.co/xvs30ehCpN
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 8月 27
人工乳より母乳で形成される腸内細菌叢が免疫系にもいい影響を及ぼす可能性。母乳も腸内細菌も大事ですね。‥おっぱいと粉ミルク:アカゲザルの場合 http://t.co/nl4C8Xs8Y0
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 9月 16
ダイエットコーラ、意味なしというのは身近な人が体験済み。人工甘味料で肥満や糖尿病になるのは腸内細菌の構成と機能が変化することが原因とする報告。いかに有益な腸内細菌を飼うかが勝負。‥人工甘味料と耐糖能異常と腸内細菌 http://t.co/dnrgxjapB5
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 9月 24
次に、漢方薬の話題 2つです。
漢方薬は一つの製剤が色々な疾患に効果を発揮しますが、そういう使い方もあるか、と唸ってしまう情報でした。
東日本大震災では魚油であるDHA・EPAでも検証がなされた。今回は柴胡桂枝乾姜湯での報告。第一選択にするのはちょっと珍しい気がする。‥災害PTSD 漢方薬が効果 http://t.co/WsKsqAW2G0 @chunichi_medi
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 8月 29
認知症に対して使用頻度が増してきた抑肝散にはマウスの実験だけどアトピーにも有効という報告があるとは知らなかった。漢方は本当に奥が深い。‥慢性蕁麻疹に対する抑肝散の期待 http://t.co/jmelKbtPUi
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 9月 10
最後は食に関する話題を3つです。
鹿児島はマンゴーの産地だが、毎日食べられるほど値段は安くないし、研究対象となったBMI 30〜45の人も滅多に見かけないし。米国は異次元の世界だ。‥マンゴーが肥満成人の血糖値を低下する http://t.co/H0EduqtvMY
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 9月 11
免疫力アップと言っても首をねじる施術ではありません。コーヒーに関しては次々に新たな知見が出てきますね。‥つなごう医療 中日メディカルサイト | コーヒーで免疫アップ http://t.co/kQTDd0fewh @chunichi_medi
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 9月 12
オリゴペプチドなどもACE阻害作用が知られているが降圧作用はわずか。ブナシメジの何の成分が有効なのか更なる研究を望みたい。‥ブナシメジ食べれば 高血圧改善 効果あり 信大工学部など確認 http://t.co/wy4DnSScuh @chunichi_medi
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 9月 24