地震明日で阪神淡路大震災から20年の区切りの日を迎えます。
わずか15秒の揺れでしたが、私は今でもその時を鮮明に覚えています。
わずか15秒の揺れでしたが、20年経った今でも傷を癒し切れない人達が大勢います。

振り返るとあの震災は多くの教訓を残しました。
DMAT ( 災害派遣医療チーム ) や災害伝言ダイヤルが作られるきっかけになったはあの震災です。
PTSDに対する心のケアの必要性が認識されるようになったのも、トリアージや災害救助犬の重要性が認知されるようになったのも、危機管理や黄金の72時間という言葉が広まったのも、あの震災がきっかけです。
教訓から学んだことを活かして今では当たり前に生きているものが、ここに挙げたこと以外にも数多くあります。

阪神淡路大震災以降にも多くの大災害や大事故が続き、その都度知見は蓄積されてきました。
しかし、災害が全く同じパターンで起こることはありません。
いざ災害に遭遇した時に、その知見をなぞっているだけではだめで、応用して賢く振る舞う必要も出てきます。
過去の経験が無駄だということではありません。
経験は強みです。
20年経って震災を知らない世代が増えてきました。
経験した者がしっかりと語り継ぎ、知らない世代がそれを学び、後々の世代において何が起こっても被害が最小限で済むように。
そう願っています。