年末までほとんど診ることのなかった今シーズンのインフルエンザ。
1月2日の休日当番ではたんさんのインフルエンザの患者さんを診ましたが、8割近くが鹿児島県外からの帰省の方でした。
そこから爆発的に増えてきましたね。

咽頭患者さんが数があまりに多いので、インフルエンザに特徴的とされる「インフルエンザ濾胞」( → 詳しくはこちら ) を観察する絶好の機会と捉えています。
これは咽頭部のイクラ状の小隆起を指し、比較的早期から認められると報告されています。
インフルエンザの症状は、発熱・頭痛・鼻水・咽頭痛・咳・倦怠感・関節痛などの訴えが多いものの絶対的なものはありません。
また、インフルエンザの診断キットも測定するタイミングなどの問題を抱えています。

インフルエンザが流行する以前の昨秋あたりから咽頭部をチェックさせてもらっていますが、インフルエンザ以外の疾患でもこのイクラ状の隆起が認められます。
ウイルスの種類によって性状に違いがあるのでしょうが、もうひとつ捉えきれていません。
濾胞があるからといってインフルエンザと断定するにはまだ困難な気がしますが、少なくとも抗菌剤を必要とする細菌感染でないことは間違いなさそうです。