★ 診察室のデスクトップ 47 ★


今年の5月の連休に国東半島の文殊仙寺に行ってきました。
誰もが知っている「文殊の知恵」という言葉は、このお寺が発祥なんですね。

駐車場から本殿までは300段の石段が続きます。
息を切らしながら、少し雨に濡れたその石段を上がる途中で見つけたのが写真の石のカエル。
愛嬌のある姿に、急な勾配を登ってきた疲れもいっぺんに吹っ飛んでしまいました。
おなかのところに「福」と書いた物を抱えています。
恐らく袋なのでしょうが、徳利のようにも琵琶のようにも見えます。

本殿である奥の院は、切り立った山の岩窟に食い込むように建てられています。
当日はご本尊の文殊菩薩が特別にご開帳されており、その脇から湧き出ている知恵の水も飲むことができました。

天気予報ではしばらく梅雨空が続くようです。
今回は、そんな時期にぴったりの文殊仙寺のカエルを診察室のモニタ画面に飾っています。



カエル