◆ 診療所ライブラリー 113 ◆


無駄な医療無駄を削って疾患の診断から治療までをシンプルに一直線に完遂できれば、これは言うことはありません。
しかし、次々に新しい検査手段や治療薬が加わってきます。
それらを既存の手段にどう組み込んでいくのかは実臨床の中で試行錯誤され、やがてそれまでの標準的な検査や治療に変化がもたらされます。
その中で、どうしても過剰なものが出てくるのは仕方がないのかも知れません。

今回紹介する「絶対に受けたくない無駄な医療」は、主に米国の「Choosing Wisely」の活動成果を紹介しながら、どのような医療の無駄があるのかをあぶり出したものです。
ただし、日本と違って米国の医療システムは支払いを極力抑えたい医療保険会社が幅を利かす世界。
保険業界が背後についた米国発の費用対効果を重視した研究を、すべて日本の医療にあてはめるのは乱暴な気がします。
医療に絶対の正解はなく、有効性が低い = 無駄、と言い切れない部分もありますし。

私は、既に接してきた情報がコンパクトにまとまっているので、参考書として時々眺めています。
皆さんもあくまで参考程度に。

  → 絶対に受けたくない無駄な医療