老人私が幼い頃は、65歳ってとてつもなく年寄のイメージがありました。
サザエさんの磯野波平やフネがいずれも50代前半なのにも全く違和感を感じませんでした。
でも今は年配の方がかくしゃくとしていて、敬老の日にお祝いするのを気兼ねしてしまうような方が多いですよね。
20日に総務省から発表された人口推計では65歳以上が3384万人。
鹿児島では今年100歳を迎える方が604人もいらっしゃるとか。

今年の6月に公職選挙法が改正され、選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。
その延長で飲酒・喫煙までも18歳以上にしようとする自民党特命委員会からの提言がありましたけど、批判を浴びて引っ込めましたね。

対して、高齢者。
こちらには明確な定義はありませんが、国連では60歳以上、WHOや多くの先進国では65歳以上を目安にしているようです。
日本でも制度によって異なるんですよね。
日本老年学会においては、若々しい高齢者が増えているということで65歳以上としている現在の高齢者の定義を見直す予定にしています。

少子高齢化が進む我が国の社会制度設計もどう変わっていくのかと思いつつ、身近な方々に背中に軟膏を塗布するのに便利なグッズを贈った今日の敬老の日でした。