さむ今月半ばの地元の新聞紙に、鹿児島県内で2016年に起きた入浴突然死が180人いたと報道されました。
1月から3月にかけてと12月に多く、65歳以上が85.6%、独居の方が自宅で亡くなるケースが多いという傾向がデータから見て取れます。
ちなみに、2016年の鹿児島県での交通事故死亡者数は65人ですから、それを上回っているのですが、ほとんど報道されないのでその恐さが認識されていないのが現状です。

気温の大きな変化で血圧が急変することを「ヒートショック」と呼ぶようになってきました。
この和製英語、私には違和感があります。
詳しいことは省略しますが、heat shock protein などの医学用語を連想してしまうのです。
ま、何はともあれ、寒い日が続いていますので、入浴時のこのような悲劇を招かないためのポイントをまとめてみましたのでご参考に。

・脱衣所にストーブなどを用意し暖めておく
・浴槽のお湯張りはシャワーを使う (浴室が少し暖まります)
・浴槽の蓋を開けておき、浴室の床や壁もシャワーで暖める
・食事前、日没前に入浴 (食後や飲酒後・睡眠薬服用後は避ける)
・お湯の設定温度は41℃以下に
・浴槽への出入りはゆっくりと