11月に走った第八回神戸マラソンの正式な記録がようやく出ました。

下半身の筋力の衰えを感じた2015年からジョギングを始め、2016年の第一回鹿児島マラソンがマラソン初デビュー。
その後、第二回と第三回の鹿児島マラソンにはメディカルランナーとして参加し、計3回のマラソンを走りました。

鹿児島マラソン以外全く出場する気がなかった私が、今回遠征したのには理由があります。
これまでの3回のレースは、故障を抱えたままであったり、マラソンに適さない気候であったりで、満足のいく走りが全くできなかったこと。
特にこの3月のマラソンは、万全の準備をして臨んだのに、季節外れの暑さへの対応ができなかったために、あと3kmの所で足が止まって悔しい思いをしました。( → 第三回鹿児島マラソン )
年にたった1回では、ベストなコンディションに恵まれる可能性が低すぎると感じたのです。
そして、今年のゴールデンウィークに早朝のブダペストの街を走ったら、これが案外楽しかったこと。
旅ランに目覚めたのです。


神戸マラソン今回運良く、抽選倍率が3.7倍もあるという神戸マラソンに当選。
実は、11月のマラソンに照準を合わせようとすると暑い時期から走り込まなくてはならないので、参加するのをしばらくためらっていました。
でも、かつて住んでいた街なので、コースは頭の中でしっかり再現できますし、普段走れない道路の上から慣れ親しんだ風景を眺める機会も滅多にないことなので、走ることを決断しました。


鹿児島マラソンと違って、更衣・荷物預け場所とスタート位置が隣接しているのは嬉しいですね。
そして、ボランティアの数が多いのには驚きました。
神戸市は市民救命士の資格を持っている人が多いのも心強いです。
沿道の応援は、意外にも鹿児島に比べると少ない印象でしたが、コスプレして応援する人が結構いたのは大きな違いで、楽しく走れました。

コースの道幅に狭い部分が多い点については織り込み済みでしたが、25km位までは混雑で自分のペースを維持するのにやや苦労しました。
ただ、鹿児島マラソンに比べるとアップダウンは少なかったです。
神戸マラソンの最大の難所とされる37km過ぎからの浜手バイパスの登りまでにはしっかり足を残しておこうという作戦が成功したのか、きつい坂も難なく駆け上がることができましたし、メディカルランナーとしての責務がないという肩の軽さもあってか、念願のサブ4を達成することができました。

大会のロゴにヒマワリの絵があしらわれていますが、参加者にはヒマワリの種が配られました。
自宅で育てて種を収穫して送ってくれたら、油を売ってその収益金を全国の災害被災地の義援金にするのだとか。
さすが神戸、庭に種を蒔く春が待ち遠しいです。
そして、また是非参加したいマラソン大会です。