暖かい日の多かった今年の2月。
月末になり、朝の冷え込みが強くなってきています。
最近は、嘔吐や下痢を起こす方が目立ってきていますが、お腹は冷やさないようにして下さいね。
旧ツイッター上で1ヶ月間につぶやいた医療情報の中から、今月も10個の話題を振り返ってみます。
前回も男女に関連する話題をピックアップしましたが、今月はまず女性に関連した情報から。
① 女性はアルコールの影響を受けやすく、少量でも肝硬変の原因になるなどが判明しています。
女性では、一定量以上の飲酒が乳がんのリスクにもなります。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) February 19, 2024
ビールロング缶1本以上で大腸がんリスク 厚労省が初の飲酒ガイドライン https://t.co/ZH2r00FE9t
② 九州はマンゴーの栽培が盛んです。もう少し安くなったら嬉しいですけど。
マンゴーをどのくらい摂取したらいいのかが書かれてませんが、女性の健康にメリットがあるようです。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) February 25, 2024
マンゴーと妊娠: より良い食事と改善された栄養摂取量 https://t.co/sIK8wNg7jy
次は、男性に関連する情報です。
③ 腸内細菌が我々の生理現象にも影響を及ぼすんですね。
こんなことにも腸内細菌が絡んでいるとは…
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) January 30, 2024
勃起障害に特徴的な腸内細菌叢組成が存在 https://t.co/th2VModHpL
④ ED治療薬は心血管疾患に注意する必要があります。
更なる検証が待たれます。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) February 23, 2024
ED治療薬・PDE5i処方がアルツハイマー病を予防?男性での発症率に有意差-英研究 https://t.co/ZwxooIaFAU
次に、お口の健康にからむ話題。
⑤ 口の中の細菌が大腸がんの原因になっているとは驚きです。
口腔内細菌の一種である「アクチノマイセス・オドントリティカス」が、大腸がんの発がん初期の過程に密接に関与。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) February 6, 2024
大腸がん発症に腸内細菌が産生する「膜小胞」が関与、マウスで証明-東大病院ほか https://t.co/XgOrnCAPhM
⑥ 歯周病が血糖コントロールに影響しているという情報です。
歯周炎は血糖管理を難しくする元。クロルヘキシジンによるうがいを勧めてる。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) February 20, 2024
イソジンなどヨード系のものは傷んだ粘膜の治りを遅くするだけなので使わないこと。
糖尿病の人は歯周病にご注意 1日2回の「うがい」で口のなかの悪玉菌を減らせる 血糖管理も改善 https://t.co/b6t6N5eMYW
最後は、個人的に興味のある4題です。
⑦ 腸チフスって診たことありませんが、チフス菌にトマトジュースが有効だなんて。
トマトに含まれる抗菌ペプチドがチフス菌に効果ありという報告。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) January 31, 2024
トマトジュースがチフス菌に有効 https://t.co/DyjUNvUoa2
⑧ 先日、91歳の渡辺貞夫のライブを聴きに行ったばかりなので、納得です。
生涯を通した楽器の演奏は脳の健康に有益 https://t.co/l2VmzQdoqO
— Medical Tribune《公式》 (@mtpronews) February 8, 2024
⑨ ビタミンと名がつくものをありがたがる風潮がありますが、過剰摂取もよくありません。
ナイアシン (ビタミンB3) の過剰摂取は心血管疾患のリスクに。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) February 25, 2024
高濃度のナイアシンが心臓病に関連 https://t.co/LdbMWl2Z3U
⑩ 薬価の高い薬ですが、食物アレルギーを持つお子さんには朗報です。
ゾレアを投与した子どもの67%がアレルギー症状を起こすことなく少量のピーナツタンパクを摂取。ということでFDAが食物アレルギーに対しても使用を認可。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) February 26, 2024
ぜんそく薬ゾレア、食物アレルギーリスクを劇的に低減 https://t.co/zjrtK1gE7s