野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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 診療所ライブラリー

lwnxcvvw.gif ◆ 診療所ライブラリー 32 ◆


ある楽器を習い始めました。
思うように指が動かないことにもどかしさを覚えながら、年齢という壁を言い訳にしたりしてました。
しかし練習を積み重ねるとともに多少は上達の兆しが見えてくるものです。

この本の中に「音楽家の脳はどうなっている ?」という項目があります。
その部分を読んでちょっぴり安堵しました。
楽器を始める年齢に左右されるけれど、大人でも繰り返し練習することが大事であること。

この本では、最新の脳の科学に基づいて脳内のメカニズムをわかりやすく解説しつつ、脳を上手に鍛えながら人生をよりよく過ごしていくための様々なヒントが散りばめられていてとても勉強になります。
月曜日に頭が働かない理由もわかりますよ。

演奏家は指が器用に動いても手のひらがやや鈍感なんだとか。
はたまた、イメージトレーニングというのも技能向上に重要であるとか。
なるほどなあと読みつつ、脳の老化を防ぐためにも楽器を続けていこうと意志を強くしたのでありました。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → なぜ月曜日は、頭が働かないのか―心が、脳を「変える」

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皆さんが一番よく罹る病気といえば「かぜ」。
当然、診療所で最もよく診る病気も「かぜ」です。

しかしこのありふれた「かぜ」をどんな病気なのか正しく理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。
この本では、まずかぜとはどういうものかをわかりやすく解説してあります。

頼もしいのは、一般市販薬についての解説があること。
薬事法の改正でコンビニ等でもかぜ薬が買える機会が今後増えてくると思います。
実はかぜに用いる薬の成分には副作用に十分注意を払わなければならないものが多いのです。
十分な知識を持たず、それこそコンビニ感覚で気軽に買うのは禁物です。

私はかぜに対しては積極的に漢方薬を使っています。
なぜなら早く治るし副作用も少ないからです。
この本において、一章を割いてかぜに用いる漢方薬についてもわかりやすく説明がなされています。

「かぜは万病の元」と言われます。
本の中にも書いてありますが、二次感染につながることがあるのが最大の理由。
しかし、急性B型肝炎やエイズなどでも初期はかぜに類する症状で、しばらく間をおいて固有の症状が現れます。
ウイルス疾患の始まりはかぜ症状・・・そういうこともこの言葉の裏にあるのではと私は考えています。

これからかぜに罹りやすいシーズンです。
当院の書籍の貸出しを活用して、体調管理を万全に。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → さよなら!不快症状 知って安心かぜ対策 (健康を科学する)

gzpgya35.gif ◆ 診療所ライブラリー 30 ◆


年寄りの話はなぜ長いのか ?
若者はなぜ年寄りの話を理解できないのか ?
年寄りはなぜ頑固になるのか ?
年齢とともに健康への不安が増すのはなぜか ?
顔を見てもなぜ名前が思い出せないのか ?

この本を読むとそんな疑問も見事に解きほぐされていきます。

脳の仕組みやその老化についての話から脳の働きを衰えさせない手立てに至るまで、大変楽しく読み進めていくことができる本です。

当院の貸出し可能な書籍も毎月少しずつ増えております。
遠慮なくご活用ください。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 年寄りの話はなぜ長いのか

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紹介が遅れましたが、これは書くべき人が書いた本。

診療所のライブラリーに書籍を揃えながら、困っていたのが最近増加の一途をたどっている疾患、胃食道逆流症 (逆流性食道炎) に関する本の少なさでした。

大学の先輩にあたるこの分野の第一人者が昨年秋に出した待望の本で、たいへん分かりやすく胃食道逆流症について解説しています。
講演などで披露するカレーの話や唾液の役割などなどについても言及しており、一般の方から専門職の人まで有用な中身の濃い本だと思います。
医学関係の本は数字や横文字がどうしても多くなるので横書きに限る、と思っていますが、その点も文句なし。

ちょっと残念なのは背表紙。
青地に赤い文字で本のタイトルが書かれているため、本棚に並んでいると字が目立たないし、目の悪い方には読みづらいと思います。
なので、本屋で誰も手にしてくれないのではないかとちょっと心配です。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → つらい「胸やけ」スッキリ―胃食道逆流症といわれたら

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全国的に梅雨が明けてとてつもない暑さが続いています。
猛暑の中、気をくけなくてはならないのが熱中症
これは、油断をすると誰でもなり得る病気です。
熱中症については当ブログで既に簡単に解説してありますので、こちらを。

熱中症で息子さんを失い、この悲劇を繰り返さないようにと、テレビなどにも出演して熱中症の知識の伝授に傾注する医師の本。
熱中症についてわかりやすく解説してあることはもちろんのことです。
この本のもう一つの柱は、子どもを失った悲しさ、虚無感、そのどん底からいかにして立ち直ったかを伝えていることにあります。
熱中症に限らず、身近な人を失った人にも是非読んで頂きたい一冊です。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 熱中症―息子の死を糧にして

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雨が続いていても油断のできない紫外線の多い時期になってきました。
そこで今回紹介するのがこの本。
著者はこの分野の専門家で、私が学生時代に講義を受けた先生でもあります。

講義で印象に残っているのは、中学生になったらもう日焼けなんかするもんじゃないと言っていたこと。
日焼けは健康美とされ日焼けサロンも普及し始めた頃で、鹿児島出身ながらやや色白なことにちょっぴり引け目を感じていた私にはなぜか心強いお言葉でした。
そんな先生の本ですから、親の責任で子どもを紫外線の害から守って皮膚の光老化を早めないようにすることも強調されています。
先生の研究には、秋田と鹿児島の人を比較し、鹿児島の人にシミが多い事を証明したものもあります。
鹿児島の夏の日差しは確かに肌に痛いです。

実は、紫外線は体に悪影響を及ぼすだけの存在ではありません。
ビタミンDが活性化するのに紫外線が必要で、濃度が低いと骨粗鬆症につながる可能性がありますが、最近は心血管系の疾患との関連性を示すデータも次々に出てきています。
肌の色や住んでいる緯度、季節等の因子でビタミンDの濃度も変化するようです。
ですから、夏季に低緯度地域に旅行するのと冬季に高緯度地域に行く場合とか、色白の人と地黒の人の場合とか、状況に応じて紫外線への対応を細かく変化させる必要もあるのでしょう。

何はともあれ読みやすい本ですので、当院のライブラリで一度手にしてみてください。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 紫外線Q&A―お日さまと仲良くつき合う方法 (CMC books)

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成人病という言葉が新しい概念の下、生活習慣病と呼ばれるようになり10年以上経過しました。
この 4月からはいわゆるメタボ健診が始まり、ライフスタイルを見直して大病を未然に防ぐための動機付けも積極的に行われるはずです。

生活習慣病の大部分は、変えたくない「快適習慣」に起因するのだと説くのがこの本。
糖尿病の外来での患者さんとのやり取りを再現し、様々な生活習慣の実態を浮かび上がらせています。
それと照合して読者自身の生活習慣を振り返るきっかけになれば、というのが筆者の狙いです。

図版が少ないのが唯一の欠点かと思いますが、医者の立場からも興味深く読み進めることができる一冊です。
限られた診察時間の中で生活習慣の見直しを指導するのは大変なことです。
このままではいけないのだと患者さん自身に自覚を持ってもらうことが何より大事なこと。
いかに自覚してもらうか、そこは指導の工夫を重ねていかなくてはならないでしょう。
この「快適習慣」という言葉はちょっとインパクトがあって使えそうですね。

当院では、皆様の生活習慣の見直しに活用できる貸出し可能な書籍を数多く揃えております。
是非ご活用下さい。


 → 懲りない患者 快適習慣の落し穴

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わかりやすい本にはいろいろな工夫があります。

この本では、まず一般的な目次に続いて、「しびれの部位別目次」というのがあります。
自分が必要とする情報だけを本の中から効率的に選び出すことができるわけです。

本文の方はまず、しびれの部位や起こり方からどんな病気が考えられるかを図解し、必要なページに誘導してくれます。
次にしびれの起こるメカニズムをイラストをふんだんに使って非常にわかりやすく解説。
そして検査や治療法、日常での注意点などをこれまた図表たっぷりに満載。

専門領域のことを一般の方にわかりやすく伝える手法は大いに参考にしなくてはなりません。
この本で残念なのは、すぐに手に取ってくれないのではないかと思われる表紙の味気なさだけでしょうか。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → しびれが気になるときに読む本 (早わかり健康ガイド)

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この本を手にして驚くのは、本格的な図版がとても豊富なこと。
医学や薬学などの専門領域で使っても恥ずかしくないイラストが使われています。
それでいて、解説の文章は一般の人にも理解できる平易な言葉で書かれています。
私もおおいに参考になる部分がありました。

クスリの特徴や体内での動態などの総論と、それに続いて病気別、症状別に使われるクスリについての具体的な説明から構成されています。
一つ一つがとても丁寧で、内容も豊富。
この値段なら一家に一冊買っても損ではありませんが、当院の書籍の貸出しも是非活用して下さい。

病気を治す上で必要なクスリを飲んでいただくにあたって、我々もある程度説明をします。
しかし、自分の飲んでいるクスリについてご自身で勉強して知識を得ていただくことで、クスリと上手に付き合うことができると思います。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 全図解 クスリのしくみ事典―どう効くのか?なぜ副作用が起こるのか?

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その昔、日本人は魚を生で食べると野蛮人扱いされていたのに、今や寿司はヘルシーフードとして世界的に認知されるまでになりました。
ところが、日本人の魚の摂取量は減る一方。
そして脂肪摂取のパーセンテージは米国を抜いたとも言われ、食生活は世界の健康指向とは逆行するばかり。

血液をサラサラにし、コレステロールを下げ、アレルギーを抑え、ガンも予防する多価不飽和脂肪酸をはじめとして、魚の人体への効能を解説し、魚の種類に応じた様々なレシピがこの本では紹介されています。

メタボな体が気になる方、海の幸がいかに素晴らしいものなのかこの本で認識していただきたいと思います。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → おさかな博士の新・魚を食べる健康法―すぐれた効能、らくらくメニュー

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診療所のライブラリには、お子様を退屈させないように絵本も揃えてあります。
今回はその中の一つ「チャーリー・ブラウン なぜなんだい ?」を紹介。

この物語は先にテレビアニメとして放送され、絵本になったもので、クラスメートが白血病になってしまう話です。
周囲では友だちをいたわるやさしい気持ちがある一方で、病気への無理解や偏見という大きな壁も存在します。
かわいいキャラクターたちが登場する物語を通して、人として大切なものを教えてくれる本です。
大人の方も読んで損のない内容だと思います。

以前の記事に古い本は順次更新していく、と書きました。
これは16年ほど前に出されましたが、古くても大事にしていきたい本があります。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → チャーリー・ブラウンなぜなんだい?―ともだちがおもい病気になったとき

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ご高齢の方は筋力が衰えて転倒しやすくなり、いともたやすく骨折。よくある話です。
いずれ治るとしても、骨折は高齢者にとって日常生活に大きなダメージを与えます。
米国では高齢者の大腿骨頚部骨折で一年後の死亡率が15.9%にもなることが報告されています。

この本では、高齢者に多い「大腿骨頚部骨折」「腰椎圧迫骨折」「橈骨遠位端骨折」「上腕骨頚部骨折」の四つの骨折を取り上げ、どのような機転で起きるか、治療やリハビリはどのように行なうかをとてもわかりやすく解説してあります。
ご家族の力で寝たきりになるのを防ぐ方法や、再び骨折しないための工夫なども書かれています。
骨折したお年寄りを抱えたご家庭には必ず役立つ情報が数多く含まれていると思います。

貸出し可能な書籍もおおよそ200冊となりました。
医学や介護、健康に関する多岐にわたる本を揃えておりますので是非ご活用を。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → お年寄りが骨折したら―寝たきりにさせない知恵

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嚥下障害の方に対して最近では胃瘻を造設して栄養管理をする手段も一般化してきました。
でも口から食事を摂ることは人生の楽しみの一つでもあります。

今回紹介する本。
前半では、具体的な献立よりも食べやすくするための調理法の工夫やアイデアに重きが置かれています。
それだけにとどまらず、市販の惣菜や外食での工夫や介護食品についても触れています。

この本の特徴と言える後半では、嚥下障害のしくみやのどに詰まらせた時の対処法、口腔ケアに至るまで豊富なイラストとともに解説してあります。

ご家族の食事介助をされている方には役立つ情報満載の充実した内容の本です。
食事の献立の本だと思って手に取られると、いい意味で面食らうかも知れません。


当院のライブラリを是非ご活用下さい。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 図解 かみにくい・飲み込みにくい人の食事

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タイトルは何だか仰々しいのですが、
大腸ポリープからがんになったり、クローン病から腸閉塞を起こしたりと、
一つの病気が別の疾患を併発していくさまをこのタイトルに込めているようです。

腸のメカニズムや大腸疾患によって引き起こされる様々な症状、検査、治療法などを
数多くのイラストを交えて大変わかりやすく解説してあり、
この一冊で大腸に関する様々な知識を得ることができます。

大腸疾患は生活様式の西洋化に伴って増加の一途をたどっています。
この本にざっと目を通して思い当たる節があれば、是非大腸の検査を積極的に受けていただきたいと思います。

監修に当たったのは、弁護士の肩書きも併せ持つ消化器内科の分野では知らぬ者がいない先生です。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 腸の病気は連鎖する (健康ライブラリー)

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寄生虫にまつわる話をまとめたエッセイです。
寄生虫と聞くと気持ち悪いイメージを持たれますが、とても面白い文章なのであっという間に最後まで読み切ってしまいます。今や宮崎県知事となった人物の名前も出てきます。
私が学生時代に講義を受けた先生の研究成果で、砂場が公園や校庭から姿をどんどん消しいますが、そのあたりにも言及しています。
当ブログでも以前に紹介したアニサキスの話も載っています。

ちょっと古い本ですが、今回紹介した理由。
実は著者 (藤田紘一郎先生) の講演が 10月に姶良町にて行われるからです。
楽しい話が聞けると思いますので、興味のある方は青雲病院までお問い合わせ下さい。

  ■ 日時 10月20日 (土) 14時から
  ■ 場所 姶良中央公民館  入場無料

この本は当院のライブラリに貸し出しを始めた当初よりありますので是非読んでみて下さい。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 笑うカイチュウ―寄生虫博士奮闘記

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