野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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 診療所ライブラリー

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この本の著者名を見てびっくり。
大学の同じ医局の一年先輩ではないですか。
この先生自身にも了解を得ましたので、今回の診療所ライブラリは『「スーパー名医」が医療を壊す』を紹介します。

医療側と受療側の信頼関係が損なわれていることが「医療崩壊」の一因であり、それを食い止めるためには、医療制度などのハード面をいじるのではなく、人の気持ちの持ちようという心の問題を変えていくしかないとして、昨今の医療ドラマやマンガをいくつか取り上げながら考察を進めていきます。
決して専門的にならずユーモアをふんだんに交えながらの語り口なので、一般の方に現在の医療現場の問題点を理解していただくのがとても容易ではないかと思います。
個人的には、エピソードとして描かれている私の同級生のくだりに笑ったりしながら読み進め、内容に非常に共感を覚えました。
失礼ながらこんなに素晴らしい文才があるとは存じませんでしたが、物腰柔らかく取っつきやすいキャラクターの先輩らしさが滲み出た一冊です。
本当はもっと舌鋒鋭い突っ込みをしたかったのでは、と思いますけど。

当院の診療所のライブラリにも置きますが、是非買って読んでいただきたいとも思っております 。


  → 「スーパー名医」が医療を壊す

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野菜、果物、豆類、魚介類、肉類、調味料・・・。
日常の食材の長所や短所をコンパクトにまとめた本。
倭名類聚鈔や本草綱目などの古典からの引用もあるのですが、肩がこらずにさらりと読めて、いろいろな知識が身に付きます。

この本では食べ物の種類により体を冷やすもの、温めるものがあることも言及しています。
どういうメカニズムなのか解明されていませんが、食べ物によって体が温まるもの、冷えたるものがあります。
このバランスも食事も大切になってきます。
例えば、寿司屋に行くとします。
シャリ、ネタ、アガリなどは体を冷やしますが、唯一ガリが体を温めるのです。
ガリ、すなわち生姜には体を温めて他の食材とバランスをとるだけでなく、食中毒や寄生虫を防ぐ作用もあるとされます。
単なる添え物ではないわけですね。

最後にこの本に載っていないトマトに関する小ネタを一つ。
トマトを丸かじりするときお尻の方ではなく、ヘタの方からかぶりつくと中身が飛び散らずに済みます。
お試しあれ。


  → 食べ物のメリット・デメリットがまるごとわかる本―治す、防ぐ、若返る…「食材」の秘密

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何にも自覚症状がないのに検査なんて・・・と尻込みされる方も多いとは思いますが、人間ドックで定期的に健康チェックを受けて、データやアドバイスを賢く日常生活に活用していくことは大切なことです。
でも、人間ドックではどんなことをやるのか、コストはどの位かかるのかなど不安なことも多いことでしょう。
この本、タイトルがどうかな ? とは思うのですが、一通り読んでみるとドックでやってる検査やその意義がよくわかり、受けてみようという気になるのではないでしょうか。

1月から3月は人間ドックを受診される方が少なくなる時期です。
この期間なら混雑せず、希望の日で受けることができるでしょうし、施設によっては料金の割引をしているところもありますので今からでも問い合わせてみてはいかがでしょうか。
これも賢いドックの活用法かも知れません。

「人間ドック」なる言葉、さかのぼると鹿児島が生んだ明治の偉人、大山巖にたどり着くという説があります。
その彼もかなりのメタボだったようですね。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 「デキる人」ほどなぜ人間ドックに行くのか?

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医療関係者向けサイトで連載中の、子育てをしながらハーバード大に留学している女性のブログに次のような文がありました。
『アメリカ人のお子さんたちのお弁当は、ほとんどがリンゴ、サンドイッチ、マカロニ&チーズ、割けるチーズ、カップ入りアップルソース、ゼリー、グリンピースとコーンを混ぜたもの…といった、日本でいうおやつのような内容です。私が毎日「彩りとバランスとを工夫して」と考えているのがばからしくなるほど、とっても簡単で、素手でつまんで食べられるものばかりです。』

ちょうどこの挑発的なタイトルの本を読んでいた最中だったので興味深く読みました。
虐待にうるさい米国人なのにこれを食生活上の虐待とは思わないのでしょうか。

歪んだ食生活は致命的な疾患に繋がっていくのですが、和食、それも昭和40年代の日本の食生活は塩分摂取量以外は理想的なものだと以前にもこのブログで書いたことがあります。
和食と並んで地中海式ダイエットなるものも心疾患や心血管病による死亡率を低下させる点で注目されています。
地中海に面した某国を旅した時、現地の人にこのように言われました。
「私たちは日本人と同じように米も食べるし、魚も食べる。タコも食べるよ。」
オリーブオイルをふんだんに使う点が大きく異なりますが、地中海の食材は日本人に抵抗なく受け入れられるものばかりです。
地中海まで出向かなくても、鹿児島には長寿を育んだ安くておいしい食べ物が豊富で本当に感謝しています。

食生活がどんどん欧米化している日本の現状に警告を発し、和食の素晴らしさを再認識してもらうのに格好の一冊。
食習慣を悪化させないためにも是非ご一読を。
当院の書籍の貸し出しも大いに活用してください。


□ 過去の関連記事
 ・デブの帝国 ― いかにしてアメリカは肥満大国となったのか



( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 医者からの警告 食生活だけは絶対にアメリカを見習うな

200910242202387306.gif ◆ 診療所ライブラリー 43 ◆


左利きの人が日常生活の中でいかに不便を強いられているか、そういう内容の本はいくつかあると思います。
この本でちょっとびっくりしたのは鹿児島のそうめん流しについての記載もあること。
鹿児島以外の人にはピンとこないかも知れませんが、テーブルの上の水槽の中でそうめんがぐるぐる回っているのです。
反時計回りに流れているので左利きの人がそうめんをすくうのは大変なことです。
唐船峡にはそれに配慮して内側に逆回転する水槽を併用しているテープルも最近できたようですね。
( http://video.aol.co.uk/video-detail/augm-2009-/1840639269 )

サッシのロックやガスコンロのつまみ、瓶のふたなどは逆に左利きの人には便利にできているというのは、この本を読むまで気づきませんでしたが、我々が使う内視鏡も左利きの人が有利ではないかと思うことがあります。
内視鏡の出し入れや鉗子の操作は右なのですが、頻繁に細かく動いているのは左手の方。
内視鏡先端の上下左右のアングル操作、吸引操作、送気・送水操作、画面のフリーズやシャッター操作、こういったものを全て左手が担当しているのです。
左利きの私にはうってつけの道具と言えましょう。

先のそうめん流しですが、テーブルをドーナツ状にしてその中心に左利きの人が入ればみんなと同じ水槽でそうめんを楽しむことができます。
このアイデア、どなたか具現化してみませんか ?

当院のライブラリにはちょっと息抜きのできる本も置いてあります。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 左利きの人々

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日本においては、自己主張をすることはあまり好まれず、多くの人が支持する「普通」であるという価値観の中に嵌め込まれて生きている。
どんな人にもその人なりの個性があるのに周囲と大きく異なっていると、それが悪いものだとみなして引っ込めてしまう。
そして自分を見失い、それが心の病の元になっている。
しかし「普通」でないことが幸せの本質なのだと認識し、自分らしく自然に生きることが何よりも大切である。

本の内容を簡潔に言ってしまうとこうなるかも知れませんが、是非手に取って読んでみていただきたい本です。

読んでいて目立つのは随所にて出てくる引用文の多さ。
それは童話や小説、著名人の言葉、仏教の解説に至るまで幅広い分野からチョイスされ、内容の理解の一助となります。
教養の深さと多くのカウンセリング経験から語られるわかりやすく示唆に富んだ言葉は、自分の生き方を見つめ直すいいヒントとなるはずです。
Amazon のカスタマーレビューでも9割が五つ星をつけている、納得の内容です。

当院のライブラリにも置いてありますので是非ご活用下さい。



( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 「普通がいい」という病

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この本の著者は大学の大先輩にあたる方。
学生時代に買った著者の心電図の本は今でも本棚に並んでいます。

この本では、50年以上医療に携わってきた経験を基に、医師と患者の信頼関係が医療の原則であること、そのためには上手にコミュニケーションをとることが大切であることを説いています。

タイトルからわかる通り、患者さんやそのご家族向けに書かれた本ではありますが、医療関係者にも刺激を与えるものとなっています。
例えば、第三章「信頼できるドクター」とは ?
コミュニケーション上手で、社会的良識や知識を持っていて、きちんと説明してくれて、喫煙もせず自ら生活管理をし、癒しの心を持っていて・・・。
いやはや耳に痛い言葉が並んでいます。
鹿児島に帰ってきて診療所を手伝うようになり相当注意を払っている部分ではありますが、この本を読むとまだまだ修業が足りないなと思ってしまいます。

しかし、ざっと読み終わって考えてみるとここに書かれてあるのはごく当たり前のこと。
わざわざ本に書き起こさなくてはならない程に今の日本人のコミュニケーション能力がうまくないのか、あるいは落ちているのかとちょっと寂しい気分にもなります。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  →ドクターに質問できますか?

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今回紹介するのは、薬を使うに際しての疑問を「飲み方・使い方」「飲み合わせ・食べ合わせ」などのパートに分け、Q&A 方式で具体的にわかりやすく解説してある本です。

「薬を飲み忘れた。二回分一緒に飲んでもいい ?」
「『まれ』な副作用って、どれくらいまれ ?」
というような私でも説明できるような項目もあれば、
「炭火の焼き肉を食べてから飲むと効きにくい薬がある ?」
「アスピリンは商品名 ? 製剤名 ?」
など、なるほどそうだったのか、と勉強になるものまで180項目以上に及ぶ充実した内容。

一般の方の教科書としてはもちろん、医療関係者にも知識の再確認や新たな情報源として役に立つものと思います。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  →薬の?がわかる本

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「麻疹が流行する国で新型インフルエンザは防げるのか」。
このインパクトのあるタイトルの本を書いたのは、若くして私の出身校の教授となった人物。

この本が出版されたのは今年の3月で、新型 ( 豚 ) インフルエンザの世界的な蔓延が始まる前なのですが、日本における狂騒の坩堝を予見したような内容には驚かされます。

この騒動の中、日本で多くの人がマスク姿で街を歩く映像を世界の人たちは奇異の目で見ていました。
一方で、今月17日には、日本のエイズ感染者・発症者が過去最高を記録したことが発表されています。
先進国で増えているのは日本だけという事態は一向に改善されません。
新型インフルエンザに過剰なまでの反応を示すのに、エイズ、麻疹、結核などの疾患には無頓着。
どうしてでしょうか。

この本は、感染症分野での日本の医療の問題点を広範囲に扱ったもので、医療行政の無責任さや医療報道の質の低さなどもきっちり指摘してあります。
今回の新型インフルエンザ問題、厚生労働省の対応は適切だったでしょうか。
マスコミの報道の仕方は不安を増大させなかったでしょうか。
そして、皆さん一人一人はどう対応されたでしょうか。
新型インフルエンザに限らず、普段の予防接種などにも注意を払われているでしょうか。

この本を読んでいただいて、日本の感染症に対する医療環境の現状を理解していただくのはもちろん、今回の騒動を検証して今後起こるであろう様々な流行性の疾患に我々はどう対処していくべきかを学んでいただきたいと思います。


当院の診療所ライブラリですが、非常に好評で多くの方に利用していただいております。
ご利用方法については、左側のカラムの「当院の書籍の貸し出しについて」にまとめましたので覗いてみてください。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  →麻疹が流行する国で新型インフルエンザは防げるのか


□ 過去の関連記事
 ・インフルエンザに効く薬
 ・追加接種をお忘れなく


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高齢者の多い鹿児島。
往診に行くと老老介護の現場を目の当たりにすることもよくあります。
医療にお金がかかるゆえできるだけ在宅で、という流れを国は作っているわけですが、こういう状況が数多く生まれることを想定していたのでしょうか。

ともあれ、身内を介護することはある程度避けて通れないものです。
介護に関する本もたくさん出版されていますが、今回紹介するのは某新聞に連載されたものをまとめたもの。
普段の介護に役立つ情報や工夫などをイラストや写真をふんだんに使って解説してあり、とてもわかりやすくなっています。

古武術を応用した介護術、ポリ袋を使ってベッドサイドで洗髪、昔の生活道具や写真を使って認知症の方に昔を思い出させる回想法、・・・。
ぱらぱらとめくるだけでも目からうろこの実用的内容が目に飛び込んできます。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  →やさしい介護 目で見る介護


□ 過去の関連記事
 ・介護 臭いで困っていませんか
 ・老人の「複雑な思い」をわかってあげる本
 ・お年寄りが骨折したら


basedow.gif ◆ 診療所ライブラリー 37 ◆


先日、甲状腺のことをブログでネタにしましたが、その後もマスコミなどで取り上げられる機会が多くなっているようです。

さて今回紹介します本。
甲状腺治療の第一人者によってバセドウ病という一つの病気だけに絞って書かれており、病気そのものや治療に対する疑問や不安に非常に細かな部分まで Q&A 方式でわかりやすく答える形になっています。

また、医療関係者にも役立つ内容だと思います。
例えば甲状腺の触診。
患者さんと向き合って親指で触る方法と背後にまわって 親指以外の指で触る方法があるのですが、意外と後者の方法を知らない人も多いようです。
親指だけで触診するよりも甲状腺を触知しやすいのですが、しっかり解説してある教科書が少ないのも現状です。
これが図説してあり、医学生や研修医などにも参考となる本だと思います。

バセドウ病は甲状腺疾患の中でも最も診療する機会が多く、特に比較的若い女性に見られます。
私の経験上、13歳の方を受け持ったことがあります。
若くして病気になると健康に対して不安が強くなるのも尚更でしょう。
生半可な噂などに惑わされず、治療に当たり病気に対して正しい知識を持っていただくのも大事なことです。
外来で本の貸し出しを始めたのもそんな考えが端緒となっています。
当院のライブラリーを是非ご活用下さい。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  →バセドウ病 (専門医が答えるQ&A)

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個人的に肩こりは悩みのタネ。
ブログを書くのにコンピュータに向かう時間が長くなると必発です。
先日も講演会で 2時間椅子に座っていただけで肩から首にかけての痛みが。

3年程前でしたか、右の指がしびれるので首のレントゲンを撮ってみたら立派な骨棘ができていました。
自分の体でこういう変化が起きているなんて想像すらしていなかたのですが、恐らく10-20代の頃のテレビを見る姿勢に一番の問題があったのだろうと思います。
整形外科をやっている従兄弟に聞いてみると、私のようななで肩はこういう変化が起きやすいのだそうです。

さて、今回紹介する本で役に立つのはセルフケアの項目です。
どのような姿勢が肩こりの原因になっているのかを理解することがまず大事であることは、私が診察時に言っていることと同じです。
その上で、ほぐし方やくつろぎ方、体操の仕方などをイラスト入りでわかりやすく解説しています。

我々の処方する内服薬や湿布薬だけでは十分に痛みが緩和しない場合もあります。
そんな時はセルフケアを併せて活用することも大事。
私も実践しています。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  →40代からの首こり肩こり解消法

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同じ温度のスープなのに平気で飲める人もいれば、猫舌なのでとフーフー冷ましながら飲む人。
同じ刺激でも人によって感じ方が様々であることは日常の中でよく遭遇することです。

普通の人なら何とも感じないのに、内臓の感覚が鋭いばかりにちょっとした刺激が脳に伝わり、それが不安やストレスという形になっている。
日本人の 5人に 1人が罹患しているという過敏性腸症候群 (IBS) の研究において、腸の「知覚過敏」が脳の情動形成に影響を及ぼすことが明らかになりつつあります。
線維筋痛症などの分野でもこの知覚過敏が注目されているようです。

この本に書かれていることは私が学会や講演会などでこれまで勉強したことがふんだんに盛り込まれていてちょっと専門的なのですが、研究で得られたデータの解釈が筆者独特の比喩やユーモアを交えて加えられており、一般の方でもある程度面白く読んでいただけるものと思います。
最先端を行く腸と脳の関係の研究成果を知ることは、得も言われぬ苦痛に日常的にお困りの方の生活上のヒントとなるかも知れません。

そう言えば、一つ思い出しました。
あるうつ症状の強い患者さんに大腸内視鏡をしたときのことです。
「先生、大腸を折りたたむようにしながらカメラを進めていく感じがよくわかりました」
事実、大腸を短縮しながら挿入していくのですが、そういう感覚は普通まずありません。


さて、2年半ほど前から始めた書籍の貸し出し
当初50冊ほどだった当院のライブラリーも今月とうとう300冊を超えました。
皆様に是非ご活用いただきたいと思います。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  →内臓感覚―脳と腸の不思議な関係


 □過去の関連記事
 ・内視鏡検査で便秘薬を選択
 ・ミントも提供開始
 ・増えてます、大腸内視鏡検査

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世の中、メタボ、メタボと騒いではいるものの、一番話題になるのはおなか周りの脂肪のことだけで、実際にどのような定義のものなのか、それを放置しておくとどのようになるのかしっかり理解されている方は少ないのではないでしょうか。

この強烈なタイトルの本は、メタボリックシンドロームの行き着く先の心臓疾患について書かれているものです。
マンガ仕立てで図版も多く、見開きで一項目ずつ解説するスタイルをとっており読みやすくなっています。

タイトルにもあるように健診でひっかかっても仕事等を理由に受診されない男性が結構いらっしゃいます。
自分のためにも家族のためにも会社のためにも健康を維持して仕事に励むことが何よりも大事です。
メタボと指摘された方はこの本を読んで大病を未然に防ぐよう心がけましょう。

医師向けサイトの中の某メーカーの連載に「脂質を下げて男を上げる」という文言があります。
この本のタイトルなどインパクトがあって印象に残る言葉は患者さんを指導していく上で大いに役立ちそう。
活用させていただきます。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  →病院に行かない夫 体重計に乗らない妻


□ 過去の関連記事
 ・脂肪肝に漢方薬
 ・メタボリック症候群からアルツハイマー病
 ・メタボリック症候群から大腸がんへ
 ・間食がやめられない理由

bcbwvra1.gif ◆ 診療所ライブラリー 33 ◆


タイトルは「血糖値を自分で改善」。
内服薬やインスリンを使わず、病院に行かなくてもOK、なんていかがわしい内容の怪しげな健康本ではありませんので早とちりのないように。

境界型であるとか糖尿病だが薬物治療はまだするほどでもない、と健診や外来等で言われたことのある人も多いと思います。
ではどうすればいいのか、限られた時間の中では指導が十分に行なえないのが現状です。

そういう人たちをターゲットにしたこの本には我々の言いたいことが全部網羅して書いてあります。
高めの血糖は普段の食事や運動の習慣に合格点が付けられない状態だと自覚し、快適さに甘えた自分の日常を見直すきっかけにしていただくのにうってつけの内容です。
もちろん、糖尿病の基礎知識についても学べます。

地球温暖化などで環境問題に対する意識は高まってきました。
次は飽食を始めとする日本の食習慣の現状にも目を向けてみましょう。
それは自分自身の疾病予防だけでなく、環境問題の改善にもつながります。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 血糖を自分で改善


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