野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して42年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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 診察室のBGM

elhpcocg.gif【診察室のBGM 19】


たまたまついていたテレビから流れてきた聴き慣れたピアノのメロディ。
それが今日紹介する中村由利子「あなたが微笑む日」だったのですが、
番組を見てびっくり。それは韓国ドラマ「頑張れクムスン」でした。
韓流ドラマにさして興味のない私ですが、調べてみると彼女の音楽が彼の地で数多く使われていることを知りました。

80年代にニューエイジミュージックと称される非常に定義の曖昧なジャンルが形成されました。
このブログでも既に紹介した溝口肇村松健もこのカテゴリーに含まれていたと思います。
彼女もニューエイジミュージックの代表格のアーティストですが、今年でもうデビュー20周年なんですね。

彼女のアルバム「夢の時へ」はジェットストリームのテーマ曲やCMで使用された曲が多く収載された秀作。
診察室のBGMとしても数曲ピックアップしてあります。

12月 9日には、みやまコンセールで白鳥英美子と中村由利子のジョイントコンサートが開かれます。
みやまコンセールは霧島の山懐に抱かれた自然の中に佇むホール。
初冬の霧島に響く音楽はどれだけ心を温めてくれるでしょうか。
いい席を確保しました。心待ちにしています。


追記) コンサート、良かったです。この曲も披露してくれました。
   低音をあまり使わないゆったりと空間を湛えていく彼女独特の旋律を生で聴いてとても満足。
   白鳥英美子の澄んだ歌声とともに素敵なクリスマスプレゼントでした。(12月9日)



  → 「夢の時へ」

wdwxrzzg.gif【診察室のBGM 18】


Kelly Sweet、まだ19歳ながらかなりの実力を秘めた歌姫がデビュー。
高音域に曇りのない伸びやかな声で、ポップスに始まりスムースジャズやクラシック風まで幅広いテイストの曲をアルバム「We Are One」の中で披露しています。
今後どういうカラーを出していくか、楽しみな存在です。

日本版のアルバムのボーナストラックとして一番最後に収められている「Nella Fantasia」サラ・ブライトマンで聞き知っていた曲です。
イタリア語ですし、てっきりオペラ物なのだろうと思っていましたが、エンニオ・モリコーネの手による映画音楽だったのですね。
「ミッション」(86年) というロバート・デ・ニーロが出ている作品のようです。
この曲がどのように使われているのか今度見てみたいと思います。

一つの音楽からいろんな世界が広がります。

BSフジで「Speak in Music」という番組が始まり、27日は彼女がブルーノート東京で歌う様子が流れました。
番組の司会は Fried PrideShiho も務めています。

11月10日に再放送されるようです。



  → 「We Are One」

a6bucij5.gif【診察室のBGM 17】


私が10代の頃、どういうわけか17歳を歌った曲が多かったように思います。

南沙織「17才」はタイトルがそのものズバリ。
榊原郁恵のデビュー曲「私の先生」や先頃他界した阿久悠作詞の岩崎宏美「センチメンタル」中森明菜「少女A」などの歌詞に17歳という言葉が織り交ぜられています。
海外でもフォリナー「Seventeen」、そしてジャニス・イアン「At Seventeen」

ジャニスの曲の邦題は「17才の頃」でしたね。
この曲の歌詞はちょっぴり屈折した自虐的なものに思えますが、かとうあすか の優しい癒しの声がギターと彼女自身のピアノとともに診察室のスピーカーから流れてくると甘美ですらあります。

昨年から今年にかけ iTunes Store 限定で 3回にわたり3曲ずつ配信された彼女の作品群、「Sunday Morning」
オリジナルはもちろん、カバー曲は選曲もよく練られていて、いつまでも飽きのこない心地よさがあります。



  → 「Sunday Morning」

1dcwaabz.gif【診察室のBGM 16】


アルバム「Promise」はピアニスト Danny Grissett の初リーダー作となるトリオ物。
玄人をも唸らせる素晴らしいテクニック、それでいてくどさは感じられず、
選曲にメリハリもあって、さらりと最後まで聴けてしまう佳作です。

「Everything Happens To Me」マット・デニスの作品で元々は歌詞がついていますが、その中には、はしかだのおたふく風邪だの出てきます。

そうと知っていれば前回紹介した「Beauty Mark」同様、診察室で流すのには良くないのかも知れませんが、
ヴォーカルはありませんし、女性が弾いているような流麗なピアノを聴いていると、とても心和みます。

年末には、北川潔とともに日本にやって来るようですが、ライブは東京と大阪だけのようですね。

なお、先に紹介したGeorge Cotsirilosのギターでもこの曲を楽しんでいただけます。



  → 「PROMISE」

gzdvdlxw.gif【診察室のBGM 15】


前回紹介した Aricoのアルバムが朝に白む前の夜空をモチーフにしたものとすれば、
フランスの女優 Charlotte Gainsbourg が昨年リリースした「5:55」
ベッドで眠れずに過ごして迎えた夜明け前ような気怠さを全体に漂わせています。

セルジュ・ゲンズブールを父親に、そしてジェーン・バーキンを母親に持つ彼女が
囁くように歌うアルバムの中の一曲「Beauty Mark」
ちょっぴり暗喩的でもあるシンプルな歌詞は診察室のBGMにはそぐわないかも知れません。でも母親とはまた一味違う甘ったるさを帯びた声は、その眩惑の囁きを耽美的にやさしく包む音色と相まって聴く人を惹きつけます。

このアルバムからはもう一曲選んであります。彼女の声に存分に浸ってみて下さい。







  → “5:55”

4rj4cf_4.gif【診察室のBGM 14】


Arico のアルバム「ときあかり」
まず最初にCDジャケットが美濃の手漉き和紙にくるまれていることに意表をつかれます。そしてよく見るとその和紙に、タイトルや曲目がさり気なく浮き出しプレスされていることに気づきます。

ときあかり、とは明け方の東の空が白むこと。漢字では「時明かり」と書くようですが、
もしかすると「鴇色 (ときいろ)」にも引っかけている言葉なのかも知れません。
この言葉のイメージから即興で演奏したという曲に始まるアルバム全体、玄遠な宇宙空間へ溶けていくような繊細なピアノの音色で満たされています。

「月待ち」の流れるようなメロディは、和紙の心地よい肌触りにも似て。
そして柔らかに叙情詩のように心に染み入って、聴覚から呼び覚まされた視覚が様々な情景を描いていく・・・。
そんな感じでしょうか。

このアルバムのほとんどの曲を診察室で聴いていただけます



  → 「ときあかり」

cew6lri0.gif【診察室のBGM 13】


邦題「大地は怒る」という映画のテーマ曲であった「On Green Dolphin Street」は、
ビル・エヴァンスマイルス・デービスソニー・ロリンズなど
ジャズ界の大御所がこぞって演奏しているスタンダードナンバー。
iTunes Storeで検索しただけで、125曲もヒットしました。

ギタリスト George Cotsirilos
この人、よく知りません。そもそも姓は何て読むのでしょうか。
だけど、たまたまインターネットラジオで出会って即、気に入ってしまったのです。
彼が世に出したアルバムは 2枚だけ。1枚はトリオ物で、そこではエレキギターをやっていますが、
アルバム「Silenciosa」は全く雰囲気が異なり、アコースティックギターのみで全編とても心地よく聴かせてくれます。
この「On Green Dolphin Street」、よく聴かないとお馴染のメロディーが分からないほど彼なりにアレンジされ、とても流麗な感じに仕上がっています。

これ以外の曲も合わせて 5曲、アルバムから選んで診察室で流しています
なお、二つのアルバムとも日本で正式にリリースされていませんのでご注意を。




  → 「Silenciosa」

kprbowkk.gif【診察室のBGM 12】


最初に 村松健 の作品を聴いたのが1984年。
アジサイを意味する「Hydrangea」という清々しい曲でした。
この作品の収められたアルバムには大貫妙子ナニワエキスプレス東原力哉清水興など豪華な面々がゲスト参加していたのを覚えています。
とても好きなピアニストなのですが、アルバムを矢継ぎ早に発表するそのペースにいつしかついていけなくなってしまいました。

その彼が現在奄美大島に住み創作活動をしていると、鹿児島に帰ってきてから知って私はびっくり。
そして久しぶりに彼のアルバムを手にすることになりました。

奄美で過ごす中から生まれたアルバム「88+3」は、ピアノの鍵盤の数と奄美の三線の弦の数を意味します。
アルバムの中の何曲かで彼自身の演奏する三線の音色も楽しめます。
「誰も知らない島へ」のピアノと三線の織りなす響きはどこか懐かしい世界にいざなっているようです。





  → 「88+3」

wvgsqban.gif【診察室のBGM 11】


ヴォーカルとギターというシンプルな構成のユニット Fried Pride
Shihoの魂の奥底から湧き出すハスキーでいて艶のある天性の歌唱力と、横田明紀男の華麗なるテクニックのギターに、心も体も揺さぶられます。
幅広いジャンルのナンバーをこなしつつも全く芯のぶれない、これぞフラプラという音楽性に彼らの魅力があります。

選曲も見事なアルバム「MusiCream」では初めて日本語の曲にいくつか挑戦しています。
その中の一つがオリジナルラブの名曲「接吻KISS」
これは何という甘美な調べでしょう。何という切なさでしょう。
フラプラ流に消化されて、曲の魅力はさらに昇華。
この曲が診察室に流れてくると頭が鑑賞モードに入ってしまい、診療がおろそかになってしまいそう。


さて、そんな彼らの音楽を五感でいっぱいに味わうべく、明日鹿児島で行われるライブに行く予定にしています。


追記) ライブの終わりに診察室で曲流してます、と伝えました。
    サインしてもらったCDは宝物にします。





  → 「MusiCream」

jackie.gif【診察室のBGM 10】


診療所のBGMの中で、日本でCDが正式リリースされていないアーティストの紹介第2弾は Jackie Allen です。

インターネットラジオでたまたま出会った彼女のちょっぴりハスキーで柔らかな声に、たちまち魅了されて以来のファンです。

新しいアルバム「Tangled」の中に収められた、かつてShirly Hornも唄っていた「Solitary Moon」を彼女の声で聴いていると、月の光に優しく絹のように包まれた気持ちにさせてくれます。

最近気づきましたが、iTunes storeでは売ってますね。是非試聴してみてください。

Moonにいろんな形容詞をつけた曲があります。特に色の形容詞が多いですね。
「Silver Moon」や「Cobalt Moon」「Pale Moon」などはまだ眺めた記憶のある色ですが、
歌詞の中に「Blood-red moon」というちょっと凄い表現の出てくる曲もあります。
月の輝きは時にとても神秘的ですが、皆さんはどのような色の月を見たことがあるでしょうか。





  → 「Tangled」

uzb8ymrn.gif【診察室のBGM 9】


診察室で音楽を流し始めて3ヶ月程経ちましたので、若干曲の入れ替えを行いました。

CDが日本で正式リリースされていないお気に入りのアーティストを紹介してみます。
今回は Greta Matassa

彼女の歌声には、うまい! と唸ってしまい、つい聴き入ってしまいます。
情感たっぷりに、躍動的に、自由に操るその声で目の前に物語がくっきりと浮かび上がってくるようです。

彼女のアルバム「Favorites From a Long Walk」はどれをとっても素晴らしい曲ばかりの佳作なのですが、
外来で流す曲はあくまでリラクゼーションを主眼にしているため、2曲だけチョイス。
全部聴いていると本当に仕事そっちのけになってしまいますから。





  → 「Favorites from a Long Walk」

03m7yphd.gif【診察室のBGM 8】


診察室のBGMで御高齢の方に好評の曲。
第二弾として紹介するのは、Ann Sally のアルバム「Moon Dance」に収められた「蘇州夜曲」です。

渡辺はま子の唄ったこの曲を、
まさに癒しという言葉がぴったりの彼女の声で、そしてその声を十分に活かすピアノとギターだけのシンプルなアレンジで聴かせてくれます。

昔の曲はやっぱりいいですね、という患者さん方からの声を一番多く聞く曲でもあります。

ちなみに Ann Sally は私と同じ、内科医でもあります。





  → 「ムーン・ダンス」

o18zspil.gif【診察室のBGM 7】


クリスマスも終わり、診察室の音楽も普段通りに戻しました。

今日紹介するのは、御高齢の方々にとても好評な曲です。
Ozzie Kotani「Kokoni Sachi Ari」
そう、大津美子の代表作「ここに幸あり」のスラックキーギター版です。

このCDは知り合いから頂いたもので、それまでスラックキーギターなんて全然知りませんでした。Ozzie Kotani なる人物も未だに良く知りません。
ともあれ、普通より弦を緩く張ってギターを演奏するハワイ独特の音楽は、その緩さが何とも耳に心地よいのです。
「癒されますねぇ。古い唄はやっぱりいいですねぇ。」と歌詞を口ずさむ患者さんもいらっしゃいます。

スラックキーギター関係の曲は15曲、診察室で聴いていただけます。





  → 「カニ・キー・ホーアル」

qincsbce.gif【診察室のBGM 6】


1989年にスヌーピー誕生40周年を記念してリリースされた「Happy Anniversary, Charlie Brown!」は、錚々たるメンバーによるコンピレーションアルバムで、ジャズとしても十分楽しめる内容になっています。
その中から Patti Austin「Christmas Time Is Here」を期間限定のクリスマスソングとして現在流しています。

Dianna Krall「Christmas Songs」からも同じ曲をチョイス。

貫録のある大御所のボーカルと、しっとりとしたピアノ弾き語りを比較して聴いていただけます。




  → 「Happy Anniversary, Charlie Brown!」

9rzmtfld.gif【診察室のBGM 5】


外来のBGMに12月限定でクリスマスソングを織り交ぜることにしました。
今日から早速外来の患者さんには耳にしていただいています。

木住野佳子 (きしのよしこ) のアルバム「My Little Christmas」から「Silent Night」をはじめとして全曲を選びました。
どうしてこんなに柔らかで素直な音色が出せるのだろうか、と彼女の奏でるピアノを聴くたびにいつも思います。

10年来お気に入りで聴いている彼女の作品は、普段のBGM用にも20曲程選んであります。





  → 「My Little Christmas」

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