野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して42年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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8月14日・15日はお盆休みをいただきます。ご了承下さい。



 診察室のBGM

pure-acc【診察室のBGM 95】


アルバムに添えられた彼自身の言葉が面白いです。
アコーディオンのイメージを変えるために決めた「三つの禁じ手」。
それは、他人の伴奏はしない・人のカバーはしない・ソロ演奏をしない、なんだそうですが、その理由は是非アルバムを手にして読んでください。

今回、ソロでなおかつカバーを5曲も選んだのは、自身で道を切り開いてアコーディオンをメジャーな楽器として根付かせたという自負でしょう。
35枚目にして初のソロアルバムとなったのは、coba の新譜「pure accordion」
その出来栄えの素晴らしさには舌を巻きます。
その中の一曲、日本を代表する
「上を向いて歩こう」
アレンジも見事なのですが、そのアコーディオンの音色の美しいこと。
瑞々しい一つ一つの音に感動せずにはいられません。

4月の鹿児島でのライブを楽しみにしながら、診察室のBGMとして何曲かをセレクトして聴き入っています。


evergreen【診察室のBGM 94】


前回はアルバムタイトルが Red の曲を紹介しましたが、今回は赤い髪の至高のヴォーカリスト
Shiho超絶と称されるギターテクニックを駆使する横田明紀男のユニット、Fried Pride
この「診察室のBGM」では基本的に同じアーティストを採り上げるのは避けているのですが、彼らだけは特別で今回 5回目の登場となります。

1月24日、鹿児島で行なわれた彼らのライブ、素晴らしかったです。
聴くたびに深化するパフォーマンスには、本当に恐れ入ります。
ライブでは新譜
「Evergreen」から何曲か披露されましたが、その中でShihoちゃんがわざわざ和訳した詞を朗読してから唄ったのがエリック・カルメン「All By Myself」
聴いたことのない人はいないであろうスタンダードナンバーですね。
これを彼らならではの息の合った情感たっぷりの描写で会場は彩られました。
あの感動を診察室にも、とBGMにチョイスしました。

それにしても、日本の曲はスタンダードになるものが少な過ぎるように思いますが、どうしてでしょうね。

それからShihoちゃんの髪、九州でのツアーを終えたら黒くなったようです。


RED【診察室のBGM 93】


Diana Panton が昨年にリリースしたアルバム「Red」
赤いドレスを纏った彼女のジャケ写のアルバムを開封すると、これまた赤一色のCDレーベル面。
そこへ更に深紅の文字で「RED」と刻まれたディスクをプレーヤーに入れて聴いてみると、そこは成熟した愛の世界。
セレクトされた曲にはあまり聴き慣れないものもありますが、彼女の清楚で透明感のある癒しのヴォーカルとストリングスを交えたエレガントなアレンジに最後まで引き込まれてしまう素晴らしい一枚です。

紹介する曲は「Isn't That the Thing To Do」
正直、今回初めて出会った曲ですが、ブロッサム・ディアリーが1975年に発表したアルバムの中の作品です。
Diana 自身、愛らしい容姿と歌声のブロッサムに擬されることがあるようなんですが、ピアノとかすかに響くベース、途中に絡むヴィブラフォンをバックにした甘く囁く Diana にただうっとりするばかりです。
この曲、あまりメジャーではないようで、インターネットで歌詞を見つけることはできなかったのですが、聴き取れた範囲では親密な間柄の男性と愛を確かめ合う女性の気持ちを唄っているようです。

以前に Emilie-Claire Barlow を当連載で紹介しましたが、カナダの女性ジャズヴォーカリストには素晴らしい人が多いですね。


al-jarreau【診察室のBGM 92】


12月はいつものように診察室のBGMをクリスマスソングに衣替えをしております。
普段のリラクゼーションを目的とした選曲では、どうしても男性ヴォーカルは敬遠しがちとなってしまうので、クリスマスソングでは意識して男性物を多く選んでいます。

今回紹介するのは 
Al Jarreau が2008年にリリースしたその名もずばり「Christmas」
もちろん、クリスマスソングばかりのアルバムですが、線が太くて伸びのあるヴォーカルも十分に堪能できるだけでなく、様々な楽器を駆使したアレンジも聴き所です。
その中の1曲
「White Christmas」ビング・クロスビーが唄ったクリスマスソングの定番中の定番ですが、これがなかなか素晴らしい。
まず、温もりを感じるクラリネットに始まり、ストリングスが絡み、気がつけばいつの間にかドラムが加わって・・・。
ハモニカのような音色のシンセサイザーとアル・ジャロウ得意のスキャットが絡むところなどは、そこだけ聴くと原曲は何だったかわからなくなってますが、とにかく聴き惚れっぱなしです。

この曲の歌詞は、元々温暖なロスの人が銀世界のクリスマスに憧れる内容だったそうですが、今年の冬はカリフォルニアも寒波に襲われ、サンフランシスコでは凍死者も出てますね。
鹿児島も寒い冬が予想されていますので体調管理には気をつけつつ、彼のクリスマスソングで心を暖めるのもいいかも知れません。


cana【診察室のBGM 91】


Sotte Bosseの曲のいくつかをずっと以前から当院の診察室のBGMに使っていましたが、このシリーズでは全く紹介していませんでした。
今年6月にヴォーカルの 
Cana がリリースしたソロアルバム「わたしの好きなうた」では時代もジャンルも多岐にわたる曲をカバー。
彼女の甘ったるい不思議な表現力がそれぞれの曲の魅力を再認識させてくれます。

2枚組のアルバムの最後を飾るのは
「みんな夢の中」
高田恭子が1969年に歌い、レコ大新人賞や紅白出場を勝ち取った曲のようですが、私は小学生になったばかりだったせいかあまりはっきり覚えていません。
私が歌謡曲に芽生えたのはそれこそ麻丘めぐみの「芽生え」でしたからね。
Canaがウクレレだけをバックに、恋に破れた心の傷を物悲しくもありながらやさしくやさしく癒すように唄い上げています。

なお、この曲の作詞作曲は
浜口庫之助
先日亡くなったばかりの島倉千代子の代表作「人生いろいろ」の作曲も手がけてた人ですね。


グロリア【診察室のBGM 90】


Gloria Estefan 
の新作「The Standards」
凄いアルバムです。
自信を持って歌に説得力を持たせられるようになってから、と長年温めていた企画だというアメリカン・スタンダード集。
多くの曲でオーケストラが彩りを添え、様々なミュージシャンとの共演もまた素晴らしい全13曲は聴き応えたっぷりです。
日本でのリリースが待ちきれなくで輸入盤を早々に手に入れました。
ダンサブルな曲の印象が強かった彼女ですが、今回のアルバムをきっかけにヴォーカリストとしての魅力を見直し中の私であります。

13曲中3曲でガーシュウィンの作品が取り上げられています。
その中の一つ
「Embraceable You」は美しいメロディーのラブソング。
シェリー・バーグのピアノとストリングスが優しく切なく奏でるサウンドとグロリアの表現力の見事な絡み合いに聴き惚れてしまいます。

さて、診察室でBGMを流し始めて丸7年が経ちました。
最初に用意した1GBのiPodとスピーカーは未だに健在で働いていますが、これからもリラグゼーションを目的とした音楽をたくさん揃えていきたいと思います。

kevin-toney【診察室のBGM 89】


インターネットラジオでまた素敵な出合いがありました。

BlackByrds というグループで活躍し、スティーヴィー・ワンダーやホイットニー・ヒューストン、パティーオースティンなどのサポートメンバーとしても実績のあるピアニスト 
Kevin Toney 
今年もレイ・パーカーJr とともに来日していたようです。

彼が2011年にリリースしたアルバム
「Heart of Gratitude」は全9曲オリジナルのピアノソロで、これまでとは一線を画する美しいニューエイジ系のメロディーがちりばめられています。
いずれもリラクゼーション目的の診察室のBGMとして使えるものばかり。
その中の一つ
「Agape Love」の映像を見つけましたので下に貼り付けておきました。
ジャズプレーヤーらしく即興的になっている部分もありますけど。
もちろん当院診察室のiPodでも流していますよ。


福原美穂【診察室のBGM 88】


アーチストを知るきっかけは様々です。
私が 
福原美穂 を聴き始めることになったのは、彼女がデビュー前に米国の教会で「Oh Happy Days」を唄っている強烈に心揺さぶられる動画を見たことでした。
ただ、なぜその映像を見るに至ったかはさっぱり覚えていません。
たかが5年前のことなのに。

以来、ずっと彼女のソウルフルな歌声に嵌っていますけれども、診察室のBGMとしては選びにくくて残念な気持ちでいました。
昨年リリースした「The Best of Soul Extreme」はいろんなアーティストとのコラボレーションで彼女の魅力を堪能できるアルバムですが、初回限定版にはインディーズ時代のカバー曲の入ったおまけが付いています。

その中の一つ
「BEN」をBGMとして使っています。
70年代の映画「ウィラード」の続編「ベン」の最後に使われている曲です。
確か中学の頃、水野晴郎の解説で有名な水曜ロードショー ( 鹿児島では土曜日に放映されていました ) で2週続けて放映されていた、ネズミの大群が人々を恐怖に陥れるホラー映画だったと記憶していますが、映画の内容とは随分異なる印象の優しさにあふれる曲です。
知らなかったのですが、この曲は10代前半のマイケル・ジャクソンが歌っていたのですね。
虚脱感を癒してくれるような彼女の表現力も聴きどころです。

VII【診察室のBGM 87】


待つことには慣れています。
Sadeの「Soldier of Love」は前作から10年、Kate Bushの「Arial」は12年。
ファンはそんなインターバル、ちっとも平気です。

しかし、今回は驚きました。
たまげました。
まさか、新作が出るなんて夢にも思っていなかったからです。
Chickenshack 「CHICKENSHACK VII」は前作から何と23年ぶり。
あり得ないでしょ。
CDを持つ手は震えました。
でもジャケットの写真はこれまでのテイストを継承していて全く違和感はありません。
そして曲を聴き始めると、
土岐英史のサックスと山岸潤史のギターと続木徹のキーボード、紛れもない彼らの音楽もそのまんまの姿で現れて、23年もの空白があっという間に埋まってしまいました。
昔と全く変わらない、日本人離れしたソウルフルで都会的なサウンドには心地よく酔いしれてしまいますね。
ちなみに今でも I~VI は私のiPodの中ではヘビーローテーションです。

診察室のBGMとして流し始めたのはスタイリスティックスの名バラード「You Make Me Feel Brand New」
多くのアーティストにカバーされていますからご存知の方も多いはず。
土岐英史 ( → 関連 ) は深みのあるアルトサックスから途中艶やかに歌い上げるソプラノに持ち替え。
山岸潤史のギターも一音一音が泣けます。
ベースが
清水興でドラムが鶴谷智生というのも聴き逃せないポイントです。

音楽鑑賞という趣味を続けてきて、今回のような痺れる至福を味わったことこれまでありません。
何年経ってもかまわないので、次作にも期待します。

Karen Souza Essentials (Deluxe Version)【診察室のBGM 86】


アルゼンチン出身の女性ヴォーカリスト Karen Souza 
すわりのよいセクシーでハスキーな歌声がとても魅力的です。
デビューアルバムとなった2011年の 「Essentials」では、ビートルズや80年代のポップス等をセレクト。
これまであまりジャズナンバーとして取り上げられなかったような曲が多く、落ち着いたアレンジとサウンドが彼女のヴォーカルのうま味が最大限に引き出されていて、お気に入りの一枚です。

キム・カーンズの大ヒット曲として知られる「Bette Davis Eyes」には戦前を中心に活躍した女優の名前が登場し、彼女達の魅力を兼備したような女性が描かれています。
この文章を書くにあたってベット・デイヴィスの写真を拝見しましたが、とびきりの美人ではないけど大きな目が本当に印象的ですね。

さて、下のYouTube映像で、女ロッド・スチュワートと呼ばれたキムのダイナミックさとは対照的な落ち着き払ったカレンの大人の色香をお楽しみください。



ところで、何歳位の女性なのか見当がつきますか ?

arrow【診察室のBGM 85】


ジャズを中心に幅広い分野で活躍するピアニスト
 塩谷哲 のソロデビュー20周年を記念して先月リリースされた 「Arrow of Time」
ヘヴィメタル風もあればレゲエ調もあり、そして彼らしい踊りたくなるような切れのあるリズムにきらめく美しいメロディも健在と、相変わらず多彩な内容で楽しませてくれる全10曲。
20年がギュッと凝縮されている感じで、どの曲も是非聴いていただきたい素晴らしい内容です。

アルバムから診察室のBGM用にピックアップした曲の一つ「Existence」は初めて聴いてもなぜか懐かしい気持ちになる優しいピアノが耳に心地よく、至福のひとときを堪能できます。

なお、塩谷哲に関しては「診察室のBGM 46」でも少し触れていますので是非そちらの記事も読んで見てくださいね。

OnWater【診察室のBGM 84】


素敵な出合いがありました。

診察室のBGMに適う曲を求めてたまにインターネットラジオを聴きます。
これまで紹介した George CotsirilosGiovanni Allevi 等もそれで知ることが可能だったのです。
誰のどんな曲が流れてくるかわからない楽しみがありますが、今回はあまりに美しいピアノの曲を耳にして、アルバム購入を躊躇なく即座に購入してしまいました。
素晴らしい曲を作り続けているのに日本でほとんど紹介されていないのが不思議でならないアーティスト。
ですから私が紹介させていただきます。
このブログを読んでいただいた方は本当に幸運ではないかと思います。

全てがオリジナルのピアノソロで構成される Amy Lauren 「On Water」は水と自然をテーマにした13曲。
どれをとっても彼女の香り立つようなピアノで聴く人の心をうららかに穏やかにしてくれる魅力溢れる一枚です。

何をピックアップして紹介しようか悩みましたが、水面のきらめきや穏やかな川の流れがイメージできるようなオープニング曲の「Cedar Rush」から最後の曲までダイジェストで聴けるPVを youtube で見つけましたので是非耳を傾けてみてください。
もちろん全曲診察室で流しています。



なお、Giovanni Allevi のコンサートが6月4日に鹿児島県民交流センターであります。
東京ではブールーノート東京でやるようですが、そういうアーチストが鹿児島に来るなんて。
これは聴き逃せません。

NewNight【診察室のBGM 83】


ちょっと背伸びをしてジャズを聴き始めた学生時代。
「おしゃれサウンド革命」と題する企画があって、イギリスのジャズやファンクのアルバムが何枚かリリースされていました。
その中の一枚が今回紹介する John Critchinson 「New NIght」
帯にかかれているコピーには「時のはざまを軽やかにスウィング。90年代を先取りする小意気なピアノ・メニュー!」。
今となってはやや恥ずかしい言葉に惹かれるように買った28年前の私でした。
ライナーノーツには「レコードは聴く時代から活用する時代へ」とあるように、当時はCDプレーヤーがまだまだ高かったのでレコードを購入したと思います。
後に中古レコード屋に売ることになったのですが、手放したことを妙に後悔して気になっていました。
最近、ふと思い出して中古のCDを探し出して手に入れてしまいました。

アルバムの中で一番気に入っていたバラード、「Back in Love Again」は甘ったるい声で女性が唄うヴォーカルバージョンとインストゥルメンタルバージョンが収められていますが、診察室のBGMには後者を選んでいます。
診察をしている最中にこの曲が流れてくると、学生時代が懐かしく頭をよぎります。
ちなみにJohn Critchinsonは今も活躍しているジャズピアニストです。

月の癒し【診察室のBGM 82】


先月鹿児島で行なわれた「あきらさんとまこと君 ふたりのオーケストラ」に足を運びました。
実力者の二人だけあってピアノとサックスというシンプルな構成なのにその音楽の世界にどんどん引き込まれてしまいました。
前回「サックスで診察室のBGMに適うものが案外ない」と書いたばかりでしたが、ジャズのサックスばかりを聴いていて幅を広げる努力を怠っていた私の認識不足でした。

ラフマニノフの美しい旋律のおいしいところをギュッと4分間に凝縮した「adagio ~ 交響曲第2番第3楽章」
オーケストラの曲をこの二つの楽器のために編曲した 
宮川彬良 のピアノも見事ですし、硬いリードで苦もなさげにとろけるような叙情を奏でる 平原まこと のソプラノサックスの音色がこれまた美しくてたまりません。

この曲の含まれたアルバム
「月の癒し ~想い~」にはタイトル通り癒しにぴったりの曲が満載。
その大部分をBGM用に選んでおります。

下の ニコニコ動画の21分13秒くらいから紹介した曲が始まりますが、他の曲にも是非耳を傾けて下さい。




矢野【診察室のBGM 81】


個人的にはサックス奏者の曲をよく聴いていますが、どういうわけかリラクゼーションを目的とした診察室のBGMに適うものが案外ないものです。

久しぶりにサックスの曲として紹介するのは 矢野沙織 
「ウイスキーが、お好きでしょ
この曲は石川さゆりの歌うCMでとても有名になりましたね。
その後、ゴスペラーズも見事なハーモニーを聴かせてくれてました。
昨年秋にリリースされたアルバム
「Answer」のラストを飾る曲ですが、日野皓正 のトランペットが絡むという贅沢な一曲になっています。

デビューして10年が経ち、艶っぽさも増してきた彼女の演奏。
診察室にいる間に運良く聴けるといいですね。

下の Youtube画像、4分30秒くらいのところから今回紹介した曲が始まります。

なお、石川さゆりでは「沈丁花」が大好きな私です。



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