野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡にある野口内科です。
  当ブログは13年目に入ります。医療・健康に関することや近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
         ▶▶▶ アクセスMAP
         ▶▶▶ バス路線図

インフルエンザの予防接種は10月1日から開始予定です。



 思うこと・他

01北は札幌から南は鹿児島まで、いくつかの都市で路面電車が走っています。
時代の波に押されて昭和の終わりに2路線が廃止になった鹿児島ですが、路面電車の意義が再評価されてきた昨今の流れもあり、ウォータフロント部分への伸延計画も持ち上がっています。
高台に住んでいるのであまり利用することはないのですが、いつも混雑していますよね。
実際、鹿児島市営バスの赤字を埋める以上に路面電車は儲かっているようです。

そんな鹿児島市電のうちの1両の車内が、ピロリ菌の啓発のポスターで埋まっています。
ピロリ菌の感染は胃潰瘍や胃がんの原因になる、という認識が一般の方にも広まってきています。
しかし、いまだに全く知らない方やヨーグルトを食べて治しているつもりになっている方などがいて、まだまだ正しい知識を広める必要性を感じていました。
そこへ今回の企画の話をいただき、当院も協力させていただいた次第です。
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全国に先駆けて軌道の緑化を進めた鹿児島。
写真は金生町電停の様子ですが、全国に先駆けて進めた軌道の緑化の様子がおわかりいただけると思います。 
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今日は鹿児島の小中学校の出校日です。
夏休みの期間中、7月の下旬と合わせて計2回あります。

私は子供の頃から疑問に思っていたのですが、出校日って必要なのでしょうか。
行ったからといって大切な行事がある訳でもなし、重要な伝達事項がある訳でもなし。
夏休みが中断されるので非常に不満に思っていました。
教職員の夏季休暇の取り方にも制約が生じるはずです。
私がしばらく住んでいた神戸では、子供たちに出校日なんて一切ありませんでしたが、出校日のない自治体も結構多いのです。
酷暑の中、学校に児童・生徒を集合させる理由を持っているのなら説明して欲しいものです。
昔からやってるから、というだけなのではないでしょうか。

なお「出校日」という呼び方は愛知県と九州の一部だけで使われているとか。
多くの地域では「登校日」と言うそうです。

登校
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ねこここ3年ほど、わが家の庭の片隅で野良猫が子供を産み、数日の間過ごしていきます。
先月も親にべったりくっついて甘えている4匹の小猫姿を見かけました。
先週のことですが、親猫が力なくガリガリにやせ細っている姿を目撃したのです。
そしてこの数日、その親の姿が見えず、小猫の声だけが昼夜を問わずひっきりなしに聞こえます。

普段、野良猫にあまり好印象は持っていません。
庭にフンの置き土産が多いのです。
追い払う手段をいくつか講じてみましたが、うまくいったためしはありません。
相手が猫なのにイタチごっこを繰り返しています。
鬱陶しい厄介者達です。

ところが、今回は私も含めて家族の気持ちが揺らいでいます。
親はどうしたのだろう、小猫は無事に過ごしていけるのだろうか‥。
いつもなら全く起こらない感情です。

これは昨年秋にシリアの3歳の難民の子がトルコの海岸に遺体となって発見された時に似ているな、とふと思いました。
あの報道は大きなインパクトがあり、世界中が難民問題を深く考えるきっかけになりました。
小さな生命が大きな力を持つことがありますよね。

積年の野良猫問題もあるのですが、とりあえず小猫が置かれている現在の状況にどう対応するか、我が家に一つの課題が突きつけられています。
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毎日のように交通事故が起きています。
そこで、車は危険だから運転するな・道を歩くなんてとんでもない、という議論が起こることはありません。
飛行機だってたまに事故を起こしますが、飛ばしちゃいけない・乗ってはいけない、という話にはなりません。
小麦アレルギーに悩む人たちがいます。
給食で亡くなった子もいますが、そんな危険なもの売るな・食べるなとはなりません。
そばアレルギーの方が、うっかりそば粉の入ったまんじゅうを食べて救急車で運ばれてきたこともあります。
怖いね、明日からそばを食べるのはやめようと思う人が一体どれほどいるでしょうか。

医療や健康のことを記事にすると週刊誌が売れるんだそうです。
ネタが尽きてきたのでしょうか、ここ最近、薬の副作用について報じるものが相次ぎました。
心配して相談される方もちらほらいらっしゃいます。
でも私が説明すると十分に納得され、内服を継続していただいています。
伝え聞くところによると、記事を読んだ患者さんの言いなりに処方を変える医者もいるそうです。
自分の処方した薬について懸念を払拭する説明ができない医師は、薬の知識を十分に持っていない可能性もあり、かえって心配です。

薬医薬品の副作用がしっかりと開示されているのは、その薬が危険なものだと言っている訳ではありません。
稀なものでも報告が上がるのと、こっそり隠蔽されるのとどちらが怖いでしょうか。
多くの方は副作用もなく、薬の持つ作用の恩恵にあずかっています。
記事を鵜呑みにして薬を拒絶し、そのメリットを享受できずに健康を損ねてしまう方がばかばかしくありませんか。

今日も車は走り、飛行機も飛び、小麦もそばも普通に売られ、食されています。
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種痘01連休中に鹿児島市立美術館で行なわれていた「京都市美術館名品展」に出掛けました。

展示されていたのはすべて女性を描いた日本画だったのですが、私が一番興味をそそられたのは太田聴雨の「種痘」という作品です。
右側の種痘を受ける若き女性の不安げな姿ももちろんですが、左端の接種する白衣の女性の緊張した面持ちも見事に描かれています。
今でも採血や注射って誰も好きではないと思うのですが、なぜか針先をじっと見つめてしまう方がほとんど。
余計に力が入って体が硬くなってしまいます。
描かれた女性も肩や指先に力が入ってますね。
なお、特徴的な脚を持った椅子は、当時世界的に大流行したものなんだそうです。

この作品が描かれた昭和9年当時はごく普通に見られた光景の一部だったに違いないのでしょうが、よくこのような場面を題材にしようと思ったものです。
おかげで、種痘の方法を全く知らない私には、医療の歴史を知る上での非常に貴重な資料にもなりました。
罹患すると半数近くが亡くなるという天然痘が種痘という手段で撲滅できたため、今では全く行われていない医療行為なのです。
種痘02
父に聞いたところ、種痘の方法を詳しく教えてくれました。
種苗の液を上腕に塗って、ペンのような形をしたメスで皮膚に十字の切れこみを4ヶ所入れるんだそうです。
基本的な原理はBCGと同じなんですね。

インターネットで情報が簡単に手に入る時代ですが、種痘に関して詳しいものはそう多くありません。
当たり前すぎて誰も記録しないような普段の何気ない日常の生活の様子は、時代の変化とともに徐々に忘れられ、案外後に残らないもの。
日常を切り取った絵や直接聞ける経験談を疎かにすることはできません。

種痘が廃止されて今年でちょうど40年。
そして5月14日は種痘の日です。
先人たちの努力で、今に生きる人たちが天然痘を始めとする多くの感染症の脅威を知らずに済むことに改めて感謝をしたいと思います。
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熊本地震の前震から20日ほどが経ちました。
阪神淡路大震災を教訓として、大規模災害時の対応は進歩を遂げています。
しかし、まだまだ不十分な点もあるように思います。
そのうちの2点について考えます。

今回は、震度7に二度襲われた益城町を始めとして熊本城や南阿蘇村など、絵になる場所に報道が集中しています。
救援物資の供給やボランティアなど支援の偏在が問題となっていますが、この報道の偏りに因るところが大きいと思います。
先日、大分県竹田市の方と話す機会がありました。
自宅の離れの物置が半壊状態になったり食料品などが一時不足したりがあったそうですが、全く見向きもされない状態に少々憤りぎみでした。
阪神淡路大震災の時も、被災地は広いエリアに及ぶのに長田区にばかり報道が集中していた気がします。

トイレまた、避難所のあり方もどうでしょう。
地震による災害では多数の方が損壊した自宅に簡単には戻れず、長期にわたる避難生活を強いられます。
プライバシーへの配慮もなく空調設備もない硬い床の上で身を寄せあって過ごすのは、かなりのストレスとなるのはわかりきったこと。
そして仮設のトイレ。
私も阪神淡路大震災の経験しましたが、びっくりしますよ。
排泄物とほぼ同量の紙が便器から溢れるように山盛りになっていたりします。
臭いもひどく、とても用を足す気にはなれません。
水分摂取が十分でない女性が多いのも、ノロウイルス集団感染が出たのも、劣悪なトイレ環境に起因するのではないでしょうか。

今後も起こるであろう大規模災害に向けて、このような課題への対策を考えておくべきです。
被災者をサポートする立場の人たちもまた被災者です。
起きてからの対応が後手後手に回ってしまうことは極力避けたいものです。

だんそー4月14日から続く熊本を中心とした一連の地震で、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
余震の回数が半端ではなく震源域が今後も広がっていく予想もあるため、落ち着かないでしょうし、復旧の妨げとなる懸念もありますね。

九州の南部に位置する鹿児島でも物流がやや滞りがちで、店に行くとミネラルウォーターやパンが品薄になる一方で、地元新聞によると普段はほとんど売れないヘルメットが1日に100個も売れたとか。

阪神淡路大震災を経験した私は、このブログでも災害について触れることが何回かありました。
伝えるべきことを伝えても、それを備えにつなげてくれる人が多くないのは常に残念に思っていました。
大きな災害が身近で起こって慌てて準備に走り、欲しい物が入手しづらい状況を目の当たりにして青ざめても遅いのです。

一人暮らしを始めた時の懐中電灯とラジカセとマッチとろうそくが手元に置いた最初の防災グッズ。
94年の琵琶湖の渇水に伴う取水制限時にポリタンクを買ったのですが、そこまでする必要はないと周囲に嘲笑されたものでした。
でも、これが翌年に起きた阪神淡路大震災の時に大助かりだったのです。
その後、事あるごとに様々なグッズを買い増しており、昨年はヘルメットを購入しました。( → 東日本大震災から4年 )
家族が最低3日間過ごせる分の水や食料も常に維持しているのですが、今回の熊本地震の様子を見ていると3日では不十分のような気がしてきました。
防災への備えを更に充実させたいと思っています。

被災された人たちに何らかの手を差し伸べることは大事です。
それと同じくらい、自分たちはどう備えるべきなのかを改めて考え直す機会にしていくことも大事なのです。

防災明日、阪神淡路大震災から21年目を迎えます。
先日、成人式を迎えたのはもう震災を知らない世代になってしまいました。

昨年、震災20年にあたり地元テレビ局の取材を受けました。
その際に、防災グッズを常に枕元に置いているという話がクローズアップ。
テレビを見たよ、と声を掛けてくれる人が案外多かったのですが、話を聞いてみると皆さんそういう備えをしていないことに私自身が驚きました。
東日本大震災があっても、桜島の噴火警戒レベルが上がっても、鬼怒川が氾濫しても、危機感を持たないようなのです。
我が家族はその都度話し合って、災害時の連絡手段や集合場所の確認、防災グッズの確認や追加などを行います。

震災時に住んでいた場所は水道がしばらく使えました。
それを知って水をもらいに来た知り合いがいます。
てっきり18リットルのポリタンクを持ってくるのかと思っていたら、やかんと鍋を数個…。
改めて備えの重要性を強調しておきたいと思います。
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常套02ちょっと気になっている患者さんがいるのですが、カルテをめくってみると ( 当院はまだ紙カルテです ) やはりここ4ヶ月ほど来院されていません。
最後の診察の時に、サプリメントの販売員に「飲んでいる薬が多いからやめるべきだ、と言われた」といった内容のこと話していたのが頭の片隅に残っていたのです。
私は極力薬を出さないようにしていますが、血圧も糖尿病もそれぞれ複数の薬を使ってようやくコントロールできていた方で、とても減薬できるような状態ではありません。
医療から切り離して、儲けさえすればいいという悪徳業者の常套句だという説明もしていたのですが‥。

病院に行けば、血圧測定や血液検査で病気がコントロールが出来ているかどうかは一目瞭然です。
薬をやめれば病院に通わなくなり、そういうデータを取ることもありません。
体調が悪化しても「好転反応」なんていう言葉を使います。
これは、サプリによる副作用や体調悪化を誤魔化すために使われる用語だと思っていいでしょう。
漢方薬を使用する頻度が多いのですが、確かに一時的に普段と違う症状が出現することがあります。
私自身が花粉症に対して小青竜湯という漢方薬を初めて服用した時に、2~3日の間、胃に違和感を覚えました。
これを瞑眩 ( めんげん ) と言いますが、どうもこの現象を好転反応を言い換えたものなんじゃないでしょうか。
瞑眩ならば本当に2~3日で消えてしまいますよ。

糖尿病のある私の遠い親戚でも次のようなケースがあります。
あるスポーツをやっていて体を痛めてしまい、思うように治らずにいた時に、ある知人からトレーナーを紹介してもらいました。
そのトレーナーに付いてもらったところ、体の不具合も改善してきたためすっかり心酔。
ところがです。
数ヶ月して、あなたの糖尿病はこういうトレーニングをすれば治るから病院に通うのはやめなさい、と言われたのです。
言われるがままに内服をやめ、トレーナーの勧める高額なサプリや機器を購入して過ごすこと2年。
その間にどんどん痩せて細っていったのです。
どうしても気になって病院に行ってみたら、血糖がとんでもないことになっていたのでした。
通院を再開して、今では元気に過ごしていますが、親戚はこの経験をおおいに反省しています。

病気やけがに付け込んで、巧みな言葉で近づいて信頼を得てから、一儲け。
途中で体調の異変があっても、すぐに発見されないようにこれまた口八丁手八丁で医療と切り離してしまうのです。
サプリメントや健康食品で病気は治りません。
健康と財布の中身を奪われないように、皆様もくれぐれもお気をつけて。


老人私が幼い頃は、65歳ってとてつもなく年寄のイメージがありました。
サザエさんの磯野波平やフネがいずれも50代前半なのにも全く違和感を感じませんでした。
でも今は年配の方がかくしゃくとしていて、敬老の日にお祝いするのを気兼ねしてしまうような方が多いですよね。
20日に総務省から発表された人口推計では65歳以上が3384万人。
鹿児島では今年100歳を迎える方が604人もいらっしゃるとか。

今年の6月に公職選挙法が改正され、選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。
その延長で飲酒・喫煙までも18歳以上にしようとする自民党特命委員会からの提言がありましたけど、批判を浴びて引っ込めましたね。

対して、高齢者。
こちらには明確な定義はありませんが、国連では60歳以上、WHOや多くの先進国では65歳以上を目安にしているようです。
日本でも制度によって異なるんですよね。
日本老年学会においては、若々しい高齢者が増えているということで65歳以上としている現在の高齢者の定義を見直す予定にしています。

少子高齢化が進む我が国の社会制度設計もどう変わっていくのかと思いつつ、身近な方々に背中に軟膏を塗布するのに便利なグッズを贈った今日の敬老の日でした。

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左手8月13日は「左利きの日」なんだそうです。
私も左利きなんですが、日常生活の中には右利きを前提に作られているものもあって、右手を全く使わないことはありません。
子供の頃にしつけられたので、鉛筆も箸も右手で持ちます 。
自己分析なのですが、細かい作業は右で、力を伴う作業は左でやっていることが多いように思います。
ただ、水道の蛇口やサッシのロックなどは、どういうわけか左利きの人に便利なように作られていますね。

全く新しいことを始めるときはどっちの手を使うか試行錯誤することがあります。
例えば、自炊生活を始めてお米を研ぐという作業に遭遇しました。
慣れないうちは右手でも左手でもやっていましたが、やがて左に収束してきました。

私が日常的に使う医療道具に消化管内視鏡があります。
内視鏡の出し入れや鉗子の扱いは右手で行ないますが、先端のアングル操作を行なうダイヤルや吸引や送気・カメラのシャッターなどはすべて左手で行なう仕様になっています。
左利きの医学生は是非内視鏡医になっていただきたいと思います。

左利きを直さないとプロにさせないと師匠に言われあえなく棋士の道を断念したとか、離婚の原因となったとか、ちょっと前までの日本では理不尽なことがまかり通っていました。
躾けがなっていない、という根拠のない考えがあったからです。
バドミントンや消化管内視鏡のように左利きが圧倒的に有利なものもあります。
私自身、左利きであることに負い目はちっともありません。
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毎年5月は近隣の保育園・幼稚園・小学校の検診が集中します。
外来患者さんにはご迷惑をおかけすることもありますが、ようやく一段落しました。

武岡小学校が作られた時は日本一のマンモス校でした。
しかし、住民の高齢化等もあって児童が随分少なくなってきています。
受け持っている2つの幼稚園も一時は児童が少なくなっていたのですが、こども園というスタイルに替わって増加傾向が続いているようです。
子供の声が騒音と見做されてしまう昨今ですが、少ないのはやっぱり寂しいですよ。

幼稚園・保育園児で面白いのは、靴の左右を逆に履いている子が年中さんくらいまでは目立つのに年長さんになるとほとんどいなくなること。
この1年で成長するのでしょうね。

肥満児また、年々肥満児が増えているように思います。
小学校高学年から顕著になりますが、おなかがぽっこりしている幼稚園・保育園児も散見されます。
子供が欲しいと言っているからと無制限に食べ物を与えるのはやさしさではありません。
親の責任が問われる問題であることをしっかり認識して、子供が早々に成人病に罹患して早死にするようなことがないようにしなくてはなりません。
これから人口減少が続く日本。
子供は宝です。
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ヘルメット月日が経つのは早いですね。
あの日あの時、往診車の中にはNHKのFMからクラシック音楽が流れていました。
それが突然中断し、アナウンサーが慌てふためきながら地震の情報を伝え始めました。
そして緊迫した声で6メートルの津波警報。
6メートルでも凄いことだと思いましたが、診療所に帰ってすぐにつけたテレビが伝える現実は…。

あれから4年が経ちました。 1月の阪神淡路大震災20年にあたって地元テレビ局の取材を受けたこともあり、家の防災グッズの再チェックをしてみました。
1月の阪神淡路大震災20年にあたって地元テレビ局の取材を受けたこともあり、家の防災グッズの再チェックをしてみました。
万全なつもりだったのに不備っていくつもあるもんですね。
古くなったグッズを更新したのはもちろんのこと。
鹿児島はやはり桜島の大噴火が最も懸念されるので、今回、新たにヘルメットを買い揃えました。
阪神淡路大震災の前年には琵琶湖の渇水があり、取水制限などの措置がとられた際にポリタンクを購入したのですが、それが震災の時に役に立ちました。
どこで何が役に立つか分かりません。
備えておいて決して無駄になることはないと思います。
 
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地震明日で阪神淡路大震災から20年の区切りの日を迎えます。
わずか15秒の揺れでしたが、私は今でもその時を鮮明に覚えています。
わずか15秒の揺れでしたが、20年経った今でも傷を癒し切れない人達が大勢います。

振り返るとあの震災は多くの教訓を残しました。
DMAT ( 災害派遣医療チーム ) や災害伝言ダイヤルが作られるきっかけになったはあの震災です。
PTSDに対する心のケアの必要性が認識されるようになったのも、トリアージや災害救助犬の重要性が認知されるようになったのも、危機管理や黄金の72時間という言葉が広まったのも、あの震災がきっかけです。
教訓から学んだことを活かして今では当たり前に生きているものが、ここに挙げたこと以外にも数多くあります。

阪神淡路大震災以降にも多くの大災害や大事故が続き、その都度知見は蓄積されてきました。
しかし、災害が全く同じパターンで起こることはありません。
いざ災害に遭遇した時に、その知見をなぞっているだけではだめで、応用して賢く振る舞う必要も出てきます。
過去の経験が無駄だということではありません。
経験は強みです。
20年経って震災を知らない世代が増えてきました。
経験した者がしっかりと語り継ぎ、知らない世代がそれを学び、後々の世代において何が起こっても被害が最小限で済むように。
そう願っています。
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サプリある高齢の方にある薬を処方しようとしたら、副作用のことを気にされると同時にサプリメントとの飲み合わせは大丈夫か、と聞いてこられました。
種類を尋ねたところ、たくさん飲んでいるらしく全部答えられませんでした。
ただ年に何十万円ものお金をサプリメントにつぎ込んでいるという話でしたので、こちらから質問してみました。
「いろんな勧誘の電話やダイレクトメールが来るんじゃないですか?」
図星でした。

「サプリ」と「名簿」というキーワードでググってみてください。
高額のサプリの購入者の名簿が出回っているのがわかります。
テレビなどで繰り返し流れる巧妙な宣伝文句を信じてしまい、健康のためにと思って老後の蓄えを切り崩すことを繰返しているうちに個人情報が晒され、追い剥ぎの格好の餌食になるのです。

私は、日頃からサプリメントについての情報を集めるようにしております。
何らかのアドバイスが出来ると思いますので、外来で遠慮なく疑問をぶつけていただいて構いません。
ただ「サプリメントには期待もお金もかけるだけ損」ということはこのブログでも何度かお伝えしてきたことですからね。

それにしても今回の患者さん、サプリメント同士の飲み合わせについては懸念することがなかったのでしょうか。
処方薬には警戒をするのに、サプリメントには抵抗感がないなんて本当に危険なことです。
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