体操着鹿児島県内でも1学期のうちに運動会を開く小中学校が増えてきました。
しかし、当院近隣の学校や自治会の運動会は相変わらず9月末から10月に開催されます。
なので、今が練習の真っ盛りなのですが、今年は9月に入ってから蒸し暑い日々が続いているため、体調不良になる子が多いようです。

様々な熱中症対策がとられるようにはなってきましたけど、気になるのが体操着の着用法。
近隣の学校では、体操着のシャツの裾をパンツの内側に入れることが指導されているようなのですが・・。

昨年、群馬県の中学教諭がある実験結果を発表しました。
それは、体操着の裾を外に出すと、体表温度が4℃も低くなるというものです。
こちらでその概要を確認してみて下さい。 → 体操着、裾を出せば4℃涼しい! 理科教諭が実験、「シャツ入れ指導」に一石

暑い時期はシャツを外に出して、体温を上げないようにするのが賢明です。
身だしなみや校則にこだわるブラックな指導は、このご時世、やるべきではありません。

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実は、私も普段のジョギングで、シャツの出し入れによって体温調節をしています。

例えば、9月1日に行なった計28kmのジョギング。
天気は薄曇りで、走り始めた午前7時台の気温は25℃程でした。
私は20km以上走るときには必ずウエストポーチを装着します。
シャツの裾は外に出していてもポーチのベルトでおなかのあたりを締めているため、この時は背中の汗が尋常ではありませんでした。
休憩を入れた際に、ベルトを直接肌に着ける形にして、シャツはその外に出しました。
それからジョギングを再開したところ、袖から風がシャツの中に入ってきて、背中の熱がどんどん取れていくのを実感。
一時は汗冷えを感じるくらいまでなったのです。

昨年の神戸マラソンや今年の鹿児島マラソンの際も、裾の出し入れで体温調節をしました。
神戸マラソンでは、スタート時の気温は13℃でしたが、整列した場所はビルの陰になっていて少し震えがきました。
走り始めると、日差しが強くて汗だくに。
8km程走ったところで、シャツをポーチのベルトの外に出しました。
スタート地点が寒かった鹿児島マラソンでは、途中からシャツを出したものの、海岸沿いでは風が肌寒くなってきたので、再びベルトの内側にシャツを入れ、また暑さを感じてシャツを出す・・。
そんな繰返しでした。

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このように、気温に応じた衣類の調節って案外大事で、パフォーマンスの維持・向上に一役買いますので、皆さんも是非試してみて下さいね。

( なお、ポーチのベルトを直接肌に着用すると、擦れて火傷を負うことがありますが、ワセリンを塗っておくと防げます。)