≪ 過去記事ウォッチング 22 ≫


今朝の地元紙の読者投稿欄に「起立性調節障害をもっと知って」と題した中学校3年生の文章が載っています。
学校に行きたいのだけど、朝起きれない・頭痛や目がくらみで立っていられない等の症状で、体が思うように動かない辛さとともに、現在は周囲の理解があることに対する感謝が述べられています。

起立性調節障害 ( OD: orthostatic dysregulation ) という疾患名は聞きなれないかも知れませんが、中学・高校生女子では4人に1人が罹っているとされるありふれた疾患です。
ただし、この疾患の存在を知らない人が多いのも事実です。
起立性調節障害

ODに関して、以前小学校の学校保健委員会で話したことを箇条書きにしたものをブログにまとめたものがありますので参考にして下さい。

→ 「早起きできないのは起立性調節障害かも

この中で取り上げた半夏白朮天麻湯という漢方薬は、この疾患を完治させるものではありませんが、寝起きが良くなったり頭痛が軽減したりできて生活の質の改善が見込まれます。
ODでお困りのお子様には一度は試してもらいたい薬です。

また、立ちくらみの症状から、貧血と誤解されているケースが多いのですが、このことについては次のブログの記事を参考にしてみて下さいね。

→ 「貧血と脳貧血を混同して生じている誤解


※ グラフは厚労省「起立性調節障害症状について」より