今年の春先は麻疹が流行しました。( → 強力な麻疹 ( はしか ) の感染力 )
今は、関東や東海地方を中心に風疹の流行が続いています。
今月14日までに1289人の発症が確認され、去年の13倍以上になるに至り、米国疾病管理予防センターは、予防接種や過去の感染歴がない妊婦は日本に渡航しないよう22日に勧告を出しました。
恥ずかしい限りですね。

25日になって、とうとう鹿児島県においても風疹患者が1名確認されたと発表がありました。
薩摩川内市の40代の男性だということです。
流行地域への渡航があったのかどうかなど詳しい情報が知りたいところです。

ちなみに、薩摩川内市は2013年の流行時にも鹿児島県内で最も多くの患者が確認された地域です。
当時のブログに先天性風疹症候群のことなどに簡単に触れていますので、参照してみて下さい。

風疹の予防接種の重要性
風疹、鹿児島は要注意です

妊婦また、NHKでは以前から「ストップ風疹」というプロジェクトを続けています。
今回も非常にわかりやすい1分の動画を公開していますので、是非ご覧になって下さい。( → 「ストップ風疹」感染拡大を防ぐには(ショート動画))
この動画については、ツイッター上で「どうぞ、ご自由に使って下さい」とありましたので、今月から始めたばかりのデジタルサイネージにおいても活用させてもらっています。( 10月からデジタルサイネージ、開始してます )

流行が拡大する前に、妊娠を希望される女性やその周囲の方々は、抗体検査やワクチン接種を積極的に行って下さいね。