≪ 過去記事ウォッチング 23 ≫


ここ数日、東日本を中心に異例の暑さとなっているようで、北海道佐呂間町では39.5℃に達したとか。
熱中症で医療機関に運ばれる方も続出し、26日は2人の方が亡くなったというニュースを耳にしました。
ちなみに、鹿児島は22日以降、最高気温が28℃以上の日が続いていますが、30℃を超えたのは24日のみ ( 30.7℃ ) です。


熱中症人間の場合、高くなった体温を下げるために汗をかきます。
理論上、体重60kgの人の体表から約85mlの汗が蒸発すると体温が約1℃下がります。
外気温が高く体温が高くなり得る状況が続くと発汗が続きますが、体の中に無尽蔵に水があるわけではありません。
ある段階から、体内の水分を逃さないようにと汗が出なくなります。
そうなると深部体温が調節できず、熱中症になるのです。

熱中症に関しては10年以上前に当ブログで書いていますのでご参考に。

→ 「熱中症に十分ご注意を

また、熱中症予防のために本格的な夏が来る前に暑熱順化を成立させておくことが大事です。
これは簡単に言うと、汗腺を夏仕様に変化するよう促すことです。
梅雨の後半くらいに発汗を促すような運動などを意識して行なうと、本格的な暑さが来る前に汗腺がパワーアップしてくれるのです。
暑熱順化については、昨年の診療所ライブラリーのところでも触れていますので読んでみて下さい。

→ 「汗はすごい - 体温、ストレス、生体のバランス戦略