野口内科 BLOG

  野口内科は鹿児島市武岡に開業して46年を迎えました。
  当ブログでは、当院からのお知らせ、医療・健康に関する情報の他に、近隣の話題、音楽・本のこと等を綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:00 (金曜は〜18:30)
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
    院長   野口 仁

         ▶▶▶ アクセスMAP
         ▶▶▶ バス路線図

エルビス・コステロ

201001051509504919.gif【診察室のBGM 45】


診察室の BGM は通常モードとなり、曲を若干入れ替えてお届けしています。

新しく加えたものとして、昨年 樹里からん がリリースしたアルバム「She -loves jazz-」からのセレクトがあります。
彼女の2008年のデビューアルバムは海外でも非常に評価が高く、新譜をとても楽しみにしていました。
前回は男性ヴォーカル物のポップスをジャズに仕上げた曲が中心となっていましたが、今回は映画にも使われた曲が中心で女性物もあります。
前作に比べるとアレンジに相当力を入れていて、クオリティが高く、曲毎に様々な楽器が登場します。
そんな中、アルバムタイトル曲 (であろう)「She」はピアノだけをパックに彼女の声を前面に押し出しています。

この曲はシャルル・アズナブールが作って自ら唄う他に、エルビス・コステロのバージョンが映画「ノッティングヒルの恋人」で使われたことで有名。
当院では、既に溝口肇のチェロと小曽根眞のピアノ、そして西脇睦宏のオルゴールでも楽しんでいただいております。



  → She-loves jazz-

alisonmoyet.gif【診察室のBGM 35】


80年代前半、わずか 2年ほどの活動期間だったのに英国エレクトロポップの歴史に燦然と名を残す ヤズー
男女二人組でしたが、ボーカルの Alison Moyet はその後もソロで活躍して現在に至ります。

2004年発売のアルバム「Voice」は、ジャズスタンダードからエルビス・コステロまでをカバーするアルバムです。
前回紹介のボズ・スキャッグスがジャズを唄うと知った時も少し驚いたものですが、彼女の場合もデビュー前はR&Bをメインに唄っていたそうです。
聴いてみると昔と変わらない輪郭の太いパワフルさをベースに熟成味を加えた声は、こういうジャンルの曲にも全く違和感を感じさせません。

アルバムの中でのお気に入りは、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「The Man I Love」
重厚かつ深みのある低音とハスキーに抜ける高音で、気難しいメロディと切ない歌詞をブルージーに唄いあげています。

94年の「The Glory of Gershwin」というトリビュートアルバムの中では ケイト・ブッシュがこの曲を唄っています。
強烈な個性を持つ二人の英国アーティストでこの曲を聴き比べてみてください。

下にケイト・ブッシュがこの曲を唄う映像を紹介しておきます。


  →Voice


↑このページのトップヘ