いつもなら残暑で30℃超えも珍しくない鹿児島の9月末ですが、今年はずいぶん凌ぎやすいですね。
月末恒例となっているツイッター上でお届けした医療に関する情報のまとめです。
今回は、先月同様睡眠に関する話題と、毎度おなじみの腸内細菌に関するものをそれぞれ5つづつ。
睡眠に関しては幅広く情報が集まりました。
① 世界的に見て、日本人女性は睡眠が十分ではありません。
仕事を持つ日本人女性は男性より寝てないようですね。週末はゆっくりお休みくださいませ。‥睡眠時間の男女格差、日本の女は眠れない https://t.co/LIEgOOWB3L
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年9月1日
② ラベンダーは眠りを誘うことが知られていますが、甘松香にも。
甘松香という香料に強い睡眠導入作用。嗅覚は他の感覚と違って大脳辺縁系にダイレクトに働き掛けますからね。‥お香には薬に匹敵する鎮静効果がある? マウスを使った実験からわかった驚きの成果 https://t.co/fWsj7u9eVz
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年9月4日
③ 誰もが眠りますが、なぜ眠るのか、その理由はまだわからないことだらけです。
誰もが毎日眠るのに謎だらけの睡眠。REM睡眠時の神経活動の解明も待たれます。‥「夢」を見ない高齢者ほど「認知症」に? レム睡眠時間が1%低下するごとに認知症リスクが9%高まる https://t.co/V1cDgeVzFs
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年9月6日
④ バイオ燃料だけでなく、不眠対策にもサトウキビが使えそうです。
サトウキビの抽出物がストレス性の不眠に有効。マウスの実験の段階だけど、鹿児島の離島では盛んに栽培されてるし研究を深めて実用化して欲しいですね。‥ https://t.co/O3dyVJ9zGv
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年9月11日
⑤ シフト勤務の方は、アンカースリープを是非参考にして下さい。
アンカースリープ、夜勤中・夜勤後の睡眠、分割睡眠。シフト勤務の人の睡眠指導に今後活用してみましょ。‥救急医の燃え尽きも防ぐ 夜勤職場の睡眠法 https://t.co/BNrlTapOhO
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年9月14日
次に、腸内細菌の話題です。
食事と腸内細菌の関わりが様々な角度で研究されています。
最後のゾウムシについては必ずしも腸内細菌というわけではないですが、非常に示唆に富んでいます。
⑥ 食べるもので腸内細菌が変化することを実証した興味深い研究です。
雨季と乾季で食事が異なるタンザニアの狩猟採集民族の腸内細菌はそれに応じて変化。なかなか興味深い。‥食生活でこんなに変わる、腸内細菌叢 https://t.co/lbewvpddHR
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年8月28日
⑦ 魚油に関して悪い報告はありませんね。
魚油 ( オメガ-3系脂肪酸 ) を多く摂る人の腸内細菌は多様性に富むという報告。‥Omega-3 may keep gut microbiota diverse and healthy https://t.co/TSjW5NBVxw
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年9月12日
⑧ これも食事と腸内細菌に関連する報告です。
食事療法での体重減少と腸内細菌のうちのプレボテラ属の増加が関連。‥https://t.co/P43Jg6Qa7j
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年9月18日
⑨ クルミとブロッコリーはいい報告が多いですね。
腸内細菌を増やす食材をたくさん摂る重要性。生きた菌を摂取してもそれが腸で育たなきゃ意味がない。‥くるみで快腸に https://t.co/cSmyeDO3TD
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年9月25日
⑩ 昆虫に共生する細菌の役割についてです。
共生している細菌から大量にチロシンを得て硬い外骨格を形成。幼虫期に抗生物質を使うと柔らかい外骨格に。‥針も通さぬ硬い絆? ゾウムシと細菌、1億年前から共生 https://t.co/2ME6tXfPMS
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年9月26日