先週、12月21日は桜島が初冠雪するなど厳しい寒さが続きましたが、年末年始は暖かい日が続く予報が出ています。
久しぶりに人の移動の多いお正月になりそうです。
こうなると、正月明けのかぜ症状外来 ( 旧発熱外来) 対応が忙しくなるのではないかと予想しています。。
12月の「今月のつぶやきから」は、食べ物と疾患に関するものだけを集めてみました。
① 培養細胞レベルの実験ですが、コーヒーかすに含まれる成分にパーキンソン病に有効な成分が存在するというニュース。かすも捨てたもんじゃないですね。
コーヒーかすから作り出されたカフェ酸ベースのカーボン量子ドットがパラコートによって引き起こされたパーキンソン病に対する神経保護作用を示したという報告。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) November 26, 2023
コーヒーかす(出し殻)が神経変性疾患の予防に役立つ可能性 https://t.co/7sDHnZmAB8 #note
② ワインを飲んで頭痛が起る原因にケルセチンが絡んでいそう。
ケルセチンってサプリメントで売られてますが、アルコールと飲むと悪酔いしてしまう可能性がありそうです。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) December 5, 2023
「赤ワインを飲むと頭痛」、ケルセチンが引き起こしている可能性 https://t.co/NlgK7mbjMl
③ 食事の質の低い高齢者に限ると、カカオが認知機能維持に役立っている可能性が示されました。
カカオはBMIの低下や血管機能の強化などの報告もありました。認知機能に対してもいい研究結果が多いです。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) December 10, 2023
食事の質が低い高齢者においてはカカオ抽出物が認知機能に有益かもしれない https://t.co/kank3A3G3C
④ 糖尿病や認知症に対してのコーヒーのメリットについてまとめた記事です。
コーヒーと認知症について、まとまっています。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) December 14, 2023
コーヒーが糖尿病や認知症のリスクを減少 脳が活性化し炎症が低下 血糖を下げるインスリンが働きやすくなる https://t.co/ia7Kpz5XW4
⑤ 閉経後女性が毎日プルーンを食べると、骨量減少が緩やかになるという報告。
毎日50~100gのプルーンを12ヶ月。飽きずに頑張れるでしょうか。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) December 14, 2023
プルーンで炎症を抑え骨の健康を保つ方法を探る新研究 #note https://t.co/6Xk8Km8lMh
⑥ 若者が毎日ナッツ類を食べるとメタボリック症候群予防につながるという報告。
⑦ スピルリナやクロレラなどの藻類が、安静時と運動時の両方で筋原線維蛋白質合成促進に働くという報告です。示されているのは、アーモンド・ブラジルナッツ・カシューナッツ・ヘーゼルナッツ・マカダミア・ピーカンナッツ・松の実・ピスタチオ・クルミ。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) December 19, 2023
ピーナッツは厳密にはナッツじゃないので、その点は注意しましょう。
ナッツがメタボのリスクを軽減する https://t.co/3llgyXLy5Z
興味深い報告ですが、クロレラで肝障害を起こした症例を経験しています。念のため。
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) December 21, 2023
意外な肉代替品としての藻類、環境に優しいタンパク質源 https://t.co/ZtnagF1roI