★ 診察室のデスクトップ 72 ★


診察室のモニター画面の写真は、3年ぶりにチュニジアの写真を据えてみました。
チュニジアの写真を使うのは今回でついに10回目になりました。

世界遺産の町、古都ケロアンのスークの一角にある「Bir Barrouta」という場所。
ここは、ラクダを動力にして水を汲み上げている井戸のある観光名所の一つで、その入り口を撮ったものです。
チュニジアの建物は玄関の青い扉が印象的なのですが、この建物は玄関先のひさしがきれいでした。
定番の青をさりげなく取り入れつつ、緑やオレンジも組み合わせ、ステンドグラス風の透かしもありました。
この建物の2階では、からくりに繋がれたラクダが井戸のまわりをグルグル歩くと水車が回って水を汲み上げる光景を見学することができます。

ケロアンにあるグランドモスクは、メッカ、メディーナ、エルサレムに並ぶイスラム教の聖地で、ここを数回 ( 4回か5回か忘れました )  巡礼に訪れるとメッカを1回訪れたのと同じとみなされるそうです。
このケルアンですが、アルファベット表記で Kairouan、Kairwan、Kayrawan、Al Qayrawan と複数あり、それに伴って日本語でも「ケルアン」「カイルアン」「カイラワン」などと統一されていません。
Wikipediaでは「ケルアン」としていますが、私はずっと「ケロアン」と言ってきました。
理由は、最初に読んだ旅行書にそう書いてあったのと、現地のガイドの発音がそれに近かったからです。
日本の地名も「トキオ」「キオト」などと読まれてしまいますから、難しい問題ですよね。



ケルアン