野口内科 BLOG

  野口内科は鹿児島市武岡に開業して46年を迎えました。
  当ブログでは、当院からのお知らせ、医療・健康に関する情報の他に、近隣の話題、音楽・本のこと等を綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:00 (金曜は〜18:30)
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
    院長   野口 仁

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バイアグラ

温泉〖 今月のつぶやきから 120 〗


収集した医療情報を備忘録代わりに Twitter 上でつぶやいたものを、月末にいくつかピックアップしてお届けしている「今月のつぶやきから」。
今回で120回を迎えました。
ということは、このテーマも10年続けていることになります。

今月は9つの話題について振り返ってみます。


先月に引き続き、今月も最初は腸内細菌に関する情報です。

① ウコンである種の腸内細菌が減って脳や脊髄の炎症を抑制。多発性硬化症に使えそうという話題。

② 粉末化ブドウ摂取で腸内細菌の多様性が増え、コレステロール低下に繋がるという話題。

③ 薬剤は腸内細菌との相性があるようです。糖尿病治療薬のメトホルミン投与の初期に見られる下痢もその一つ。でも腸内細菌が変化して落ち着いてしまうんですよね。

④ 温泉湯治の効能効果が腸内細菌の変化にありそうだとする、ちょっと驚きの報告でした。


次に、個人的に興味を持った報告を5つです。

⑤ 明け方に喘息発作が起きやすい理由にメラトニンがあったとは。

⑥ 過活動膀胱の治療にロキソプロフェンが効くこともある、というのは一部で知られていましたが、理論的に裏付けられたのではないでしょうか。

⑦ 生活習慣でFGF21に変化があるとは興味深い話題です。

⑧ バイアグラに新たな脚光が。

⑨ 自慢じゃないですけど、牛乳はほぼ毎日飲んでいます。温泉に入って、湯上がりに牛乳を飲みましょう。



はら〖 今月のつぶやきから 75 〗


寒い冬のトンネルを抜けたら、一転して暖か過ぎる春が来ました。
桜の開花も早かったですし、29日と30日は最高気温の予想が25℃となっています。
しばらく雨が降らないようで、桜も次の週末まで持ってくれそうな気配です。


月末にツイッター上のつぶやきをまとめてお届けしていますが、今回はおなかに関係する情報のみ10題をピックアップしてみました。

大建中湯が白人にはあまり効かないという報告、腸内細菌の関係でしょうか。
カルシウムサプリメント大腸ポリープができるというのと、逆にバイアグラが大腸がんリスクを減らすという報告は意外でした。
小腸で吸収できなかった果糖が大腸の腸内細菌に影響を及ぼすというのも興味深いです。
空腹で慢性疼痛が落ち着くという話、痛み止めに頼ってばかりの飽食な米国人には聞かせたい話です。










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