酸素ボンベ〖 今月のつぶやきから 81 〗


今月は診療所のパソコンを新調したり、新しい取り組みの下準備をしたりして、医療関係の情報の収集に時間があまり割けませんでした。
なので、twitter上でのつぶやきも少なめでした。

そんな中、今月のおさらいに取り上げたのは8つの情報で、いずれも今の時代を反映するようなものばかりです。

① いわゆる民間療法にすがる気持ちはわからないでもないですが、正しく医療情報を読み解く力を持ち合わせていれば・・、と思える事例は後を絶ちません。

② 緑茶やコーヒーなどカフェインを含む飲み物が身近にあるせいでしょうか、カフェインに抵抗感のない人が多いように思います。
当院でも数例、カフェイン中毒を診たことがあります。
③ 我々の処方する薬には抵抗感を示すのに、巧みな宣伝文句にはコロリとだまされてしまう人が多いです。
これまた、医療情報を正しく読み解く力が欠けているからに他なりません。

④ 少々の痛みや辛さを耐えることのできる日本人からみたら、滑稽にしか思えない米国の病巣、その1。

⑤ 健康リスクが問題となったため、抗菌成分の入った石鹸は禁止の方向になりました。
しかし、歯磨き粉や汗拭きシートなどでは依然として使われています。
我々の体には免疫という仕組みが備わっていることをお忘れなく。

⑥ 米国の病巣、その2です。

⑦ 国の受動喫煙に対する姿勢には本当にがっかりしましたが、地方自治体は積極的に動いていますし、こういう情報を流してくれるサイトは本当に助かります。

⑧ 在宅酸素を余儀なくされる原因のほとんどは喫煙にあります。
そういう状況になってもタバコがやめられない人が。
路上で携帯酸素ボンベを引きずりながら喫煙している人を見かけたことがありますが、周囲の人を巻き込んでしまう可能性なんて頭の中には微塵もないのでしょうね。