2010032014532816855.gif ◆ 診療所ライブラリー 48 ◆


目白の学校で、同級生の乱暴な振るまいから不登校ぎみとなっている方がいらっしゃるとか。
規律の乱れもこういうところまで及んでいるのかと報道を見てびっくりしました。

今回診療所ライブラリの中から紹介するのは、体の不調を訴えて保健室に駆け込んでくる子供たちと接する養護教諭の目を通して書かれた本です。
様々な生活調査を元に、生活習慣の乱れが疲れやすい子やキレやすい子を作っているとして、睡眠を中心とした生活リズムの作り方やからだ作り、食育などについて様々な提言をしています。
書かれているのはごく普通の当たり前ことなんですが、親の生活習慣も乱れているのでしょうね。
子どもが生き生きと元気に育っていくためにも、親の果たすべき責任としてライフスタイルを一緒になって見直していくことも大事だと考えます。
この本に書かれていることは、新年度を迎え新しい生活を送ることになる学生さんや新社会人などにも役に立つものと思います。

私はキレる子が増えてきた一因として魚を食べなくなってきたこともあると考えています。
日本人の和の精神は魚食が育んできた・・・そう思うのですが、興味のある方は ω-3 脂肪酸についていろいろ調べてみて下さい。( 参考 → 新・魚を食べる健康法 )


  → きらきらキッズに変身