野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
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    電話   099−281−7515
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インフルエンザ

注射器02既に10月1日からインフルエンザワクチンの接種を始めています。
改めてブログで宣伝するまでもないようで、1日に早速数名の方が来られましたし予約も順調に入っています。

今年は9月の段階で奄美地方で流行がみられ、北薩方面でも確認されていたようなので、早い段階でインフルエンザが広がるのではないかと予想されます。
当院スタッフも例年より早めに接種をする予定です。

また例年通り受験生割引を行なっています。
武岡地区の皆さんがベストなコンディションで入学試験が受けられるように、陰ながら応援しておりますので是非割引制度をご活用ください。
予防接種したからといって成績が上がるわけではないので、その点はご了承ください。

〖 今月のつぶやきから 2 〗
学校

駅弁「かれい川」・緑茶・健康食品・魚・トマトジュース・高カロリー食・赤ワイン...。
今月の Twitter でのつぶやきを振り返ってみるとインフルエンザのことは当然として、どういうわけか食べ物に関するツイートが多かったですね。

今月は Twitter を始めて以来、最も多くリツイートされたつぶやきがあります。

Annals of Internal Medicine という医学誌に掲載された論文に対するものでした。
カナダの学者の論文で実際に学校閉鎖をしたわけでなく、たまたま夏季休暇に入ったらインフルエンザの患者が減ったのを科学的に検証したものです。( http://www.annals.org/content/156/3/173.abstract )
日本で2009年の新型インフルエンザ騒動の際に、5月に神戸の高校生で国内第一例が確認された後速やかに一斉休校の措置がとられたのですが、7月に患者が急増するまでに患者数が小康状態を保ち時間稼ぎができて行政や医療機関の体制が整えられたとされています。
感染症に対する予防接種への関心が低い日本にも世界に誇れるいい仕組みがあるということですね。 

 ● 薬の説明書のイラスト 131 ● 


鹿児島はけっこう雨の日があり、奄美大島に至っては晴れ間が少ない状態が続いています。
しかし、太平洋側では雨が降らない日が一ヶ月以上続いている場所もあり農作物の生育に深刻な影響が出ているようです。

そういうニュースを聞いて今回のイラストにはこの時期を代表する野菜、白菜を選んでみました。 
わが家の昨日の食卓にも漬物とキムチが供されていましたが、皆さんのご家庭ではどのように利用されているでしょうか。

乾燥状態が続くとインフルエンザ等の流行も助長します。
鹿児島でもぼちぼちインフルエンザが蔓延しつつありますので、うがい・手洗いなど基本的な予防策はしっかりと。


白菜

注射器一年前のブログを読み返すとちょうど去年の今ごろはインフルエンザが大はやりだったことを思い出しますが、本年はまだその気配が感じられません。
ただ、週ごとに発表される情報によると鹿児島もこれから流行しだす傾向が見えています。

Twitterの方でもお知らせしましたが、当院のインフルエンザワクチンが残りわずかとなってきました。
毎年、はやり出してから接種を希望される方がちょっぴり増えますけれど、備えは今のうちにお願いしますね。

〖 医療情報 Pick Up おさらい 48 〗
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今月も「医療情報 Pick Up」でお届けした情報は一つだけでした。


コレステロール薬で/成人入院患者の/インフルエンザ死が4割減少 (J Infect Dis. 2011 doi: 10.1093/infdis/jir695)

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スタチンと呼ばれる高脂血症の治療薬は以前から抗ウイルス作用があるとされており、今回もそれが証明されるデータが示されたことになります。
しかし、一方で「スタチンには感染予防効果も感染関連死亡を予防する効果もない」とする相反する論文も11月に発表されています。( BMJ 2011; 343 doi: 10.1136/bmj.d7281 )
こちらの論文ではウイルス以外に細菌感染なども含めてしまっているため異なる結果が出たのだと思います。



さて、長い間スクロールする掲示板を活用して様々な情報をお届けして参りました。
その中の一つ「医療情報 Pick Up」は膨大な医療情報の中から一般の方も興味を持っていただけそうなものをセレクトしてお届けして参りました。
ちょうど丸4年を迎えたのですが、今回で終わりにしたいと思います。
その代わり、
Twitterを活用して面白そうな話題を紹介する形をとって行く予定です。
これまでのやり方だと短文にまとめる手間があったのですが、twitterだと手軽に情報を紹介することが出来るからです。
右側のカラムの「tweet してます」欄にて読んで頂けるようになっていますし、関連するサイトにアクセスしやすくなるかと思います。

年明けからは新しい企画もやっていこうと思っておりますので、「野口内科 BLOG」を今後ともよろしくお願い申し上げます。

         □ 関連記事  医療情報Pick Up  47

2011100311154819661.gifTwitter 上では先行してお知らせしておりますが、10月1日よりインフルエンザワクチンの接種を始めています。
今年はいくつかの変更点がありますのでご注意ください。


① 接種量の変更
  6ヶ月 ~ 3歳未満 0.25ml を 2回 ( 増量 )
  3歳以上 ~ 13歳未満 0.5ml を 2回 ( 増量 )
  13歳以上 0.5ml を 1回 ( 変わらず )


② 接種間隔の変更
  昨シーズンまでは最短1週間開ければ2回目の接種ができましたが、今年から最短2週間となっています。


13歳未満で接種量が増えていますが、これはWHOの推奨する量に足並みをそろえたためです。
昨シーズンまでは国の定めた料金で接種を行う必要がありましたが、今回お子様の接種量が増えることなどから経済的負担にならないように料金設定しております。
また受験生割引も復活させておりますので、詳しくは当院までお問い合わせください。

2011040318152931284.gifここ一週間ほど、B型インフルエンザにかかられて受診される方が跡を絶ちません。
三学期の終わりには近くの西陵小学校で学級閉鎖があったのですが、春休みに入るので広がることはないだろうと踏んでいました。
しかし、もう使わないだろうと思っていた抗インフルエンザ薬を追加注文する状態となりました。
このままのペースだと新学期早々に感染してしまうケースがあるのではないでしょうか。

だいぶ暖かい日が続くというのが何よりの救いではありますが、皆様十分にお気をつけ下さい。

2011011408005810748.gif当診療所では、今週に入ってインフルエンザに罹って受診されるが激増しています。
これまでインフルエンザの治療といえば、タミフルと吸入薬のリレンザだけでした。
しかし、今シーズンは新たに点滴薬と新しいタイプの吸入薬が治療に使えるようになっています。
いずれも一回だけ使用することで従来の薬と同等の効果があるものです。
タミフルなどに抵抗感のある方には、従来通り漢方薬の処方も行なっておりますのでお申し出下さい。

何より罹らないことが第一。
マスク着用やうがい・手洗いなどの基本的な予防策も忘れずに。
また、ワクチン接種ご希望の方は当院ではまだ受け付けております。

201010011430291873.gif今年もインフルエンザワクチン接種が始りました。
今回は新型、季節性の混合型のワクチンとなっています。
今シーズンは昨シーズン同様、新型インフルエンザワクチン接種事業として、国が実施主体となったものになっています。
接種費用に関しては市町村が定めることとなっており、鹿児島市においては


    1回目 3600円
    2回目 2550円

という設定になっています。

従来の季節性のものであれば、接種費用を決める裁量は各医療機関にあったのですが・・・。
申し訳ありませんが、今シーズンの接種は上記金額にてお願いしますね。

2010092912214731456.gif〖 医療情報 Pick Up おさらい 33 〗


今月、ブログの左側のお知らせ欄で「医療情報 Pick Up」として紹介したのは以下の 2点です。

・キノコの幻覚物質で/進行癌患者の/不安やうつの/改善される可能性 ( Arch Gen Psychiatry 2010; doi:10.1001 )

・インフルエンザ/ワクチン接種で/心筋梗塞発症リスク/低下の可能性 ( CMAJ 10.1503/cmaj.091891 )


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ある物質に本来期待された以外の効果がみられることがあって、我々はそれを大いに活用することがあります。
例えば、A型インフルエンザの治療薬として開発されたものにパーキンソン病の症状を改善させる作用が認められ、日本ではパーキンソン病治療用の効能のみで発売されました。
味覚障害の元となる亜鉛不足を補う目的で使うもの、唾液の分泌を改善させる目的で使うものなど、私の得意とする消化器の分野でよく使う胃薬にも意外な作用を併せ持つものもあります。

上記の情報からすると、毒やワクチンにも別の側面が期待されるわけですね。



         □ 関連記事  医療情報Pick Up  32

2010020215190115127.gif新型インフルエンザワクチンの優先接種順位がなくなり、希望される方なら誰でも受けていただけるようになりました。
病院によっては数百回分のワクチンが余って困り果てている、というような話も聞きます。
しかし、当院においては高齢者を中心にワクチンへの関心が非常に高く希望者も多いため、追加の発注をかけている状態です。

一時の勢いがなくなったものの、武岡地区でも先月後半から再びインフルエンザの患者さんが増えてきています。
感染性胃腸炎も増加傾向にあり、同時に罹患しないとも限りません。
国産ワクチンがなくなり次第、当院では今シーズンのインフルエンザワクチン接種業務を打ち切る予定にしています。
接種ご希望の方はお早めのご予約をお願いします。

12月30日、午後6時半をもちまして、2009年の当診療所の外来を終了いたしました。
明けまして 1月4日(月) から外来が始まります。
今年も寒い年末・年始となるという予報が出ており、今晩は早くも冷たい風が吹き始めています。
人の移動も多い時期ですのでインフルエンザ等には十分お気をつけ下さい。


2009122816114521236.gif

2009122816111721030.gif〖 医療情報 Pick Up おさらい 24 〗


当ブログの左側のカラムのお知らせという欄で、青い枠の中で文字がスクロールするブログパーツを活用して様々な情報をお届けしています。
その中の一つ「医療情報 Pick Up」を月末にまとめておさらいしています。
今月は以下の 3点でした。


・ビタミンB12と/葉酸の摂取で/癌の発症や総死亡率が/増加 ノルウェーの/心疾患患者対象調査で ( JAMA. 2009 Nov 18;302(19):2152-3.)
・ネット入手の/ED治療薬の/6割は偽造品/製薬会社の調査 ( http://www.news2u.net/releases/60922/items/1/ )
・高脂血症治療に使う/スタチンを/1年以上使うと/胆石のリスク軽減 ( JAMA. 2009;302(18):2001-2007.)


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いずれも薬に関する話題でした。
既存の薬には後になって予期せぬ作用が見つかったり、逆に服用することに意味を見いだせなくなったりすることがあります。
高脂血症によく用いられるスタチン系の薬には、コレステロールを下げて心血管イベントを予防する作用はもちろんのこと、骨量を増やす作用やインフルエンザやC型肝炎などでの抗ウイルス作用、腎障害の進行抑制作用などさまざまな方面での効果が期待されています。



         □ 関連記事  医療情報Pick Up  23

20091219232014994.gifどうやら、鹿児島市において1歳から小学校6年生を対象とした新型インフルエンザワクチンの集団接種が行なわれるようです。
間もなく保健所から予約や接種日時について発表があるものと思いますので、保健所のホームページや新聞報道にはよく目を凝らしておいて下さい。
ある程度のことは把握しているのですが、このブログでフライングするのはやめておきます。
現時点でいずれの医療機関にも予約をいれていない人が対象、という条件がつくことだけはお知らせしておきます。


本日午前中、新型インフルエンザワクチン接種のため特別に外来を開けて対応しました。
皆様には予約時間などを守っていただき予定通りに接種が出来ましたこと御礼申し上げます。

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11月 6日に厚生労働省が各都道府県に対して、子供への新型インフルエンザワクチン接種時期を早めるように要請を出しました。
これを受けて鹿児島県は11日、基礎疾患のある 1歳から小学校 3年生に対し11月20日から接種開始にするなどのスケジュール変更を行ないました。
感染者の多くが若年者であることを考えると歓迎すべきものです。
また、成人については基本的に 1回接種とすることが決まりました。

が、次のようなニュースもあります。
今月下旬に出荷予定だったワクチン量が計画を120万回分下回る450万回分になる見通しだというものです。

当院へのワクチン配分量は 4日の記事にも書いたように細かく定められているのですが、予定通りの数が入ってくる保証がまずなくなっています。
そこへ今回の子供への接種の前倒しがあった訳です。
恐らくは基礎疾患のある成人に対して割当てられた一部を子供に振り分けることになるのでしょう。
しかし、どのように配分すればいいのか今のところ県からは全く指示がありません。
それどころか「予約相談の受付は、基礎疾患のある子供は既に始まっている」という12日の新聞報道を見て仰天してしまいました。
予約相談が始まっていること自体、末端の我々は全く知りませんでしたし、確実に入手できるワクチン量や大人と子供の配分量の変更などが確定していないのに、どうやって予約をとることができるのでしょうか。
月に2回ワクチンが配られることになっていますが、実際に手に入った数をみてから予約を受け付けるのが最も混乱のないやり方ではないかと現在当院では検討中です。

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