野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して42年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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8月14日・15日はお盆休みをいただきます。ご了承下さい。



インフルエンザ

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11月 6日に厚生労働省が各都道府県に対して、子供への新型インフルエンザワクチン接種時期を早めるように要請を出しました。
これを受けて鹿児島県は11日、基礎疾患のある 1歳から小学校 3年生に対し11月20日から接種開始にするなどのスケジュール変更を行ないました。
感染者の多くが若年者であることを考えると歓迎すべきものです。
また、成人については基本的に 1回接種とすることが決まりました。

が、次のようなニュースもあります。
今月下旬に出荷予定だったワクチン量が計画を120万回分下回る450万回分になる見通しだというものです。

当院へのワクチン配分量は 4日の記事にも書いたように細かく定められているのですが、予定通りの数が入ってくる保証がまずなくなっています。
そこへ今回の子供への接種の前倒しがあった訳です。
恐らくは基礎疾患のある成人に対して割当てられた一部を子供に振り分けることになるのでしょう。
しかし、どのように配分すればいいのか今のところ県からは全く指示がありません。
それどころか「予約相談の受付は、基礎疾患のある子供は既に始まっている」という12日の新聞報道を見て仰天してしまいました。
予約相談が始まっていること自体、末端の我々は全く知りませんでしたし、確実に入手できるワクチン量や大人と子供の配分量の変更などが確定していないのに、どうやって予約をとることができるのでしょうか。
月に2回ワクチンが配られることになっていますが、実際に手に入った数をみてから予約を受け付けるのが最も混乱のないやり方ではないかと現在当院では検討中です。

今回は季節性インフルエンザワクチンについての告知です。
昨日10月23日をもちまして、当院で今シーズン接種可能な人数の予約数に達しましたので予約を一旦中断させていただきました。
今後、ワクチン接種の予約なしで当院に来院されてもご希望に沿うことができませんのでご了承下さい。

但し、予約数は例年実績の 8割を基にして算出したものです。( ワクチンが昨年の 8割しか作られないため )
これを上回ってワクチンを手に入れることができるような可能性もありますし、キャンセルが出た場合等は速やかにお知らせいたします。


2009102322151710427.gifさて、インフルエンザに罹ったかどうかは判定キットを用いて行なっています。
キットの種類にもよりますが、おおよそ15分で診断ができるというのがうたい文句になっています。
それで受診された方に結果をお伝えしているわけです。
しかし、何時間か後に陽性になる例もあると某先生から聞きましたので、当院では今週から陰性の判定だった人の検体もすぐに捨てずに一晩置くようにしております。
そうしましたところ、4時間後に陽性反応が出た例を認めました。
それも A型ではなく、B型。
これを正しい反応と見ていいのかどうかは分かりませんか、本当ならば新型インフルエンザ以外に季節性のインフルエンザも既にはやり始めていることになります。
基本的な予防法を徹底し、カゼにかからないようにご留意下さい。

2009092513594330781.gif大変お待たせしました。
季節性インフルエンザワクチンに関しての情報です。
来週には診療所に入荷が出来るメドが立ちました。
10月1日からの接種が可能となる予定ですので予約を開始させていただきます。

例年と違うのは、毎週少しずつしか入手できないという点にあります。
また、既にご存じかと思いますが、新型インフルエンザのワクチン生産のため、この季節性インフルエンザワクチンは例年の 8割しか作られません。
昨年の接種実績に応じてその 8割前後の人数分を確保できるものと思われます。

本年度は窓口での混雑が懸念されることもあって、受験生割引以外の割引は致しません。
その分若干ではありますが値段を下げさせていただきます。

以上、十分ご理解いただきたいと思います。


それにしても本日ようやくこのワクチンの正式な情報が入ったのですが、かなり早い時期から予約を受けていた医療機関も一部にあるようです。
入手できる以上に予約が入っていたらどうするんだろうと懸念されます。

なお、新型インフルエンザワクチンに関しては未だに情報はありませんのでご了承ください。

( 10月23日をもって季節性インフルエンザワクチンの予約は終了しております。10月24日追記 )

2009090622345127247.gif昨日は休日当番の担当でした。
時節柄、発熱で来院される方が多くいらっしゃいましたが、A型インフルエンザが陽性となったのは 5例。
いずれも普段の診療エリア外から来られた方々で、4例が10代でした。

さて、これまで新型インフルエンザワクチンに関して何件か問い合わせを受けています。
普段の季節性インフルエンザワクチンと異なり、国が一括して買い上げ、接種優先順位を付けるなど決定してから・・・という一般報道されている情報以外、我々も何も分からない状況です。
また、季節性インフルエンザワクチンも例年なら暑い時期に問屋さんが予約をとりに来て、当院では 9月から接種希望者を募り、10月上旬から接種を始めます。
しかし、今年はこちらのワクチンも予約すら出来ない状況です。
以上、ご理解いただきたく思います。
新しいことがわかり次第、お知らせ致します。
( これまでのワクチンに対する行政のお粗末さがこの事態にしっかり対応できない最大の原因だと思います。)

ですから当分の間、うがい・手洗い・マスクなど、感染予防の基本に徹していただくこと以外に手段がないと心得て下さい。

200908181403094463.gif某MRさんから、会社のホームページに新しいサイトを開設したので患者さん方にも紹介して欲しいと頼まれました。
2型糖尿病の方向けの運動療法を紹介したページです。
全体に字が小さいので読みづらいものの、一部の運動に関しては動画があってすぐに実践できますし、監修にはお世話になった先生の名前が連ねてあることもあってブログでも紹介することにしました。
当ブログの左側のカラムに「お役立ちサイト」という欄があります。
そこのトップに紹介しておきましたので、よろしければアクセスをどうぞ。
それ以外にも有益なサイトのリンクをいくつか張っていますので覗いてみてください。


200908181359534416.gifまた、先月に紹介しました新型インフルエンザのブログパーツについて。
このパーツを左側のカラムに貼り付けて 3週間も経たないうちに患者総数のカウントを厚生労働省は止めてしまったので、上段の数値は先月下旬より動いていません。
ただ、下の 2段の情報 (「官公庁による最新発表」「新型インフル関連最新情報」) は随時更新されています。
急速に広がり、とうとう日本でも死者が出た新型インフルエンザ。
こまめに情報をチェックし、日常生活に役立てることも大切です。
正しい情報を把握している人ほど感染回避の行動を実行している、とする報告もあります。( BMJ. 2009 Jul 2;339:b2651. doi: 10.1136/bmj.b2651 )
是非とも活用してください。

200907122257582364.gif当ブログの左側のカラムに新型インフルエンザの最新情報を知らせるブログパーツを貼り付けました。

新聞やテレビのニュースであまり報道されなくなりましたが、新型インフルエンザの勢いは衰えたとは言いがたい状況です。
知らない間に山形県を除く46都道府県で感染者が確認されているようです。
また、今までのインフルエンザとの違いや患者の解析など順次報告がなされています。
ウイルスが消化器系にも侵入するとか、肥満者は重症化しやすいとか、米国では通常のインフルエンザの5倍分のワクチンを用意するとか・・・。

冬季に再流行が予想されていますし、今回のブログパーツを活用してこまめに効率良く情報を仕入れておくことも大事なことだと思います。


  □関連記事  試してみて下さい
         告知板にご注目

flu_1.gif ◆ 診療所ライブラリー 39 ◆


「麻疹が流行する国で新型インフルエンザは防げるのか」。
このインパクトのあるタイトルの本を書いたのは、若くして私の出身校の教授となった人物。

この本が出版されたのは今年の3月で、新型 ( 豚 ) インフルエンザの世界的な蔓延が始まる前なのですが、日本における狂騒の坩堝を予見したような内容には驚かされます。

この騒動の中、日本で多くの人がマスク姿で街を歩く映像を世界の人たちは奇異の目で見ていました。
一方で、今月17日には、日本のエイズ感染者・発症者が過去最高を記録したことが発表されています。
先進国で増えているのは日本だけという事態は一向に改善されません。
新型インフルエンザに過剰なまでの反応を示すのに、エイズ、麻疹、結核などの疾患には無頓着。
どうしてでしょうか。

この本は、感染症分野での日本の医療の問題点を広範囲に扱ったもので、医療行政の無責任さや医療報道の質の低さなどもきっちり指摘してあります。
今回の新型インフルエンザ問題、厚生労働省の対応は適切だったでしょうか。
マスコミの報道の仕方は不安を増大させなかったでしょうか。
そして、皆さん一人一人はどう対応されたでしょうか。
新型インフルエンザに限らず、普段の予防接種などにも注意を払われているでしょうか。

この本を読んでいただいて、日本の感染症に対する医療環境の現状を理解していただくのはもちろん、今回の騒動を検証して今後起こるであろう様々な流行性の疾患に我々はどう対処していくべきかを学んでいただきたいと思います。


当院の診療所ライブラリですが、非常に好評で多くの方に利用していただいております。
ご利用方法については、左側のカラムの「当院の書籍の貸し出しについて」にまとめましたので覗いてみてください。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  →麻疹が流行する国で新型インフルエンザは防げるのか


□ 過去の関連記事
 ・インフルエンザに効く薬
 ・追加接種をお忘れなく


200905181744548443.gif新型インフルエンザがいよいよ身近な存在となってきました。
このインフルエンザにどのように対処していくべきかは、今後の状況に応じて変化していくものと思います。
今のところタミフル、リレンザが有効ですからパニックにならないことです。

さて、週刊誌などでインフルエンザにこれらの薬剤以外に漢方薬が有効であることが報じられました。
当診療所では、10代の患者にタミフルを使うなという通達以降はこの世代には麻黄湯を基本にした処方を行なっており、かなり有効である感触を得ています。

漢方薬以外にも注目すべきものがあります。
それはコレステロールを下げるスタチンと呼ばれる薬剤。
米国のおよそ7万6000人を対象にした研究で、スタチンを使用している人はインフルエンザ、肺炎、慢性閉塞性肺疾患での死亡率がかなり低いことが示されています。( Chest. 2007 Apr;131(4):1006-12 )
また、スタチンとカフェインの複合薬が鳥インフルエンザに有効であることも発表されています。( http://www.gclew.com/modules/press_release/index.php?page=article&storyid=77 )

インフルエンザだけでなくC型肝炎に対しても、既存の治療法にスタチンを加えることでウイルスの抑制効果が更に高まることがわかってきています。

細菌に効く抗生物質はアオカビから単離されたペニシリンが最初です。
スタチンもアオカビから見いだされた物質。
これがコレステロールを下げる作用だけでなく、ウイルスの増殖を抑える作用があるとしても不思議ではないと私は考えます。

El-Jem.gif実はGW中、海外旅行をさせていただきました。
例の新型インフルエンザの発生地域ではありませんし、体調を崩すことなく無事帰ってきました。
帰国の際には飛行機内で健康調査票が手渡されましたが、質問 3つにチェックを入れるだけの簡単なものでした。

豚インフルエンザをいつの間にか新型インフルエンザと言い換えているのは日本だけ。
英語ではずっと「swine flu」と言っており、海外では連日この言葉を目にしたり耳にしたりしました。
今後海外に行かれる方は覚えておきましょう。
医学用語では牛なら「bovine」、鳥なら「avian」、犬なら「canine」など、ちょっと馴染みの薄いラテン語を基にした単語が用いられます。

今回の水際作戦、いくつかの問題点があるもののある程度の効果は挙げていると思われます。
ただ、いつまで今の体制を続けるのか、あるいは維持できるのか、感染地域が広がったら更に強化するのかどうか。
またスペイン風邪を想定した現在の対策法も、感染症の重症度に応じたいくつかのパターンを持っておくべきなのかも知れません。

flu.gif
タミフルが効かない、などと騒がれていた A型インフルエンザの流行も先月始め頃まででした。

しかし今月に入り B型インフルエンザの患者さんが増えており、先週から目立ってきました。
武岡及び近辺の学校で学級閉鎖が行われているという情報がいくつか入ってきていますし、そうでない学校でも欠席者が増えているようです。

B型の場合は A型に比べると、薬を服用しても熱や咳が治まるのに少し時間がかかる傾向にあります。
ソメイヨシノもちらほらと咲き始め暖かくなってきましたが、手洗いやうがいなど基本的なことは怠らずに罹るリスクを最小限に抑えましょう。

3ae4b77a23f9767599d7e0f65dae66aa_3.png年が明けてインフルエンザが本格的に流行し始めてから、ワクチン接種を希望される方が例年いらっしゃいます。
それに対応できるよう、当院では毎年多めにワクチンを用意しておりますが、今年は残念ながら先週で底をついてしまいました。
ご了承下さい。

風邪にかからぬよう、基本的な予防措置は日ごろから心がけてください。

pqeuvein.gifさて、いよいよインフルエンザワクチンが入荷いたしました。

例年、流行しだしてから、あるいは寒くならないと予防接種に来られない方が多いものです。
今年も十分な量のワクチンを確保しておりますが、お早めに。



       □ 関連記事  早くも予約受付中インフルエンザワクチン 2回接種について予防接種後の入浴について


bsmevleq.gif10月に入りました。
まもなくインフルエンザワクチンが入荷する時期となります。

昨年は10月に関東や岡山などで流行が始まった影響もあり、ワクチン接種をされる方が例年以上に多くいらっしゃいました。
当院では今年も十分な量を確保しておりますが、流行の有無にかかわらず予防接種を受けて備えていただきたいと思います。
予約も受付中で、既に予約をされた方もいらっしゃいます。

今年も例年通り「受験生割引」「まとめて割引」を実施いたします。
割引を活用してご家族全員で受けていただきたいと思います。


         □ 関連記事  インフルエンザワクチン 2回接種について予防接種後の入浴について


0dobqbs5.gifノロウイルスによると考えられる嘔吐下痢症の患者さんもかなり減り、先月後半よりインフルエンザの患者さんもちらほらと散見されるようになったものの、比較的平穏な外来が続いています。

最低でも3日に一度は当ブログを更新するようにしているのですが、コンピュータ画面に向かっても何も浮かばず、ただ時間を浪費してしまうばかりということもままあります。
今回はまさにそれ。
そんな事態に備えて以前から用意しておいたネタが日の目を見る時がやって来ました。


● 胃潰瘍もう良いかい ? (イカイヨウモウヨイカイ)
● 右葉の膿瘍  (ウヨウノノウヨウ)
● 悪いイレウス数例いるわ (ワルイイレウススウレイイルワ)


お気付きかもしれませんが、回文となっておりますので右側のカタカナでご確認ください。
いずれも消化器疾患に絡んだ文章になっています。
最初の文は10年ほど前、ある雑誌に載っていたものです。
後の二つは私のオリジナル作品です。

肝臓は左葉より右葉の方が大きく、当然肝膿瘍 (肝臓にウミが溜まる疾患) も右葉にできやすいことになります。
イレウスとは腸閉塞のこと。
イレウスと一言で言っても、絶食にして輸液をしていれば改善するものから、手術を要するものまで様々です。

お粗末でした。


4iu4wjwj.gif予想していましたが、学校が冬休みに入ってからお子様を連れてインフルエンザの予防接種を受けに来られる方が増えています。

幸いなことに、無くなりかけていたワクチンを更に入手することが出来たため、何とか対応できております。
大人の接種量に換算して約50人分は用意できます。

念のため電話で在庫があるかどうか確認の上、年内に接種をお済ませ下さい。
また、2回目の接種をお考えの方も予約にてワクチンを確保してください。
以上、よろしくお願い申し上げます。

1月末になり鹿児島でもインフルエンザの流行期に入ったようです。
ワクチンの在庫がわずかばかりありますので、ご希望の方はお早めに。


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