野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して42年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
         ▶▶▶ アクセスMAP
         ▶▶▶ バス路線図

ジョギング

〖 今月のつぶやきから 98 〗


ランニング収集した医療情報の中から、一般の方にも興味を持ってもらえそうなものをツイッター上でつぶやいています。
今月のタイムラインは新型コロナウイルスの情報で溢れ返っていました。
情報収集の一手段として、ツイッターの有用性を改めて感じた一ヶ月でした。

月末にお届けしている「今月のつぶやきから」ですが、今月は、以下の9題をセレクトしてお届けします。

まず始めに、運動に関する情報を3つです。

① 地面からの程好い衝撃が、頭にとっては有益であるとする報告です。

② 音楽聴きながらジョギングする人もいますが、公園や専用道ならともかく、一般の道を走る時は交通安全に十分気をつけて下さい。

③ 痩せるのが目的なら、ウォーキングよりもジョギングを少しでも織り交ぜた方がいいと思います。


お次は、感染症に絡む報告を2つ。

④ ノロウイルス感染時の症状緩和に繋がるといいのですが。

⑤ ジェットドライヤー使用以前の問題として、手を洗わずに公衆トイレを出て行く人達。今回の新型コロナウイルスの問題もありますので手洗いの習慣はしっかり身に付けましょうね。


次は、個人的に気になる情報を4つ。

⑥ 既存の薬が全く異なる用途に使える報告、最近多いですけど、これには驚きでした。

⑦ 緑茶の消費が減っているといいますが、それがメタボ増加の要因の一つなのでしょうか。

⑧ 一夜にして白髪が増えたという知人がいますが、科学的にも解明されつつありますね。

⑨ 便の匂いで腸内の環境を知る手がかりを掴もうというプロジェクト、興味深いですね。

体操着鹿児島県内でも1学期のうちに運動会を開く小中学校が増えてきました。
しかし、当院近隣の学校や自治会の運動会は相変わらず9月末から10月に開催されます。
なので、今が練習の真っ盛りなのですが、今年は9月に入ってから蒸し暑い日々が続いているため、体調不良になる子が多いようです。

様々な熱中症対策がとられるようにはなってきましたけど、気になるのが体操着の着用法。
近隣の学校では、体操着のシャツの裾をパンツの内側に入れることが指導されているようなのですが・・。

昨年、群馬県の中学教諭がある実験結果を発表しました。
それは、体操着の裾を外に出すと、体表温度が4℃も低くなるというものです。
こちらでその概要を確認してみて下さい。 → 体操着、裾を出せば4℃涼しい! 理科教諭が実験、「シャツ入れ指導」に一石

暑い時期はシャツを外に出して、体温を上げないようにするのが賢明です。
身だしなみや校則にこだわるブラックな指導は、このご時世、やるべきではありません。

♦♦♦♦♦

実は、私も普段のジョギングで、シャツの出し入れによって体温調節をしています。

例えば、9月1日に行なった計28kmのジョギング。
天気は薄曇りで、走り始めた午前7時台の気温は25℃程でした。
私は20km以上走るときには必ずウエストポーチを装着します。
シャツの裾は外に出していてもポーチのベルトでおなかのあたりを締めているため、この時は背中の汗が尋常ではありませんでした。
休憩を入れた際に、ベルトを直接肌に着ける形にして、シャツはその外に出しました。
それからジョギングを再開したところ、袖から風がシャツの中に入ってきて、背中の熱がどんどん取れていくのを実感。
一時は汗冷えを感じるくらいまでなったのです。

昨年の神戸マラソンや今年の鹿児島マラソンの際も、裾の出し入れで体温調節をしました。
神戸マラソンでは、スタート時の気温は13℃でしたが、整列した場所はビルの陰になっていて少し震えがきました。
走り始めると、日差しが強くて汗だくに。
8km程走ったところで、シャツをポーチのベルトの外に出しました。
スタート地点が寒かった鹿児島マラソンでは、途中からシャツを出したものの、海岸沿いでは風が肌寒くなってきたので、再びベルトの内側にシャツを入れ、また暑さを感じてシャツを出す・・。
そんな繰返しでした。

♦♦♦♦♦

このように、気温に応じた衣類の調節って案外大事で、パフォーマンスの維持・向上に一役買いますので、皆さんも是非試してみて下さいね。

( なお、ポーチのベルトを直接肌に着用すると、擦れて火傷を負うことがありますが、ワセリンを塗っておくと防げます。)


 ● 薬の説明書のイラスト 312 ●


ジョギングするには過酷な季節になりました。
走るとしたら、日が沈んでからか、まだ陰の長い早朝です。
季節を問わず、日中走るときに欠かせないアイテムがサングラスです。
偏光サングラスは、建物のガラスや標識などによる光の反射を抑えてくれますし、紫外線をカットしてくれるのでとても助かります。

日本でサングラスといえば実用的なものというより、格好つけで着用しているものというイメージが強いようで、着用している人を毛嫌いすることもあるようです。
しかし、紫外線はお肌だけでなく、眼にも影響を与え、角膜の炎症や白内障、加齢黄斑変性症などの疾患の一因になるとされています。
長時間屋外にいるときは、眼の保護も大事なことなのです。

明日からの8月前半の薬の説明書のイラストは、サングラスです。


サングラス

私がジョギングをするのは、仕事が終わってからなので早くて19時くらいから。
この時期はだんだん日が延びてきて、走り始めのころはまだ周囲が明るいです。
走っているうちに夕闇に包まれてくるので、反射材の付いたシャツを着たり、腕にLEDライトを装着したりして身の安全は図っています。

昨日の午前中、鹿児島市内は久しぶりに桜島の火山灰が多めに降りましたが、灰はジョギング時の難敵の一つでもあります。
一番厄介なのは車が巻き上げる灰なのですが、昨日は日中の風が強くてかなり吹き飛ばしてきれいにしてくれたようで、あまり影響はありませんでした。

カレー夕食時の住宅街の中を1時間前後走っていると、必ずと言っていいほどカレーの匂いに遭遇します。
嗅覚はあまり鋭敏な方ではないのですが、今日はどこでどんな匂いがするのかを期待しながら走っています。

また、家を解体して更地になっている所が増えています。
我が武岡団地も造成されて40年以上が経過しているので、そういうサイクルに入っているのだと思います。
ただ、更地のまま放置しているケースはほとんどなく、大概すぐに新しい家が建ちます。
夜間ではあるものの、家が少しずつ組み立ち、街の風景が変化していく様子もジョギングの時の楽しみの一つです。

カエルそして、この時期らしいのはカエルの鳴き声です。
調整池などを中心にコーラスがとても心地よく聞こえます。
案外、山の斜面にも生息しているようで、調整池のものとは違った美しい声を耳にすることがあります。

夜のジョギングでも、楽しみは案外あるものですよ。


第四回鹿児島マラソンが1週間後に迫りました。
これまでの三回、全く天候に恵まれない大会でしたが、今回も週間予報では曇一時雨、しかも気温が20℃/13℃となっています。
雨と高温多湿対策を必要としそうです。


今日は、曇で降水確率20%の予報だったのに、昼前から雨が降り出しました。
折角なので、本番を想定して小雨の中を走ってみました。
そして、初めて試したものが2つありました。

一つは防水機能を持つ靴下。
以前から用意はしてあったのですが、分厚いのを嫌って使用経験がありませんでした。
80分程の雨の中でのジョギングで、シューズはずぶ濡れになったにもかかわらず、靴下は指先の部分が若干濡れた程度でした。
予想外だったのが、足が楽だったこと。
手持ちの練習用シューズの中で靴底が一番薄いものを履いていたのですが、いつもの地面からの衝撃が緩和され、走り終わった後の疲労感がまるで違うのです。
靴底やソックスの厚さは、今後考え直さなきゃいけないなと思いました。

Dz6oARcUcAAL-WK.jpg-largeもう一つは「スゴ飯」です。
これは、あくまきと言って鹿児島独特のちまきを用いたエナジージェル。
テレビでチラッと見た時に、阿久根の薩摩揚げ店のご主人が自分用に開発してみたと言っていたように記憶してます。
今回、鹿児島マラソンに私が出場すると知った方がいくつか差し入れてくれたのですが、今日走り終わった後に飲んでみました。
これ、正しくあくまきです。
あくまきを粥状にしてあり、もち米の感触が若干残っています。
きな粉ではなくざらめと黒糖で味付けがなされており、その甘さがしつこくなくて非常に好感が持てました。
私が普段のマラソンでウエストポーチに入れているジェルは180~200kcalなのですが、この「スゴ飯」は276kcalもあります
体重60kgの人が1km走ると60kcal消費しますから、4.6km分のパワーを補給できる計算になります。
今度の鹿児島マラソンはこの「スゴ飯」を携えて走ることにしました。
若干水分が少なめなので、給水ポイントの手前で服用するようにしたいと思います。

ちなみに、「スゴ飯」は、2018年のかごしまの新特産品コンクールで奨励賞を受賞しており、鹿児島県産業会館の「鹿児島ブランド」ショップで買うことが出来ます。
マラソン前のナンバーカード引換えの後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
また、院外薬局の「さくらホスメディカル」でも扱っているようです。

夜間のジョギングジョギングを始めて4年近くが経ちます。
普段は仕事が終わってから、夜間に地元武岡を走ることがほとんど。
夜にもかかわらず、患者さんを含めご近所の方々に走っている姿を数多く目撃されてしまっています。
今日も外来で患者さんの一人に、鹿児島マラソン頑張って、と声をかけていただきました。

寒いとどうしても外に出たくなくなりますが、その鹿児島マラソンに向けて一番負荷をかけていかなくてはならない時期。
意を決して玄関から飛び出していきます。
昨日は10km程走りましたが、その距離を稼ぐために路地をあちこち巡ります。
後で数えてみたところ、10kmの間に110ヶ所以上も角を曲がっていました。

先日、鹿児島県警から練習に励むランナー向けに、交通ルール遵守や夜間は反射材などの活用を促す注意喚起がありました。
私の方で注意していても、自転車が無灯火で歩道を走っていたり、犬を散歩させながらスマホをいじっていたりする方に時々出くわし、小さな路地の角でドキッとする場面があります。

また、交通量の少ない時にハイビームで走る車が徐々に増えているのですが、歩行者は目がくらんでしまいます。
私は一度バス停の標識柱にぶつかりそうになったことがあります。

夜間にジョギングする人もウォーキングする人も犬の散歩をする人も、怪我のないように楽しみたいものです。

 ◆ 診療所ライブラリー 147 ◆


汗はすごい梅雨のまっただ中、湿度が高くて少し動くと汗ばんできます。
鬱陶しい時期が過ぎると、これまた日本独特の蒸し暑い夏が待っていて、汗をびっしょりかく機会が格段に増えてきます。

人類が独自に発達させてきた汗について細かく解説している「汗はすごい - 体温、ストレス、生体バランス戦略」。
汗という生理現象一つで、こんなに分厚い内容の本が書けるなんて驚きです。
専門的な用語が多くて、一般の方には若干わかりづらい部分もあるかも知れませんが、個人的には非常に興味を持って最後まで読み進めることができました。

発汗というメカニズムは体温調節に重要な役割を果たしていますが、その汗の機能の視点から熱中症についても詳しく書かれています。
小児や思春期までの時期は、汗の機能 ( 後述 ) が十分に発達しておらず、暑い環境の中で汗による熱放散の機能が低いんだそうです。
また高齢者、特に70歳以上では汗腺の数が減ってくるため、暑熱順化が成立しにくいんだとか。
暑熱順化とは、人体に繰返し暑熱負荷がかかると暑さに対する反応が強化されて熱放散能が強化されることを言います。
暑熱順化で大きく向上するのは汗の機能。
汗の発現が早くなり、発汗速度も上がり、最大発汗量も増えることを汗の機能の向上と言います。
しかし、空調の発達した現代ではなかなか暑熱順化が起きにくい環境にあります。
熱中症の時期にしっかり体温調節ができるよう、梅雨の時期に1日少なくとも2~3時間は外で汗をかくかとが大事のようです。
暑熱順化の成立しにくい思春期までの若年者や高齢の方は、熱中症の予防として水分補給を始めとするさまざまな対策は必須だと思います。
なお、エマルジョン入りの発泡入浴剤は暑熱順化の成立に対しての補助的役割が期待できそうです。
活用してみたいですね。

私は、3年ほど前からジョギングを始めましたが、夏の暑さにへこたれなくなってきました。
この時期にジョギングすると大量の汗をかきますが、それが日本の夏への適応になっているのでしょうね。
皆さんも、今の時期に汗をかくのを疎まずに暑い季節に備えてみましょう。


当院では、医療や介護、健康に関する書籍を取り揃え、貸し出しも行なっています。
是非ご活用下さい。( → 当院の書籍の貸出しについて )

↑このページのトップヘ