野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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ビタミンD

ミノムシ〖 今月のつぶやきから 84 〗


2018年もあとわずかとなりました。
今年中にやらなければならないことが山積みでとても慌ただしく過ごしていますが、皆様方はいかがでしょうか。

今年も twitter 上で様々な医療情報をつぶやいてきました。
この1ヶ月のつぶやきについて振り返り、10の話題をピックアップしてみました。


まずは、動物や昆虫に絡んだ話題を6つ。

① 私のツイートの日本語がちょっとおかしくなっていますね。
シロアリの腸内細菌が、シロアリの食べた木片からキシリトールの材料となる物質を作るという発見です。

② 米国東部でマダニが発見されたようですが、日本でセアカゴケグモやヒアリが確認された以上に厄介なのではないかと思います。

③ クモの糸の研究は有名ですが、ミノムシの糸って案外盲点だったようです。

④ ハエの研究段階ですが、腸内細菌が宿主の行動をも制御している可能性がありそうですね。

⑤ 最近注目を集めているマイクロプラスチックですが、どこまで海洋生物の生命を脅かしているかは不明です。
それより中国によるウミガメの密漁は許せませんよね。

⑥ カエルの鳴き声が人の生活圏の影響で異なっているという研究。
そう言えば、ハブの攻撃性は奄美大島より徳之島の方が強いという話もありますよね。


次は、早生まれのハンディキャップについての話題を2つ。
日本でも例えば、プロ野球選手やJリーガーは4月生まれが多く、1~3月生まれは少ないというデータがありますよね。

⑦ 米国からの報告ですが、ADHD ( 注意欠陥・多動性障害 ) が早生まれで過剰診断されている可能性が示唆されました。

⑧ これは英国からの報告ですが、早生まれで近視が多いというデータです。


最後はビタミンDに絡む話題を2つです。

⑨ ビタミンD濃度が高いと持久力が高い傾向にあるという話。
ビタミンDを摂取したくなるでしょうが、吸収の問題とか日光浴の時間なども絡んでくるでしょうし、最後のマグネシウムについての話題も見逃せませんし。

⑩ マグネシウムの意外な作用の発見です。

なっつ〖 今月のつぶやきから 71 〗


今月は寒い日が続きましたね。
今週に入ってやや穏やかな天候が続いており、今日の最高気温は20℃を超える予想が出ています。
気候の変動についていけずに風邪をひかれる方が多いので、体調管理には十分気をつけてください。

さて、ツイッターでお届けした情報の中からいくつかピックアップしてお届けしている月末恒例の「今月のつぶやきから」ですが、今回は11題を3つのテーマに分けて振り返ります。

最初は、ますます便利になる医療機器について3題。

① 耳の軟骨部に振動を与えるという新しいタイプの補聴器です。

てんかんの予測が出来るシャツ、なかなか面白い発想ですね。

③ 痛くないデバイスは歓迎です。


次は、食べ物に関するものを5題。

④ いくら肥満対策とはいえ、マッシュルームばかり食べ続けるのも苦痛でしょうね。

⑤ 女性にはメリットが多いイソフラボンは、男性には前立腺がんのリスクなのですか。

全粒穀物腸内細菌に働き掛けそうな気もするのですが、別の機序もあるのですね。

ナッツ類ピーナッツにはいろんな効果がありますね。

⑧ 今回の報告に限らず、フルーツはジュースにしないでそのまま食べること。


最後は、個人的に気になる情報を3題。 

ビタミンDには本当にいろんな作用がありますが、熱傷にも。

⑩ 予防接種は午前中に打つと効果的という報告がありますが、体内時計をうまく活用した疾患治療が必要になってくるかも。

⑪ 口腔内の細菌由来の物質が血管にも影響するんですね。

こうないえん〖 今月のつぶやきから 70 〗


今月は二週続けて、しかも週末に台風が鹿児島に接近しました。
至る所にいろんな影響が出ましたが、皆様におかれましては大きな支障はなかったでしょうか。

さて、月末にお届けしている「今月のつぶやきから」ですが、今回は2つのテーマに絞ってまとめてみました。

まずは、意外な傾向・意外な関連。

① カルシウムの代謝に必要なビタミンDを活性化するのに紫外線が必要なので、高緯度地域では不利とされているのですが。

② 腸内細菌と血圧の関係に新たな知見です。

③ 便秘と腎機能、関連付けに気づきにくいところですね。

④ 皮膚が高血圧にからんでいるというのも気づきにくい視点です。


次は、薬に関わる情報、あれこれ。

⑤ ピオグリタゾン、捨てがたい薬です。

⑥ 第3世代経口セフェム、必要ないです。

⑦ 風邪の症状に対して効果があると認められているのは去痰薬くらいなもの。

⑧ ケナログ、さようなら。これも必要ないです。

⑨ 諸外国に比べて、日本の向精神薬の使い方は尋常ならざる点がありますからね。

指しゃぶり〖 今月のつぶやきから 56 〗


毎日のように数多くの医療情報が発信されますが、その中で私のアンテナでキャッチできたものの中から興味あるものを twitter 上でつぶやいています。
その中からさらにピックアップして月末にまとめているシリーズです。

まずは、認知症に関しての2題です。

抗認知症薬は価格が高い割にそれほど多くの期待はできません。
ビタミンDやハーブなど安価な手段で予防や対応できるようになるといいですけど、どうなりますか。


次に薬に関する話題を4つ。

ニザチジンという酸分泌抑制薬は非常に面白い作用も持っています。
デパスは軽い薬だと医師も患者も勘違いしてますよね。




最後は消化管とインスリン抵抗性について。
消化管を健全に保つことも糖尿病予防には大事なようです。
ピロリ菌の除菌が糖尿病治療にプラスに働くというのは興味ある報告です。


立ちくらみ〖 今月のつぶやきから 10 〗


今月は学会に参加したり体調崩したりでいつもよりつぶやきが少なめ。
学会にはパソコンを持っていかずスマホを代用しましたが、 慣れていないのでツイートするのは大変な作業でした。

今月リツイートされたものは、食や薬に関するものが多かったですね。
いくつかおさらいです。
最後の起立性調節障害ですが、診断基準に書かれていることが成人の愁訴を解き明かすのにも便利なこともあります。







〖 医療情報 Pick Up おさらい 32 〗


一般の方が興味を持っていただけそうな話題を「医療情報 Pick Up」としてブログの左側のカラムのお知らせ欄で不定期に更新していますが、今月お届けした情報は以下の 3点でした。

・歯磨きの回数が/少ないと/心疾患リスク上昇 ( BMJ 2010; 340: c2451 )

・紅茶の愛飲者は/飲まない人に比べ/認知機能の低下を/きたしにくい ( at International Conference on Alzheimer's Disease )

・カルシウムサプリの/摂取で/心筋梗塞のリスク/増大 ( BMJ 2010; 341: c3691 )


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2010083010440329595.gif三番目の話題について。
ほぼ同様の報告があることは、第1回の「医療情報Pick Up」でも取り上げていましたね。
サプリメントに含まれるカルシウムはほとんどが無機カルシウム ( 主に炭酸カルシウム ) でほとんど吸収されないと考えられています。
成分表に何mg含有と書いてあっても意味がないばかりか、逆に疾患のリスクを上げているのであれば本末転倒。
カルシウムの吸収を手助けするビタミンDの有用性は最近いくつか示されており、先月の「医療情報Pick Up」でも取り上げているのですが、本当に必要なサプリメントって一体どれほどあるのでしょうか。
普段から勉強していると、飲んでいても損はないだろうと思われるのはわずか 2種類だけなんですけどね。
この点についてはいずれお話できる機会があればいいなと考えています。



         □ 関連記事  医療情報Pick Up  31

〖 医療情報 Pick Up おさらい 31 〗


ブログの左側のカラムのお知らせ欄でニュース速報風にお届けしています「医療情報 Pick Up」。
今月お届けした情報は以下の 3点でした。

・ 高齢者において/ビタミンD不足で/メタボリック症候群/リスク上昇 ( at The Endocrine Society's 92nd Annual Meeting )
・ 思春期の女性で/睡眠時間が短いと/コレステロール上昇の/危険因子に ( Sleep 2010; 33: 956-961 )
・ ブロッコリーの芽に/含まれる/スルフォラファンに/乳癌幹細胞抑制効果 ( Clin Cancer Res. 2010; 16: 2580-2590 )


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2010073011274316163.gifつい先日、介護施設入所の高齢女性の8割はビタミンD不足であるという報道がありました。
ビタミンDとカルシウムとの併用で2型糖尿病のリスクが低くなるという厚生労働省の発表も以前ありましたね。( → こちら )
ブロッコリーに関しては以前にもネタを取り上げています。
いろいろな癌に対してのデータが出ているようで、今回はさらに乳癌に関しての研究成果が発表されたわけです。

食べ物によって人生が左右されるようです。
皆様の今日の食卓には何が並んでいるでしょうか。



         □ 関連記事  医療情報Pick Up  30

kjxkysko.gif ◆ 診療所ライブラリー 27 ◆


雨が続いていても油断のできない紫外線の多い時期になってきました。
そこで今回紹介するのがこの本。
著者はこの分野の専門家で、私が学生時代に講義を受けた先生でもあります。

講義で印象に残っているのは、中学生になったらもう日焼けなんかするもんじゃないと言っていたこと。
日焼けは健康美とされ日焼けサロンも普及し始めた頃で、鹿児島出身ながらやや色白なことにちょっぴり引け目を感じていた私にはなぜか心強いお言葉でした。
そんな先生の本ですから、親の責任で子どもを紫外線の害から守って皮膚の光老化を早めないようにすることも強調されています。
先生の研究には、秋田と鹿児島の人を比較し、鹿児島の人にシミが多い事を証明したものもあります。
鹿児島の夏の日差しは確かに肌に痛いです。

実は、紫外線は体に悪影響を及ぼすだけの存在ではありません。
ビタミンDが活性化するのに紫外線が必要で、濃度が低いと骨粗鬆症につながる可能性がありますが、最近は心血管系の疾患との関連性を示すデータも次々に出てきています。
肌の色や住んでいる緯度、季節等の因子でビタミンDの濃度も変化するようです。
ですから、夏季に低緯度地域に旅行するのと冬季に高緯度地域に行く場合とか、色白の人と地黒の人の場合とか、状況に応じて紫外線への対応を細かく変化させる必要もあるのでしょう。

何はともあれ読みやすい本ですので、当院のライブラリで一度手にしてみてください。


( ライブラリ充実のために .. ご協力いただければありがたいです )  → 紫外線Q&A―お日さまと仲良くつき合う方法 (CMC books)

cjmx5trk.gif 〖 医療情報 Pick Up おさらい 1 〗


昨年11月より、画面左のカラムにあるブログパーツにて「医療情報 Pick Up」をお届けしています。
前回以降、およそ 1か月の間に新たに紹介しました情報をまとめておきます。
今後も紹介した情報がある程度たまってきたら、ブログの記事としてまとめていきたいと思います。

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・小児期の高BMIが/成人期虚血性心疾患の/リスクを増加/デンマーク人を解析 (N Engl J Med 07/12/6)

・緑茶紅茶の愛飲家は/非愛飲家より/骨密度が高い/豪の高齢女性で (Am J Clin Nutrition 07/10/8)

・ビタミンDの欠乏で/心血管疾患リスク上昇/活性型ビタミンD3が/レニン・アンギオテンシン系に関与か (Circulation 08/1/7)

・閉経前後の/女性のストレスは/ウオーキングで/軽減できる可能性あり (Med Sci Sports Exerc 07/12/4)

・健康な閉経後女性の/カルシウムサプリメント使用で/心筋梗塞のリスク上昇 (BMJ 08/1/15)


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